「現場力世界一」の組織とは。 | もっと楽しく。

もっと楽しく。

元ラガーマンの小林勝宗です。


「新幹線お掃除の天使たち」

小林、証券会社辞めたってよ-テッセイ

この本はJR東日本のグループ会社である”テッセイ”ことJR東日本テクノハートTESSEI
(本に取り上げられている時の旧姓は鉄道整備株式会社)について書いてあります。

テッセイの仕事とは新幹線が終着駅に到着してから出発するまでの
わずかな時間に行われる清掃作業です。

小林、証券会社辞めたってよ-テッセイ2

その所作があまりにも無駄がなくテキパキとしており、
また、新幹線が到着・出発する際にまっすぐ1列に整列し、
一礼をする姿が日本の礼儀作法の象徴のようであり、
それらが日本のビジネス界を越えて世界から高く評価されています。

そのため、カリフォルニア州知事であるアーノルドシュワルツェネッガーが視察に来たり、
海外のスタンフォード大学の生徒やフランスのエセック大学の学生も
わざわざ研修を受けに来たりしています。


以下にはこの本を呼んでの考察を記します。



1.どこにいても何をしても一生懸命は素晴らしい

たかが掃除されど掃除です。
一般的に見れば、テッセイは親会社ありきの子会社、
下請けの会社にあたります。

しかし社員は自分の仕事に誇りを持ち、
意義を見出すことで
社員がイキイキとし、
ビジネス界で注目されるまでの組織となりました。

掃除を侮ってはいけませんが、
何をやるにも一生懸命やれば輝けるということに気づきました。



2.細かなアイディアを仕組みにしてより快適に

「大きなバケツを持って歩くのは、見栄えが良くない」
   ↓
バケツを廃止
   ↓
清掃用具用バッグに入る小型の水入れでバケツを代用


「車内のお客様の忘れ物をバッグの中に入れたままで、忘れてしまうことがある」
   ↓
忘れ物収納ケースに鈴をつける
   ↓
忘れ物がケースに入ったら鈴を外に垂らして気づくようにする



小さな問題点を解消するためにアイディアを出し、
アイディアを形にし、工夫して解決することは
今の自分の生活にも役立てられます。

小さなことからどんどん改善していきます。



3.どういった組織を目指すか

テッセイは最初の頃は一般的な清掃業者でしかなかったようです。
しかし”トータルサービスを提供する会社”ということをターゲットに改革を進め、
現在の素晴らしい組織にまで変化しました。

今一度自分の会社の理念やビジョンを見直し、
自分があるべき姿にもっと変化していきたいと思いました



まとめ

テッセイは普通の会社であるそうですが
”キラキラ輝く普通の会社”だそうです。

自分も会社の創業のメンバーに入れてもらえた人間として
会社のために自分を変革していき、
テッセイのようなキラキラ輝く素晴らしき従業員になっていきたいと思いました。

ビジョンはおっきく!

小林、証券会社辞めたってよ-テッセイ1







読んでいただきましてありがとうございます。
質問やメッセージなどありましたらお気軽にどうぞ。

Facebook→小林勝宗

Twitter→@crls1031