先日、私が翻訳させてもらったコービンの演説動画ですが、立命館・松尾先生のサイトでもシェアしていただけ光栄な限りでした。

松尾先生もタイコ判を押されているように、コービンの演説、本当に感動しますよ。


さて、昨日の総選挙の結果が確定しました。


投票日、労働党有利と伝えるBBCの開票予測とスタートダッシュのおかげもあり、ワタクシ浮き足立ってしまいましたが、終盤でまくられて結果は良くも悪くもという感じでした。

思いのほかスコットランドのSNP票(-20議席ほど)とUKIPの票が保守党に流れたという感じです。


イギリスの庶民院の定数は650議席。

しかし北アイルランドのシンフェイン(北アイルランドの左派=7議席)が議会をボイコットするので、実質の総議席は643となり、過半数は323議席となります。

で、選挙の結果ですが...

保守党が316で、連立を組むDUP(北アイルランドの右派)が10で、合計326

労働党、SNP、LD、緑の党などの合計が317


保守党系政権にはかわりないということになったようです。

 

*追記: 普通に、保守党+DUPで、過半数325を超えてましたね。

      シンフェインがどうだろうと関係なかったです。


ガーディアンより


やはり都市部は労働党が取ってますね(労働党は赤、保守党は青)

しかし、5月前半の地方選挙では、労働党は惨憺たる状況でしたので、大健闘というところでしょう。


そして、本選挙で保守党の単独過半数議席獲得を阻止したことは、大きな躍進となりました。

まだまだコービンさんには休んでもらうわけにはいきません。

ご老体に鞭打たせて申し訳ないですが、人類のためにがんばってほしいです。



さて、きたる6月13日(火)に松尾先生と山本太郎議員がラジオに出演する予定となっています。
 

ザ・ボイズ

http://www.1242.com/program/voice/

 

6月13日(火) 午後4時

コメンテーター:宮崎哲弥(評論家)
ゲストコメンテーター:松尾匡(立命館大学経済学部教授)
ゲスト:山本太郎(自由党共同代表)

「国民が本当に豊かになる経済政策とは?」


お二人の大ファンである私としては、とても楽しみなところ。

「ここから革命が始まりますよ~!」って感じです (^^)/


やはり松尾先生の論理は、宮崎哲弥さんや太郎議員のような中道のほうが受け入れやすいのでしょうか。

残念ながら、左翼の皆さんは緊縮財政やマルキシズムの呪縛にとらわれてしまって、その認知バイアスから抜け出せないような気がしてます。

その論理を人々のためにアップデートしていってもらいたいと思います。


しかし、私のように太郎×松尾の共闘を喜ぶ方たちも大勢いるんですよ。

▼ 山本太郎議員が、松尾匡本を読んで「緩和マネーで財政出動」を訴えている

http://alicewonder113.blog.fc2.com/blog-entry-100.htm


どんどんいってほしいし、お二人の考えを広めてほしい。

そう思うばかりです。



本日はここまで。

次回はシムズ理論をまとめようかなと思います。

ご覧いただきありがとうございます。

では。

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