外猫との出会い1 | オソトヤウチノネコ★猫達との日々

オソトヤウチノネコ★猫達との日々

猫飼い10年にして、近所の外猫の色々なコトに気づいてしまいました。
2013年10月より行動し始め、そのうち己も餌やりさんになってしまいました。
半年経って、記録をつけようと思い、こちらに。

★私が外猫のお世話をするまでのお話

去年、2013年9月ごろ、気になりだした親子猫。

 

人のせいにするわけではないけれど、

 

人間にご飯をもらっている姿を見てしまい・・

 

そして、招き猫姿は可愛いけれど、
実際の所はご飯を(持ってきてくれる人を)待っていると思えば、切なくもあり。

 

 

その間、親子でジャレたり寄り添う姿は何ともいえない光景。

 

あーあ。手を出さないし、見ないようにしていた野良猫。

あーあ。気付いてしまった・・・。


2匹が招き猫のように待ってる所は私が毎日通る道にあるお店で、
どうしたって目についてしまいます。

 

そんなに年をとってない若い母猫が
子猫をいたわる様子は、見ているだけで癒されました。

 

 

そのうちにこの2匹にずいぶん懐かれている学生風の女の子をみかけました。
餌やりは一人している様子・・・。若いのに偉いなっ・・・~。
 ※(~_~) あとで・・ちょっと「どうなの?」という関係になるんですけど

 

思わず、ご飯、いつもあげてるの?と話しかけてました。

 

様子を見ていると、パウチや缶詰を、
女の子は割り箸で分け与えている様子。
猫達も、箸からすごくきれいに食べるんです。
お見事!

 

 

ただ、この70gだか80gのパウチ1パックのみなのかな???
これでは1匹あたりの量が、少ないなぁーと思いつつさらにすぐ浮かんだ疑問・・・

出来る時だけあげているのか?
ご飯の時間が決まってないのか?
他にこの地域に餌やり仲間がいるのか?

仲間というか、
母子猫が待ってる場所が目立つ場所なので、
通りすがりの方が買い物袋から
猫が食べれそうなものを与える人も何人か見かけもしました。
仲間というか、
母子猫が待ってる場所が目立つ場所なので、
通りすがりの方が買い物袋から
猫が食べれそうなものを与える人も何人か見かけもしました。


疑問は次々わくけれど、
私は、見かけただけ。
私も餌やりするわけでもないし・・色々聞けず、その場は別れました。

 

 

 

しかし、毎日招き猫の親子2匹みて、帰宅。
それが数週間続いた頃、
昨年(2013年)の晩夏・秋は、竜巻警報やゲリラ雨、異常気象が多かったので、
私の帰宅時間に、2匹を横目に帰宅してもついつい気になり、
その予報のある日だけご飯をあげるようになってしまいました。

 

割り箸の女の子は、もっと遅い時間に帰宅してるようで、

その後1~2回見かけたのを最後にしばらく会わなくなりました。

 

そのうちに母猫は、子離しし始めました。
いつも招き猫していた場所に、別々で距離を置いてやってきます。
もうすでにそれぞれ別々の場所にいるようです。
ご飯場で顔を合わせて子猫が近づこうものならシャー!
ご飯を食べる時も、つい甘えて子猫が近寄るとシャー!
威嚇しまくりです。

 

子猫も・・・仕方なく距離を保つようになりました。

そして、11月中旬頃、子猫がぱったり消えました。

 

気になって気になって仕方なく、2~3日様子をみても
母猫しかご飯に来ません。

 

招き猫していた場所にあるお店に電話で問い合わせました。

 

「実は、当社の従業員みな、猫好きでして・・
子猫がいなくなったことは気にしているんです。
でも、近隣の方から野良猫の苦情が相次いでいて、
おおっぴらには野良猫を気にするようにはできませんでした。
数日前に、女の子が、『ここにいる猫はどなたかの猫なんですか?』と
聞きにいらしたので、その方が引き取られたのかもしれない。
実は、この母猫は去年も子を産んで育てていて、当方の従業員が
子猫を家猫として育てているんですよ、、」とのこと。

 

 

私も、一度、ここのお店からすぐの道路脇で
ご飯をあげていたら、通りすがりのおばさんに

 

 

「ご飯だけあげて困るんだよねー、数か月後にはどんどん増えていくでしょ。無責任だよ」

 

と捨て台詞吐かれたことがありました。

 

 

その頃には、市のHPから見つけた動物保護関係のイベントに出席して
TNRのお話を聞いたり、野良猫のお世話をする決心が出来てきたので、
夜のご飯やりはだいたい毎日するようになっていました。

 

 

私は、そのおばさんの背中に向かって

 

「餌付けして慣らせて、避妊させるつもりなんですー」

 

って叫んだけど、私の言葉なんて聞いてない。振り向きもせず行ってしまいました。

 


そして気になるのは子猫の行方。

問い合わせに来たのは割り箸の女の子ではないようです。
で、割り箸の女の子に聞きたくても連絡先を知りません。

 

「あーあ。一度話しかけたんだから、連絡先くらい聞けばよかった・・」

 

 

そこで、TNRの呼びかけをする、チラシを作りました。
割り箸の女の子以外にも、この子たちのお世話をしている人がいるかもしれない。

 

※道路のふちにカリカリが置かれているのをみてたので、予感はしてました。
※結局、チラシを渡せたのは、1人の年配女性のみ・・

 

割り箸の女の子と偶然会えたのは、それから大分たった12月の初旬です。

 

 

招き猫となっていたお店の敷地から、20~30m離れた小さい公園で、
別のノラ猫(白黒)にも慣れたようにご飯をあげていました。

 

彼女は、2年くらい、野良猫にご飯を定期的にあげていたようです。
チラシを渡せた女性もそのくらいだと言ってました。

どうやら三毛も白黒も、同じ母猫から産まれたらしいとのこと。
母猫(三毛)、公園猫(白黒)が子猫だったころ、
母猫に連れられて歩いてた頃から知ってる、と言ってました。

 

私たち人間は話すことができるから、こうやって、人とのコミュニケーションで
分かってくることって多いし会話って大事だな~と思いました。

 

 

 

このようなことがきっかけで、
私は、野良猫のお世話への小さい一歩を踏み出します。

 

 

 


20130926
(左の白キジが子猫  右の三毛猫が母猫)

 

子猫は・・・
 
 結局、これきり会えず終いです。
 その・・・店舗に聞きに来た女の子が、家猫として幸せにしてくださるといいなー。と祈るばかりです。