5月19日、アゾフ連隊第一大隊が立て籠っていたアゾフスタリ製鉄所から合計1730人の兵士が投降した。アゾフは「戦闘任務を完了した」と説明している。司令官以外のほぼすべてのアゾフ兵が投稿したことになる。
https://www.youtube.com/watch?v=CR_bLCcsOGE

これによりマリウポリのアゾフは掃討されたが、現在、アゾフ大隊は数千人から成る「連隊」規模となっており、ほかの大隊はキエフ近郊や北東部にも派遣されているため、ロシアの作戦が終わるということはない。


アゾフスタリ製鉄所ばかりが注目されていたが、4月中旬にマリウポリのイリチャ製鉄所付近で数十~100人の民間人の死体が見つかっている。
(*以下は抄訳なので正確な発言は元ソースで確認してほしい)
 

米欧が無視するイリイチの虐殺

 

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(複数の遺体が映る。【閲覧注意】)
▼ Mariupol, Area in Mariupol in front of the Ilycha steel plant on April 16, 2022. (GRAPHIC !)
May 7th, 2022 Vittorio Nicola Rangeloni
https://odysee.com/@%D0%95%D0%BA%D0%B0%D1%82%D0%B5%D1%80%D0%B8%D0%BD%D0%B0:8/(VIDEO-18+)-Mariupol,-decine-di-civili-uccisi-di-fronte-all'acciaieria-Ilycha:7

4月16日のマリウポリ、ニコポルスキー通り(Nikopolsky avenue)、イリイチ製鉄所前だそうだ。
数十体の死体が道端に転がっている。死後、2,3週間経過しているそうだが状態は比較的きれいだ。
この場所は数週間Ukrainian military of the 36th Brigade and units of the National Guard(第36海兵旅団)に占拠されていた。


撮影者がこの通りで出会った数人の証言では、遺体はウクライナのスナイパーに殺された民間人、主に工場労働者だという。
(*筆者注: 字幕がイタリア語なのであまり理解できないが、複数の目撃者が「ウクライナのネオナチ、スナイパーの仕業」だと言っているようだ。このことは後述したBBCの報道で確認できる)


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ブチャでは、3週間前にロシア軍に殺されたとされる複数の死体からまだ新しい血の痕跡があったり、二日前に豪雨だったというのに後ろ手に縛った白い布(腕章に使われていた)が新品のように真っ白だったりと、非常に怪しげな死体が多かった。さらには、なぜか撮影された写真によって遺体の位置が違ってたり、遺体を動かす映像まで存在していたが、ウクライナ政府と米欧メディアはろくに調査もせずに「ロシア軍による虐殺事件だ」と大騒ぎし既成事実化した。

なぜ同じように何十人もの民間人の死体が数十体転がっているのに、メディアは「虐殺だ」と大騒ぎしないのだろうか。
なぜバイデンは国際社会の正義のためにイリイチ(=Ilyich、もしくはIlicha )も「ジェノサイド」認定してくれないのだろうか。

パトリック・ランカスターも4月22日に同じ場所を訪れている。誇張表現かもしれないが、およそ100体分の遺体があると報告している。

 

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▼ Mariupol Road Of Death "Ilicha" (English Subtitles)
April 19th, 2022  パトリック・ランカスター
https://odysee.com/@Baked:e/mariupol-road-of-death-ilicha-subs:1
(動画には複数の遺体が映る。【閲覧注意】だ)

(ランカスター「ここで何があったのか知ってるか?」)
〇高齢男性 「ATO(ウクライナ軍の対テロ作戦)があってウクライナ軍が製鉄所に隠れていたが、DPRが打ち負かしたんだ。でもここで何が飛んでいたかなんてわからないね。アゾフが工場に隠れていたんだよ」

〇高齢男性 「アゾフがいたんだよ。クソたれのテロリストだよ!ケツの穴どもだ!ポロシェンコやゼレンスキーのクソどもが作ったマザーファッカ―どものことだ!プーチンは正しかったんだよ。…奴らのこの敗北はでかいぞ。だが奴らのやったこのジェノサイドはどう説明するっていうんだね?(*筆者注:以降の話は人名が多出して理解不能だが、バンデリストを批判しているようだ)」

