タイトルだけ見て、例の16年秋からGDPの算出方式を変えてかさ上げした一件と勘違いする人も多いかと思いますが、違います。
そのGDPかさ上げに便乗して、政府は「さらなる謎のかさ上げ」をしているというのです。
本日はモノシリンさんのブログを転載させてもらいますが、この方は16年の参院選時にも綿密なリサーチのもと、安倍自民党のデマCMを完全論破したブログを上げており、とても信頼のおける方だと認識しております。
▼ 【拡散希望】自民党テレビCMの真実
この緻密な分析からみるに、正体は現役官僚なんじゃないかなと思います。
狡猾なナチス安倍政権のことですから、特定秘密保護法や共謀罪などで、反抗的な行政関係者をしょっぴいていく可能性もありますので、
見バレしないようにネットセキュリティーに十分気をつけていただきたいと思います。
モノシリンさんの貴重な分析に感謝いたします。
では、転載いたします。
http://blog.monoshirin.com/entry/2017/01/09/201624
政府がGDPを改ざん?して名目GDP600兆円を達成できそうな数字にしてるぞ
内閣府GDP改ざん疑惑について続報を書く。
結論から言うと,今回の改定のどさくさに紛れた極めて怪しい数字の操作は,「2020年度に名目GDP600兆円達成」というストーリーに沿って作られた可能性があることが分かった。
まず,前回までの記事を要約する。
昨年12月8日,内閣府は新しいGDPの算出基準を採用し,それに伴い,1994年度まで遡ってGDPを改定した。
これによってまず,名目GDPが大幅にかさ上げされた。以下,改訂前を「平成17年基準」,改定後を「平成23年基準」と呼ぶ(※改定前の実質GDP算定基準年が平成17年,改定後の基準年が平成23年。)
全体的に大きくかさ上げされたが,特にアベノミクス以降のかさ上げ額が異常に大きい。以下のグラフのとおり。
上記を率にしたのが下記のグラフ。
アベノミクス開始以降だけ5%を越える高いかさ上げを記録している。
内閣府はこのかさ上げの内訳を公表している。内閣府公表資料から抜粋する。
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakuhou/files/h27/sankou/pdf/point20161222.pdf
かさ上げ額の内訳を大きく2つに分けると,
1.2008SNA対応によるもの
2.「その他」
である。
2008SNAというのはGDPの国際的な算出基準である。以前は1993SNAを使用していた。この算出基準の変更によって研究開発費等がGDPに加えられるので,名目GDPが大きくかさ上げされる。
まずは2008SNA対応によるかさ上げ額から見てみる。
これをかさ上げ率にすると下記のとおり。
2015年度が1位,2014年度が2位,2013年度が3位。
アベノミクス開始以降の年度が上位をすべて占めている。
だが,最も重要なのは「その他」のかさ上げ額だ。以下のグラフを見ていただきたい。
アベノミクス開始以降の年度が異常にかさ上げされているのが一目瞭然である。アベノミクスの開始前とは全く比較にならない。
「その他」のかさ上げ額がプラスになること自体,過去22年度でたった6回しかない。そのうちの半分をアベノミクス以降が占めている。
さらに,アベノミクス前だと,「その他」の最高かさ上げ額は2005年度の0.7兆円。他方,アベノミクス開始以後だと下記のとおり。
・2013年度 4兆円
・2014年度 5.3兆円
・2015年度 7.5兆円
このように,アベノミクス以降のかさ上げが異常に突出している。特に2015年度のかさ上げ額なんてアベノミクス直前(2012年度)の12.5倍だぞ。誰が見てもおかしい。
この「その他」のかさ上げ額と,名目民間最終消費支出のかさ上げ額はほぼ一致している。
「その他」かさ上げ額 | 名目民間最終消費支出かさ上げ額 | |
---|---|---|
2013年度 | 4 | 4.3 |
2014年度 | 5.3 | 5.2 |
2015年度 | 7.5 | 7.9 |
要するに,「その他」で異常にかさ上げされた額が,アベノミクスで最も成績の悪かった民間最終消費支出にほぼそのまま充てられたように見える。
これによって民間最終消費支出がどれほどかさ上げされたのか,かさ上げ率を見てみよう。
ぜひモノシリンさんのブログで続きを確認してください。
相変わらず安倍ちゃんはヤバいことやってますね。
「安倍といえば嘘つき、嘘つきといえば安倍」
気づいた人がどんどん拡散して、この圧政を止めないと、ガチで日本終りますね。
本日はここまで。
ご覧いただきありがとうございました。
cargo