http://www.abc.net.au/radionational/image/7662350-3x2-700x467.jpg
(世界一大きなポスター@スイス「もし貴方の収入が保証されるとしたらどうします?」)
またまた見てしまいました。
「山本太郎×ひとびとの経済政策研究会」の講演。
相変わらず松尾先生と朴先生は頭脳明晰だし、太郎議員はおもしろい。
最高のチームです。
今回の議題は、近代における通貨の歴史と貿易に関してでしたが、緊縮財政/積極財政の議論から井上準之助や高橋是清の経済政策について、また現在まで続く変動相場制と金融政策についてなどなど目からうろこの講演でありました。
専門教育を受けていない人間としてはD.リカードの「比較生産費説」や「ISバランス式」とかよくわかってなかったので、大変勉強になりました。
今回の講演会の様子もDVDとして発売されるそうですが、一部だけ文章で公開されております。
その中で気になった部分を抜き出します。
https://economicpolicy.jp/2017/07/15/904/
自由党の山本太郎議員とのコラボ連続講座、7月8日に行われました第2回で、ご来場のみなさんからいただきましたご質問への回答を作成しました。たくさんのご質問をお寄せいただきまして、ありがとうございます。下記よりダウンロードしてください。
https://economicpolicy.jp/wp-content/uploads/2017/07/TaroKouen20170708QA.pdf
ベーシックインカムの財源として、(1)消費税 20%、(2)従業員1人あたり4万円の税、(3)大企業への課税、を掲げた政治家がいますが、どう思いますか?
A26
ベーシックインカムには、私たちは賛成です。財源をどうするかは、注意深く考える必要があるでしょう。
(1)の消費税 20%は、景気を悪化させるかもしれません、(2)の案は雇用を減らすかもしれません、(3)大企業への課税は、過ぎれば大企業の国外移転を促進するかもしれません。
まずは、原田泰(2015)『ベーシック・インカム - 国家は貧困問題を解決できるか』中公新書、の提案、つまり所得税納税のさいの所得控除を一切なくす、という案をベースに考えてゆけばよいと思います。
不況期には、中央銀行の作った緩和マネーをそのまま財源にすればいいというアイデアも成り立ちます。
これはヘリマネ+BIという究極の経済政策のことですかね(^^
気になります。
来る8月27日に松尾先生とBIの研究者・井上智洋駒沢大学准教授がベーシックインカムについて対談されるようです。
https://economicpolicy.jp/2017/07/13/892/
『ヘリコプターマネー』の著書で有名で、人工知能問題についてもたびたび言論活動を行なっておられる、今大注目の新進気鋭の経済学者、井上智洋駒沢大学准教授と、私、本会共同代表松尾匡のトーク企画を、下記のとおりおおくります。井上さんに、日銀緩和マネーとベーシックインカム、信用創造制度超克の関係について、じっくりお尋ねして、ご来場のみなさんといっしょに勉強したいと思っています。ぜひご来場ください。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170727/12/cargoofficial/44/92/j/o1789127513991531792.jpg?caw=800)
気になりますねー。
先日、増山れなさん(16年参院選で社民から出馬。志葉玲氏の奥さんです)にお会いしたときに聞いたのですが、増山さんも現在ベーシンクインカムのドキュメンタリー映画の製作中ということみたいです。
増山さんもヘリマネに理解を示していますので、この動きにも期待大です。
一ヶ月前にクラウドファンディングで資金集めは終了しているみたいですね。
映画の監修は安部芳裕さん、出演はエノ・シュミットさん(スイスのBI運動のリーダー)、ベンジャミン・フルフォード氏(国際ジャーナリスト)、天野統康さん(金融問題研究家)、谷崎テトラさん(構成作家/小説家・京都造形大学教授)、山森亮さん(同志社大学教授)他とのことです。
増山さん自身が映画について解説しています。
▼ ベーシックインカムin日本 山崎康彦×増山れな
https://www.youtube.com/watch?v=1UKJ2Um8SbM
ヘリマネ×BIの動き、拡がるといいですねー。
本日はここまで。
ご覧いただきありがとうございました。
また次回。
cargo(GOKU)