〇高齢男性 「プーチンはそれをずっと見てたんだ。うんざりしながらな!そしてアメリカと通じたゼレンスキーがNATOを引き込んだんだよ。NATO、NATOと言ってな!NATO軍をロシアに向かわせたかったのさ。だが、それはプーチンの望むところではなかった。ゼレンスキーはアホなのかって話だわな」

〇高齢男性 「…これは2014年に始まっている。今じゃゼレンスキーは『クリミアはくれてやるがドンバスは返してもらう』なんて言ってる。俺の孫娘はクリミアに住んでるんだ。かつてはよく会いに行ってたのによ。プーチンがクリミアまでの壊れた道路を直してくれたんだよ!だがウクライナの方は腐りきってやがる!フルシチョフが飲んだくれだったからクリミアをウクライナにくれてやったんだ。クリミアはいつだってロシアのものだったのによ!…とにかくポロシェンコとアンドレイ・パルビーがクソ野郎だったからこんな国になったんだ。他の皆にも聞いてみろ!わかるからよ。」

〇高齢男性 「ところがナチスの奴らが、どんどん押し込んできたんだ!ウクライナ西部からここまでな。あのアゾフはポロシェンコやゼレンスキーに金を貰ってたんだぞ!ほんとにウンザリだよ!それでこんなに酷いことになったのさ。…まあ俺は生き残ったがね。結局あの屁こきどもは逝ってしまった…。ヤヌコヴィッチが国富を盗んで金のトイレを持ってたなんて言ってたが、本当は奴らがちょっとづつ盗んだのさ。…結局、残されたのはぶっ壊れた家と死体だよ。マイダンを始めたクリチコやパルビー、ポロシェンコ、ヤロシュ、ビレツキーみたいなクソ野郎どもが盗人だったってことだ。俺の故郷を返せって言うんだ」

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この老人の話では、誰が路上の死体を殺したのかわからなかったが、しっかりと大局観は掴んでいた。
米国のケイトー研究所や国連・NATOの元軍事顧問ジャック・ボーとほとんど同じ分析だ。


ジャック・ボーの分析は下記URL参照。
https://ameblo.jp/cargoofficial/entry-12741340851.html

そして彼の話した(ロシア視点)のストーリーはほぼすべて、私のシリーズで詳細が説明されている。
https://ameblo.jp/cargoofficial/entry-12732849787.html

ランカスターは、一週間前の4月17日にもイリイチ入りしていた。
製鉄所付近では激しい戦闘の跡が伺えるが、この時は多数の民間人の死体の存在は知らなかったようだ。

 

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▼ Ukrainian Mariupol Strong Hold "ILICHA" now under Russian Control
2022/04/17 パトリック・ランカスター
https://www.youtube.com/watch?v=7LrT7OrLufA
この頃は既にロシア軍に解放されていたようだ。
〇高齢女性 「今はロシア兵がいっぱいいます。まだ食糧支援はないですね。ウクライナ兵はもういません」

〇高齢女性 「ウクライナ兵の態度は悪かったわ。ロシア兵は食糧を分けてくれて助けてくれた。アゾフは怖いから近寄らないわ」

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4月20日にWAPOが、次いでBBCがこの件を報道しているが、他の米欧のメディアは沈黙している。犯人がどうやらウクライナ側だと察知するや否や無視を決めこむことにしたのかもしれない。
https://www.washingtonpost.com/world/2022/04/20/mariupol-ukraine-bodies/

WAPOは「親ロシアのメディアは、正体不明の地元の人々からの発言を引用して、ロシアが工場を押収する前に、ウクライナの狙撃兵が路上で殺害を行ったと主張した」とした以外は、誰がどのようにして殺害したのかは不明だという報道だった。

また、BBCによると、ロシア系メディアANNAが、4月15日には17人の死体を確認し撮影していたそうだ。
https://www.bbc.com/news/61187310

4月28日のBBCは、「InfoWarsやRTなどの陰謀番組によく出演するパトリック・ランカスターが撮影した」「イタリアのジャーナリストRangeloni(上記のビデオの撮影者)も撮影した」とも伝えている。BBCは23人の死体を確認したそうだ。

そして、米国企業Maxarの衛星画像では、4月11日の時点で路上には遺体が写っていなかったとのことだ。
しかしMaxarはブチャで衛星写真を捏造した疑いがあるのでいまいち信用ならない。衛星写真の捏造は「イラクに大量破壊兵器がある」と虚偽報告した時にも使われた。アメリカは常習犯である。


