中国政府のウイグル人ジェノサイドに懸念を示し、日本政府に調査と抗議を求める意見書が3月22日、沖縄県那覇市議会で全会一致で可決されました。我々在日ウイグル人は、このニュースを聞いてから、心深く安堵し、那覇市議会に対する深い敬意と感謝の気持ちが溢れました！
「中華人民共和国による人権侵害問題に対する調査及び抗議を求める意見書」と題された那覇市の意見書は、多くの国々が中国の人権状況に「重大な懸念」を示していると指摘しました。また、ウイグル人女性が、ウイグル自治区の収容施設で組織的な性的暴行が行われていることを報道機関に証言したことを取り上げていました。さらに、中国当局が英BBCを放送禁止にしたことを取り上げ、「人権に加えて『言論の自由』も奪われそうになっている」と危機感を表しました。
意見書はまた、中国の人権問題に対する日本政府の対応は「到底容認できるものではない」と強く批判し、「日本政府として調査し、各種問題があった場合は、様々な手法を用いて厳重に抗議」するよう求めていました。
今まで、中国のウイグルジェノサイド問題に対して、那覇市議会の様な強い態度で、中国を厳しく非難し、日本政府のそれまでの対応も批判する様な意見書は日本では見られていなかったのです。
日本ウイグル連盟は在日ウイグル人の団体として、那覇市議会に対し、深い敬意と感謝の気持ちを伝える為に、議長殿に直接感謝状を手渡すことを決め、下記の日程で贈呈式を行います。
時間:令和三年四月二十三日 13:00〜13:20
場所:那覇市議会議長室
連絡:那覇市議会議長秘書室 or
日本ウイグル連盟ー080-5175-8973
式が終わってから、下記の通り記者会見を行い、今のウイグル情勢について、メディアの皆様に御報告を行います。
場所:那覇市議会記者クラブ
時間:令和三年四月二十三日 15:30〜16:30
連絡:日本ウイグル連盟 080-5175-8973
皆様の御臨場をお待ち申し上げます。
日本ウイグル連盟
令和三年四月二十二日