珈琲サロン フュージョン #2 | 時代の片隅で...

時代の片隅で...

70年代や80年代のレトロなものが好きです。
日々思うことを書いていきたいと思います。








みなさまごきげんよう
いかがお過ごしでしょうか
『おつち』です

少しの時間ゆっくり
としていきませんか?



強い風が白い雪とともに

吹きつける1月です

『北風と太陽』の童話なら

あなたはきっと太陽でしょう








このごろあの懐かしい季節が


私の見ている景色に重なります


人間て無い物ねだりなんですね



半袖の季節まではまだ遠いのです



『じゃあまたね』と手を上げたあと


あなたの姿は遠い日の童話のように


色褪せてしまいました


手に取ったコートの色が


鮮やかに感じられるのは



ときめきがまだ


残っているのでしょうか




心が見る景色を変えてしまうと

あなたが言いましたね


薄暗いライトの喫茶店

窓ガラスから見える

雪の積もった木がとっても重そう

これもきっと私の心が

そう見せてるんですね



 




少しだけ薄暗いソファーで


深く腰を下ろし


手にしたカップが軽くなると


『また、どうぞ』


という声が聞こえた気がします




ごゆっくりしていただき


ありがとう

ございました


それではまたお会いしましょう