みなさんごきげんよう
『おつち』です。
今日紹介するのは
原田芳雄です。
私が芝居を勉強する
手本になったのは
松田優作でした。
優作が兄貴と呼んだ男
原田芳雄は懐深く
違った意味で
恐ろしい雰囲気を持つ俳優でした。
今の世の中
真面目であることが当たり前で
ともすれば少しのズレで
関わってはいけないレッテルを
貼られてしまい
孤独になってしまう。
だけどそんな真面目さなんか
あんたどうでも
いいんだよ!
そのひとことで救われるような
カリスマが原田芳雄には
あります。
B級パラダイス
(1982)
原田芳雄
カッコいいヤツ
だけが
男じゃない
あのね、あたしゃ思うんだが
男に条件出してる女なんざ
相手にしちゃダメよ。
そしてそんな女相手に努力している
男はもっとダメだ。
男を磨いてれば
ボロ来ててもちゃんと
いい女が見抜いてくれるから
心配いらない。
なぜかって?
原田芳雄を見ていりゃわかるよ。