出典:ワシントンポスト(表記文字は機械翻訳)

こちらの親露系サイトでは露軍の公式発表や声明を元に当時のイリイチの時系列を組んでいる。
12日と13日の時点で製鉄所に立て籠った第36海兵旅団の殆どの投降が終了したようだが、逃げ出した者もいるようだ。
https://www.tellerreport.com/news/2022-04-13-%E2%80%9Cno-one-will-torture-them%E2%80%9D--military-commander-sladkov-speaks-about-ukrainian-marines-who-surrendered-in-mariupol.HJbxA_BVEq.html

AFPは、ロシア軍は4月13日にはイリイチを占領したと伝えるが、ロシアRTは15日に「占領宣言」を出している。
スプートニクは18日に「マリウポリでウクライナ第36海兵旅団の司令官を殲滅」と伝えている。
第36海兵旅団が投稿、拘束された映像は、主流メディアでも見ることができたので記憶に新しい。
https://www.afpbb.com/articles/-/3400216
https://russian.rt.com/ussr/news/990739-mariupol-kombinat-ilicha-osvobozhdenie
https://jp.sputniknews.com/20220418/10647492.html



戦争研究所(ISW)も当時の戦況を伝える。
https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-april-13


和平交渉でゼレンスキーが中立化(NATO加盟を諦める)に言及したことと、(おとり)作戦が終了したことから、ロシア軍はブチャから撤退し、ウクライナ側が工作し放題の状況となった。
ブチャの虐殺の状況はかなり怪しい。
国連/NATOの元軍事顧問のジャック・ボーは、「未確定であるが、証拠はウクライナ側の責任であることを示す」と評価している。

イリイチでは逆のことが起こっている。
イリイチでの目撃者たちは「ウクライナ軍のスナイパーがやった」等と証言しいている。

しかし、ロシア側が工作し放題な状況であるのにも関わらず、不思議なことに、この件はロシア側からも英語の記事はANNA以外では何も情報がない。(*ロシア語記事についてはわからない)
あるのはランゲローニやランカスターが取材した2,3の住人の証言だけだが、これは有力な証拠とは言い難い。

「イリイチの虐殺」は情報が少なく、何とも言えない。
おそらくウクライナ側の犯行ではないかと推測できるが、ロシア軍が何もやっていなかったとも言い切れない。
続報を待つしかないが、イリチャはロシア側に占領されたので、自陣に都合の悪い情報は出てこないだろう。

本件タイトルを「米欧が無視するイリイチの虐殺」と題してたが、ひょっとしたら「米欧露が無視するイリイチの虐殺」のほうがよかったかもしれない。
ロシア側もしっかりと証拠を示し、説明する責任を負っている。


今回もマリウポリ市民の証言の数々を以下で列挙する。主に4月中旬以降の情報となる。

 

マリウポリ市民の証言

 

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▼ Mariupol resident testimony Azov and Ukraine army use civilian buildings, people homes schools
April 4th, 2022
https://odysee.com/@JB:9/Mariupol-resident-testimony-Azov-and-Ukraine-army-use-civilian-buildings,-people-homes-schools:d
〇十代の女性 「小学校の周りの家をアゾフとウクライナ軍が占拠していました。彼らはロシア軍の攻撃を受けて後退しているので、家屋に隠れているんです。」

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▼ Crimes against civilians by the Ukrainian Armed Forces and Ukrainian nationalist battalions
April 7th, 2022
https://odysee.com/@Velyaminov:a/crimes-against-civilians-by-the-Ukrainian-Armed-Forces-and-Ukrainian-nationalist-battalions:c
〇高齢女性 「隣の21番の家では、女性のスナイパーが座っていて、ウクライナ軍の兵士もいました。彼らは常に家から家へと走り回り、位置を変えながら、地元住民を撃っていました。人々は水を汲みに外に出ようとするたびに撃たれていたので、私達はどこにも行くことができませんでした。パン屋の近くに井戸があって、人々はそこに並んでいたのですが、そこも狙撃されました。スクーターに乗った若い女性が撃たれて後ろにのけぞって死んでしまいました」

