フィリピン珈琲事情⑤ | handa pandaの珈琲探訪

handa pandaの珈琲探訪

日本人が作ったブラジル珈琲カルモシモサカを輸入、上海初の店頭焙煎珈琲店、珈露夢を立ち上げ、上海繁田珈琲焙煎倶楽部をつくり
さらに日本独自の文化ネルドリップ珈琲普及のために社団法人日本ネルドリップ珈琲普及協会を2016年8月に設立しました

村で一番の家に泊めてもらうことになったのだが

この家はいろいろ案内してくれたTの大工さんをしている義理の兄の家。





コンクリートの土台、それぞれ分かれた部屋

他の高床式の家に比べ非常に快適






しかし電話の通信レベルは低く。

インターネットも電話もつながらない

ここでインターネット、電話、お酒のない

生活を3日間することになるのだが

食事はおいしいし農民めぐりの山歩きは健康的な生活で苦にならない

きれいに晴れていた景色が瞬く間に霧に包まれ、また晴れる。

山と山の間に霧が生まれ、雲が流れる。

実はこの山は父親の山と母親の山とよばれ

この霧や雲は子供みたいなものみたいだ

家の前にある「スウィート珈琲」にご対面

今まで見たことのない枝ぶりだ45度の角度で上に枝が伸びる











上へ上へ木は伸びるので自然と木は高くなる


45度の角度」がすべて「スウィート珈琲」

というのもちょっと違うような気がするが

あきらかに今まで見たことないような珈琲の木

粒が小さく、おそらく収量も少ない

(豆の数は多いようだがチェリーから豆になる率は8.5%)

木は上、上と伸びる最後はエチオピアのジェルヅルツールで

みたようなラダー(はしご)を使ったり、子供に上らせたり、

木を引っ張って収穫している

朝食後昨日行ったダトッーペぺの家に20分ぐらい歩いて行く。

「カチモール」を中心栽培しているが

「スウィート珈琲」の苗を作っているすべて自然栽培


たしかに苗は虫食いが目立ち、

若干のさび病もある

彼らは自然栽培ですべての

農業を行っている。

家の裏手に広がる珈琲園を見せてもらった。

ペぺの親戚もみなさんもZさんとTさんも

珈琲つくりに取り組む姿勢はすばらしい