ビタミン12は
葉酸と共に 造血ビタミン とも呼ばれ
ヘモグロビン、赤血球の合成に関与し
悪性貧血を防ぐはたらきがあります。
また、タンパク質の代謝や
核酸の合成・修復に関与します。
ビタミンB12が、消化管壁から吸収されるためには
胃壁から分泌される タンパク質 が必要であるため
胃を切除した人、
萎縮性胃炎である場合などは
悪性貧血に陥りやすくなるとされています。
また高齢者においては
加齢による胃酸分泌量の低下や
ビタミンB12体内貯蔵量の減少などにより
神経障害や脳のはたらきへの影響など
注意が必要です。
ビタミンB12が不足すると起こりやすくなる症状：
・神経系、末しょう神経の障害
・記憶力・集中力の低下、認知機能障害
・手足のしびれ、痛覚・温度感覚の消失
・悪性貧血
・胎児や乳幼児の成長不良
・食欲不振
・便秘、下痢
など
■ビタミン12を多く含む食品：
ビタミンB12は、レバーや魚介類、海藻類 などに多く含まれています。
牛レバー、鶏レバー、しじみ、あさり、はまぐり、牡蠣、いくら など
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