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▼ Rescued civilians held by Ukrainian nationalists at Azovstal plant described conditions of detention. (2)
May 4th, 2022 (英語字幕)
https://odysee.com/@Velyaminov:a/Rescued_civilians_held_by_Ukrainian_nationalists_at_Azovstal_plant_2:3
〇高齢女性 「食糧はなかったし誰も持ってきてはくれなかった。私達は飢えていました。それなのに塹壕を掘れと言われたんです。そこには全員で70人くらいいてその中で子供は17人でした。一人はまだ赤ん坊で二歳の女の子もいました。お腹が減って泣くのを両親が懸命になだめていました。(ウクライナ)民兵が子供を殺すことを恐れたからです

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▼ 18+ Mariupol Residents Expose War Crimes & Show Dead Ukraine Soldiers
April 15th, 2022  パトリック・ランカスター 
https://odysee.com/@PatrickLancasternewstoday:c/18+-mariupol-residents-expose-war-crimes:c
https://odysee.com/@BacktoBasics:e/Record_2022-04-14-20-22-58_ee8807d2de22f1831269d80920e33a3b:9 (英語字幕あり)
〇自転車に乗った高齢男性 「昨日自転車屋でパンクしたタイヤを交換した帰りにUkrop(ウクライナの国粋主義者)に撃たれた。もう少しでやられるところだった。その後にDPRの兵士にそのことを話したんだけど、彼らはUkropを退治してくれた。つまり殺したということだ。一人はカラシニコフをもって市民を撃っていた。すぐそこの第一小学校のところでだ。俺は退役軍人だが、こんなスターリングラードみたいなことになるなんて思わなかったよ。…プーチンは頭の良い奴だ。そして約束を守る。だがアメリカや西欧、ウクライナ政府の奴らはウクライナ人の生活を悪くさせる一方だ。…アゾフの奴らは、あまりカメラの前では言いたくないがヤク中でアル中だ。前にも市民を撃っていた。子供でもだ。俺も撃たれたんだぞ」(1:00~)


〇自転車に乗った高齢男性 「俺の娘が砲撃で死んだ。この木の根元に埋めたんだ。3人の子供を残して…。父親も既に死んでしまった。…俺は外に出るなと言ったんだが食糧を取りに行った時に榴散弾でやられた。顔が割れていたよ。写真を見せても良いが恐ろしい姿だぞ」



〇高齢男性 「砲撃が始まった3月4日か6日だったかにこの車が来たんだが、ここでウクライナ兵が2人焼け死んだ。その頃はこのあたりはウクライナ兵がたくさんいた。普通の車で迫撃砲を運んでいたりしたようだな。たぶん第82大隊だ。」

〇高齢男性 「このあたりもたくさん砲撃があったが誰がやったのかはわからんね。ウクライナ軍は動き回っていたし、俺は地下に隠れていたんで正確なところはわからない。…爆発があった時にドラマ劇場にいたっていう友達から聞いたんだが、あそこには1000人以上がいたそうだな。朝5時から8時まで50回か100回は砲撃があったようだ。ウクライナが撃ってた。ロシアは3回しか撃ってないと言ってた。俺たちは一体どうやって100回も撃たれたのにロシア側はずっと我慢してるんだって言ってたんだよ。…俺はどっちサイドの弾が飛んできたかなんか知らないし興味はねえな。ただ平和を願ってる」


 (パトリック:劇場にいたそうだが何があったか教えてほしい。あまり目撃情報がないんだ)
劇場にいた男性 「戦闘が始まったが情報が少なかったので、避難の方法を聞きに荷物をまとめてドラマ劇場に行ったんだ。だが向こうでも誰も情報を知らなかった。ただ混乱しているだけだった。だから俺は彼らをボランティアとして手伝うことにしたんだ。診療所や貯蔵庫、キッチンを作ったりさ」

〇劇場にいた男性 「避難民の登録所も作ったけど、その時には1000人以上がいて、登録してたり登録してなかったりだった。ウクライナ兵がいて名前と住所を登録するようにと仕切っていたよ。全員が地下に住んでたってわけじゃなく、ロビーや上の階にもいたし出入りもできたんだ」

