みなさんごきげんよう。
先月の中旬位に
ふと通り掛かったのが
きっかけでした。
もう、誰も住んでいないどころか
もしかしたら壊すのではないだろうか?
と、思ったのが
電気メーターをいじっている
作業着の方々がいたからだ。
高田マンション
そこは今でも
私の夢に出てくる場所である。
時は昭和58年
私の一家は小さな町から
ここに引っ越してきたのだ。
隣に理容室があり
よく頭を刈ってもらっていた。
ここを離れてもう
30年以上経つのだが...
その後一度も訪れることはなかった。
この日までは...
令和3年8月某日...
私はこの場所に立っていた。
作業をしている管理の方がいたので
声を掛けてみると
快く撮影を許可してくださった。
『思い出あるんだねぇ。』
『好きなだけ撮っていいよ』
私は思い出と言えるほど
楽しいと思える思い出は
実はなかった。