上海でやっと本格的なコーヒーの焙煎ができる。その1 | handa pandaの珈琲探訪

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日本人が作ったブラジル珈琲カルモシモサカを輸入、上海初の店頭焙煎珈琲店、珈露夢を立ち上げ、上海繁田珈琲焙煎倶楽部をつくり
さらに日本独自の文化ネルドリップ珈琲普及のために社団法人日本ネルドリップ珈琲普及協会を2016年8月に設立しました

やっと上海で本格的なコーヒーの焙煎ができる長い道のりだとつくづく感じます。日本であれば自家焙煎など2週間もあればできます。日本には現在自家焙煎をしている人はプロ、アマ、半プロなど含めると10000人以上いるでしょう。簡単な焙煎機とパソコンさえあれば明日からでもネット通販もできます。ところが中国では難しい。おいしい珈琲の条件は1.いい原料を使うこと、2.焙煎してから時間がたっていないこと、3.飲む人がその焙煎度合いにあっていること これで80%おいしい珈琲はできます。そのなかでいい原料が中国にはありません。作っている人、焙煎している人、販売している人、飲んでいる人すべておいしい珈琲にであっていない。このため良質な原料がない。いいかわるいかは別だけど本物もすくない。こちらの喫茶店ではかならず藍山珈琲(ブルーマウンテン)がある。でも本物を置いてるところは全体の10%に満たないのではないか。とくに今年はハリケーンがジャマイカを襲い、日本でもブルーマウンテンを手に入れるのは難しい。中国にはごくわずかしか入らない。(我々のところは本物ですよ)こんな上海にこのたび焙煎工場および倉庫が完成しました。日本から最高級な珈琲生豆を入れました。輸入のコストは高いけれどなるべく販売価格には転嫁しないで上海の皆様に安くておいしい珈琲を飲んでもらおうと日本の自家焙煎店でもできない品揃え(まだ中国では早いと思う)を実現しました。おそらくこれだけの豆をもっているのは日本を含めて上海カルモだけでしょう。農園指定、地域限定、などなど珍しい国名だけでもエクアドル、コスタリカ、エルサルバドル、ニカラグア、パナマ、イエメン、マラウイ、ルワンダ、ウガンダ、ジンバブエ、などがあります。宝の持ち腐れにならないよう皆様に紹介していきますのでよろしく!