〇劇場にいた男性 「最初に劇場のそばで地雷が爆発した時には榴散弾(Sharpnel)がいろんな方向に散らばってたのを見た。(例の爆発があった時は)俺は別のシェルターで知らない人たちと共に目が覚めたんだ。劇場の近くで友人に発見されたんだけど、後でドラマ劇場で被災したことがわかった。誰かが俺を運び出して他のシェルターまで連れて行ってくれてた。数日は砲撃のショックで何も理解できなかったんだ。それで今に至るってわけだ。」

〇劇場にいた男性 「砲撃があった時は劇場には500人くらいがいたと思う。…常に上空を飛行機が飛んでいたけど、俺には飛行機はロシア軍に見えた。ウクライナ軍は時々劇場にやってきてどこかに向かって撃っていたよ。俺たちは劇場がシェルターで安全だと思っていたけど、他の人が言うにはあれはミサイル攻撃だったって。でも別の人は爆弾が内部に仕掛けられていたって言っているな。」

〇劇場にいた男性 「…劇場内にはウクライナ軍はいなかった。彼らの家族が5組ほどいただけだ。軍が隠れていたってわけじゃない。でも劇場が攻撃されたのは軍がいたからだとも言われてる。軍の設備は劇場から50-100mほどのところにあって、そこから撃っていたんだ。ほぼ毎日朝5時か6時に撃ち始めてたよ」

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最後の男性の、肝心なところで気を失っていたという話はどうも怪しくも感じるが、結局、主流メディアの言う300人が死亡したという話を担保するものではないこともわかった。
私が知るかぎり、目撃者が誰ひとりいない不可解な事件だ。


西側メディア(?)に「ゼレンスキーをどう思うか」と聞かれてゼレンスキーとマスコミに激怒して唾を吐き捨て去っていく女性。

 

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▼ Ukraine - Message For Zelensky From Mariupol - spot - Ukraina - Vzkaz pro Zelenskeho z Mariupolu - spot
April 13th, 2022
https://odysee.com/@True_World:f/Ukraine-Message-For-Zelensky-From-Mariupol-spot-Ukraina-Vzkaz-pro-Zelenskeho-z-Mariupolu-spot:f
〇女性 「ゼレンスキーはいったい何てことをしたの?なんてことを!あいつは気の狂った化け物ですよ!あいつのせいで多くが死んだ!どれだけの孤児が生まれたと思ってるんですか!それなのにあなたたちも何をやってる?私達は普通の人間で、ただドネツク人民共和国になりたいだけ!」

〇女性 「プーチンとロシアが攻撃すると予測してたんだって?じゃあ、あんたたちはどっかに座って、盗んだ金を使って何をやっていたんだ!?こんな有様になってしまって。周りを見てよ!そんなに単純なことじゃないの!多くの人が焼かれて死んだんだ!子供たちは飢えている!一切れのパンを渡しすと震える手で受け取るんだ!ゼレンスキーなんかただただ狂ってるよ!ウクライナは地獄に落ちろ!!ケダモノ!」


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こっちのビデオでは別カメラで撮った映像も保存されている。少し英訳が違うが大意は変わらない。
https://odysee.com/@R.A.I.N.:0/Mariupol-locals-call-out-Zelensky:6

 

 

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▼ Battle Raging On The Azov Sea In Mariupol (Special Report Under Fire)
2022/04/12  パトリック・ランカスター

最初は質問に答えようとしなかった住民だが、DPRの人間と信頼のできるアメリカ人ジャーナリストだと身分を明かし説明すると徐々に口を開き出した。


〇近所の集団 「3月30日からウクライナ軍は見てないな。ロシア軍が来て第37学校とか鉄道駅あたりまで押し戻していった。朝にウクライナ軍が来て危ないから第37学校まで避難しろと言われたんだけど、その日の夜に学校は何度も砲撃されて全壊していたよ。私達はここに留まっていたんだ」

〇男性 「ゼレンスキーは降伏するつもりはないぞ。ウクライナは最後の1人まで戦うだろう。なにしろ奴らはここで俺たちにまで砲弾を浴びせてたんだからな!ゼレンスキーはここに来て俺たちと砲弾を浴びてみろってんだ。…奴らは2015年にしっかりと停戦交渉すべきだった。自分達の要求ばかり突きつけてあんなに頑なになるべきではなかったんだ」

