みなさまごきげんよう
ちょっと『おつち』の子供の頃の
話をしたいと思うんですが
私は子供のころ
とにかくじっとできず落ち着きない
動き回っていた子供だったんですが
『こだわり』というか
好きなものをじっと見ていたい
という衝動がありまして
あるものを見ていると
落ち着きない私が大人しくなり
止まっていました
こだわりのあるもの
昭和の話なので今では
全く見掛けた記憶が
ありませんがそれは...
街灯
コールタールを塗った
丸太の木の上に
少し飛び出すように
まあるい笠があって
その内側は白く
裸電球が輝いていました
私はなぜかその木でできた電柱の
電球を見てることが多くなりました
自分でなぜそれが良いと
思ったのかわかりませんが
大人になり気がつけば
電球を40個ほど持っている
『あやいおじさん』
になってしまいました
他にも、蟻の巣、時計、換気扇に
『こだわり』がありいったい『おつち』は
何に集中していたんだろうか...