ワンピースの生地作り/新一年生5人入会!☆宿河原 | 「音の教室カリヨン」レッスンブログ

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川崎市梶が谷の五感をそだてる「音の教室カリヨン」の音楽講師によるレッスン風景ブログです。

☆宿河原幼児クラス

 

今日は、絵本「わたしのワンピース」の2回目。

体験のお友達もたくさんきてくれました。

パネルのうさぎさんと一緒に、先週やった曲のおさらい。

「ポケットには何が入ってたんだっけ?」と聞くと

「ビスケット!」と。よく覚えています。

「ふしぎなポケット」は子どももよく知っていて、一緒に歌いました。

 

 

「ながぐっちゃん」の曲のときは「雨の楽器が出てきたよね」と言うと

楽しかった経験を思い出して、「またやりたーい!」

前回は「雨の楽器?」とキョトンとしていた子達も、今回は最初からリアクションを用意して待ち構えていました。

体験の子は楽器レインスティックに「なんだろう、これ?」とびっくりしていたようですが

まわりの子達が楽しそうにしているのを見て、自分の番をワクワク待っていました。

見ていた小学生のお兄ちゃんまで「やらせて~」と妹の脇で待機です(笑)。

 

その後は、スタンプを使って、「わたしのワンピース」に出てくる生地を作りました。

子ども達が好きな形を選んで、白い紙にペッタンしていきます。

気分がのってくると、手形を並べたり、こすってみたり…!

 

 

ようやく生地ができあがりました~。

来週はこれを使って、うさぎさんにワンピースを着せていきますよ!

 

 

最後は、色とりどりのスカーフを持って、恒例「ぽよよん行進曲」。

今日はじめて参加したとは思えないテンションの子も多かったです。

 

もちろん、体験ではじめてくると、特に年少さんなどは、参加できない子もいます。

新しいことをするのに時間がかかる子もいれば、

お母さんがそばにいてくれるときはお友達のそばに行けなかったり、

年長さんのわーっとした雰囲気になじめなかったり。

いまカリヨンにいる子でも、最初はおとなしくて、ご挨拶の太鼓すらしりごみしてしまう

子ももちろんいました。表情も乏しかったものです。

そういう子たちが、回を重ねるうちに自分を開いていく姿を見られるのが、本当に嬉しいです。

先生の方も、無理に参加をうながしたりせず、でも常に気にかけながら、できそうならやってみようか?を増やしていっています。

5月から、たくさんのお友達がカリヨンにやってきてくれると嬉しいなと思っています。

 

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☆宿河原小学生クラス

 

4月の2回目のレッスン。

今日も楽譜のお勉強からはじまりました。

去年は楽典が苦手だった子たちも、どんどん100点が取れるようになって、自信をつけてきています。

 

「この音はなーんだ?」と先生が聞くと、パッと手があがる上級生たち。

さすがに一年生は自信を持って…とはいきませんが、内容はわかっている子も少なくありません。

 

 

それから、前回もやった「音のキャッチボール」。

力を抜いて「歌うときの姿勢」も確認しました。

目をつぶって、いま出した声の色を想像してみよう!なんてこともやりました。

耳で聞いて、「みんなで一緒の音を出す」という練習も、最後はひとつにまとまりました。

 

 

「地球はみんなの大合唱」は、鳴き声以外のところも振り付けをします。

テキストなどは出さず、目で見て覚えるので、みんな真剣です。

一年生ものびのびと笑いながら、歌を歌って振り付けしました。

とても声が出てきていて、みんな素晴らしいです。

 

新一年生は、4月から5人入会することが決まりました。

何回か一年生だけを前に出して歌ったりしていますが、

けっこう物怖じせずに、声も出そうと頑張っているので、

上級生のほうが負けちゃうかも?というぐらいです。

総勢13人で、これから頑張っていきましょう!

 

※蛇足ですが、私(カリヨンピアニスト)の息子も入会しました。

男の子だけあって、フラフラしていて先生の話もよく聞いていなくてと、心配していましたが

カリヨンでの様子を見て「こんな感じで学校でも授業を受けているのだな」と

わかった感じがしました。

レッスン中、母が先生をしていると、甘えも出てしまいがちですし

保護者のような「しっかりしなさい!」的なコメントはせず、あずさ先生にお任せすることにしています。

宿河原クラスは、子ども達もしっかりしていて

もう卒業していったOG、OBも新しい下級生に対して、とても面倒見よく接していました。

今日も「いまは楽譜のここだよ」「そんなに前に出ちゃいけないよ」と、上級生が優しく声をかけます。それが自然にできています。

そうやって、異年齢の中で面倒をみてもらい、上級生たちを見本として頑張ることも、カリヨンの中で学んでいくのだなと感じています。

 

(じゅんこ先生)