ランカスターが「学校に避難させようとしたのは意図的だったと思うか」と聞くと、男性は「そうは思わない。ただ結果的にそうなっただけだろう」と答えた。また、ウクライナ兵もロシア兵も、子どもや障碍者にも良くしてくれた、特にロシア兵は食糧をくれたとのことだった。

海側のほうで別の住民にアゾフはいたかと聞くと、「このあたりは土地が低くて海面レベルだから地下室はない。(そのため)アゾフは来なかった」とのことだった。また、「近所で夫の他に6人が死んだが、どっちの軍による攻撃だったのかわからない」とのことだった。


〇夫婦 「アパートを買って2か月だというのに子供と地下室に住んでたんですよ。最悪です!アパートも壊れました。すべてが破壊されています。彼ら(ウクライナ兵)が民間人の後ろに隠れていたからです!…DPR兵は食糧や医薬品をくれて助かりました。正直言って、一刻も早く今の政府を取り替えたいですよ」

〇夫婦 「2014年に住民投票があって、DPRとして独立する、マリウポリも加わるんだと98%の人が投票したんです。でも世界は無視したんです。見捨てたんですよ。そしてマリウポリは解放されなかった。今じゃ市民の意見もだいぶ割れています。ナチスもいるし、人によって違う意見を持っています」

(ランカスター「アメリカやヨーロッパは、ナチスなどというのはプーチンの嘘だと言ってますけど?」)
〇夫婦 「私達は8年間見てきたんですよ。知らないわけがないですよ。彼らはスワスティカ(卍)のタトゥーを入れてクラブで女性と酔っぱらってますよ。私達は彼らと繋がりはないので人道的な危害というのは直接見てないですけど、でも、彼らが私達のシェルターに来て『砲撃を避けるために、子供や女性の後ろに隠れている』と自分で言ってたんです。一ヵ月半のあいだ地下に閉じ込めてね!まるで2014年の時みたいでした。あの時も彼らは本当に酷いことをしていました。」


〇夫婦 「ロシアが人道回廊を設置していたのは知っていましたが、ナチスたち、つまりウクライナ人は民間人を外に出そうとしなかった。彼らは『俺たちが留まるんだから、おまえらもここにいろ!』と叫んでいましたよ。-[妻:私は直接は聞いたわけじゃないけど、でも小さな子供がいたから怖くて避難することができなくて地下に留まったんです] …24日に白い腕章の兵士を見た時、女性たちは歓喜の涙を流していました。それがもしウクライナ兵だったら撃たれていたかもしれませんね。多くの人も同じ意見ですけど、今後マリウポリはロシアに併合してほしいです」


(もう一人のインタビュアー「ウクライナ政府のことをどう思いますか?」)
〇男性 「俺はあのケツ穴野郎のゼレンスキーのことは話したくないね。ただ、言葉もない。プーチンに関してはお手並み拝見といったところだ。彼らは街の再建を約束したんだからそれを見てやろうってことさ」

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パトリック・ランカスターはドネツクに8年間住むアメリカ人で、妻はウクライナ人だ。
ウクライナ語もそこそこ話せるが、彼の訪れる場所の殆どはDPRやロシア側の案内によるものなので、そのあたりのバイアスがあることにも注意は必要だ。

ランカスターは3月末に、アゾフに占領されていたというマリウポリの第25学校に地下で、腹部に「卍」の傷を刻み込まれた女性の遺体を発見している。
見たところ傷は数日前につけられたような状態のようだが、ロシア側の自演である可能性も捨てきれない。
下記リンク先で映像を確認できる。

https://southfront.org/ukrainian-nazis-tortured-woman-in-mariupol-photos-18/

4月26日のインタビューではランカスターが「マリウポリの第25小学校がアゾフ・ウクライナ兵により基地化されていた。地下に軍服やブーツが残っていたが、証拠を隠滅するために燃やそうとしたようだ。後にはレイプされ顔には頭巾を被せられた女性の遺体が残され、腹部にはスワスティカ(卍)の傷があった。間違いなくアゾフ・ウクライナ軍がやった。ところが2週間後にその女性の遺体の写真を『ロシア軍がブチャでやった』とウクライナの大統領補佐官らが嘘をついた。それをウクライナのメディアが大々的に報道している」と報告している。

大統領補佐官が、マリウポリの被害者の写真をブチャの写真だと平然と嘘をつく神経が理解できない。
https://youtu.be/Z9V3q_s26r8?t=1519

 

 

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▼ Mariupol resident tells of horrible treatment by Ukrainian militants
May 8th, 2022  teleSUR (ベネズエラを拠点にするラテンアメリカ諸国政府出資のメディア)
https://odysee.com/@RussiaIntel:6/3gh:ab
https://odysee.com/@Jano:7/Mariupol03:c (日本語字幕・短縮版)
〇高齢女性 「彼ら(ウクライナ兵)は家々にも攻撃していました。民間人だと知ってて攻撃するんです。家が燃えて喜ぶ”防衛隊”なんですよ。…物資が少なくなっていたなかウクライナ軍は商店を襲い食糧やウォッカ、タバコを盗んでいきました。店を見に行った私達にキャベツとジャガイモを投げつけてきたんです。人々が拾おうと群がっていたら、軍の男が空中に発砲して私達を跪かせたんです。…私には子や孫がいて食べさせなければならないのに」

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▼【字幕】アゾフスタル製鉄所から避難できた住民がアゾフの親ロシア嫌いについて語る
May 4th, 2022  (日本語字幕)
https://odysee.com/@Jano:7/80:c6
〇女性 「アゾフがうちの地下に勝手に入ってきて、非難するために親ロシアを示す証拠を探した。そして部屋からロシア国旗が出てきたと話をでっち上げました。私の家にはロシア国旗なんかないのに!ウクライナのもないけど。彼らは作り話をするのよ」

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アゾフスタル製鉄所にアゾフ大隊と立て籠っていたのは、親ウクライナ派だけではなかったようだ。
しかしこのような人々の証言を西側の大本営メディアが報道することはない。

 

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▼ Ukrainian Senior Lieutenant confirms war crimes against civilians in Mariupol
April 25th, 2022 (英語字幕)
https://odysee.com/@adam.fury:d/Ukrainian-Senior-Lieutenant-confirms-war-crimes-against-civilians-in-Mariupol:c

〇捕虜になったウクライナ軍の中尉 「マリウポリの街の通りに配置されたときに501海兵部隊が前を通り過ぎようとする民間人に発砲しているのを見ました。水を入れるための容器や食糧のためのバッグを持った民間人が501海兵部隊の管轄に入ると、物陰に隠れた兵士が威嚇射撃をし、反応がない場合にはそのまま撃っていました。なぜ撃っているのかと彼らに聞くと、『民間人に変装したロシア兵か確かめるためだ』とのことでした。私が知る限り8人か9人殺されています。」
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捕虜の供述なので、言わされている可能性もあるが、これも重要な証言だ。

 

RTによく出演するジャーナリストのMurad Gazdiev氏も数々の報告を映像に残している。

 

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▼ 【字幕】マリウポリ アゾフの残党が市民に紛れているのを調査するのに密着
April 14th, 2022  RT ガズディエフ
https://odysee.com/@Jano:7/Murad:3

ロシア軍がマリウポリ市内で、市民に紛争したアゾフの残党を探している。
女性スナイパーとみられる人物や、スマホにナチスのエンブレムなどの画像を所有していた男性を拘束した。
マジ卍である。

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▼ No morals | Ukrainian troops surrendered Mariupol plant, leaving behind civilian corpses
April 18th, 2022 RT (字幕なし)
https://odysee.com/@RT:fd/mariupol-plant-surrender:c
Murad Gazdiev氏がアゾフスタルの地下入口付近に潜入している。 
国際法で禁止されている地雷がしかけられているのを見つけたようだ。
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▼ 現在のマリウポリの様子と住民の声_荒廃した街はゆっくりと普通の生活に戻り始めている
April 30th, 2022  RT ガズディエフ
https://odysee.com/@Mchan:1/mariupoli3:6

〇ガズディエフ 「マリウポリには少しづつ人が戻ってきて、屋台の商取引も始まった」


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ちなみに事実陳列罪を何度も犯している思想犯のMurad Gazdiev氏のアカウントは、ツイッターで名前を検索してもヒットしない仕様にされているようだ。検閲の動きを察知したからか、彼自身も3月4日から投稿を止めている。
https://twitter.com/search?q=murad%20gazdiev&src=typed_query&f=user

 

 

本日はこんなところで。

 

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