どうも!

TPP質疑が参院に持ち込まれ、いよいよ待ったなしの状況です。


一昨日は参院のTPP国会で、アントニオ猪木議員が「戦前は誰も反対することなく戦争に突き進んだ。今米国がTPP批准しない方向に動いているなか、無理に批准する必要はない。退く勇気も必要だ。突き進む理由がどこにあるのか」と、安倍首相を静かに諭していました。

 

その時、猪木議員が手にしていたのが、ワタクシも以前紹介させてもらった「TPP 24のギモン」の冊子でした。
ヘタヘタになっていたので、持ち歩き、何度も読み込んでいただけたのでしょう。


感動しました。
感謝の意を示すべく猪木議員にもメールしましたよ。

 

イノキ!ボンバイエ!
イノキ!ボンバイエ!!
イノキ!ボンバイエ!!! (^0^)/
であります。

 

ボンバイエは、リンガラ語で「殺せ」の意味ですので、猪木議員にTPPを完全に殺してほしいと思います。

 

▼【国会中継】無所属クラブ アントニオ猪木 2016年11月15日 参議院 TPP特別委員会
https://www.youtube.com/watch?v=j6VXtY2amVk

 

これ、実は非常に重要な質疑だったと思います。

 

安倍ちゃんは猪木議員への返答として「おそらくTPPは終わり。米国でも批准されないので発効されないだろう」と語りました。

 

相手が猪木議員だからと、気を抜いて本音を語ってしまったのでしょう。

しかし、彼は猪木議員を見くびりすぎです。

あの世界のモハメッド・アリとの、世紀の異種格闘技戦において、のらりくらりとアリの攻撃をかわし続けた策士でもあるのです。

 

上記国会ビデオの中でも語られていますが、最近、安倍ちゃんやネトサポの皆さんは「世界で保護主義が蔓延しているので、世界平和のためにも自由貿易が必要」とのプロトコルを流布しています。

 

これは完全なレッテル貼りとなるので、私なりに説明させていただきます。


例えばTPPにおけるISDS条項は、「企業のみが国家を提訴できる権利を有する」ことを意味しています。

 

そもそも戦前の世界では、国家が拡張主義をもって植民地を増産した挙句、そのブロック圏内で保護主義をしいて、それがために各国の思惑がぶつかり、大戦に向かっていったという事実があります。

 

今は、国家が拡張主義を掲げて植民地を作り出している状況にないことは自明となります。

問題とされているTPPやNAFTAなどの自由貿易協定は、グローバル資本が、世界の国家郡を蹂躙していく拡張主義そのものになります。

「グローバル資本が貿易のルールを管理する方法」がTPPなのです。

 

つまり、自身の都合の良いルールを押し付けて「保護主義」をしこうとしているのは、グローバル資本なんですね。


安倍ちゃんやマスコミが言う「保護主義」とは、世界各国の国民が、そのグローバル資本の侵略から自分達を守るために望んでいることであり、しごくまっとうなことなのです。

 

しかも関税自主権の観点からしても、国民国家が自分達の地域経済や文化を守るべく、保護主義をしくのは当たり前であります。


ですので、グローバリストのエージェントである安倍首相らによる「世界で保護主義が蔓延しているので、平和のためにも自由貿易が必要」という論理は完全に悪意のあるデタラメということです。

 

 

最近は、猪木議員や、「難波のエリカ様」こと上西議員のように、元「維新の会」の所属していた議員が、とても良い感じです。

 

彼らも一度は「維新は既得権益を打破する改革を実行してくれそう」ということで、維新に所属したのでしょうが、いざ所属すると、維新は単なる売国党であったことがわかり離脱したのだと思います。

 

一度売国奴の皆さんのプロトコルを理解すると、完全に目が覚めます。

東ナントカさんのように、相変わらずエージェントとして売国活動に勤しんでらっしゃる方もいますが。

 

 

ここ数日の参院のTPP質疑を中継した、私のツイッターを転載させてください。


誤字脱字も多く、正確でない文章もありますが、安倍政権の閣僚らがいかに醜悪な嘘つき売国奴であるかが伝わるだろうと思います。

 

 

そして安倍ちゃんは、11/15にはこんな飽きれた発言も。

 

▼安倍首相:TPP発効しなければ中国中心の自由貿易に
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20161115-00000053-nnn-pol

 

安倍首相は、TPPが発効しなければアジアの経済連携の枠組みは中国を中心としたものに移る可能性があるとの見方を示したのです。

 

昨日まで「TPPは中国包囲網だ!」と叫んでた連中が、今日は「中国様と自由貿易しよう!」です…w

 

こりゃもう、さすがのカルト教信者のネトサポさん達もついていけませんね。


良識的な保守派の代表格である経済評論家の三橋さんも一年前から以下のように語っています。

 

▼「TPPは中国包囲網」のウソにだまされるな。国民を欺く5つの手法=三橋貴明
http://www.mag2.com/p/money/5717

 

こんな幼稚な嘘に騙されちゃいけませんよね~。

 


本題に戻ります。

 

反日売国スパイ安倍政権は、ウォール街への忠誠を示すべくTPPは強行的に批准するでしょう。

 

TPPを止めるために残った可能性は、アメリカのトランプ次期大統領と、アメリカ議会の意向にかかてくると断言できます。

 

しかし、トランプ氏らも非常に怪しい

 

というか変節する可能性が高い!


だったらもう日本の議会で止めるしかないでしょう!ということです。


アメリカの大統領選で明らかになったように、マスコミは嘘を吐くことで生計を立てています。

日本のマスコミもTPP問題を黙殺するなか、我々国民ひとりひとりが、動かなければなりません。

 

国会でTPPの批准に突き進もうとしている今、「自民党、公明党議員への語りかけ作戦」を敢行するしかありません。

 

自民党が超党派で組織する「TPP交渉における国益を守り抜く会」に議員リストがあるので、各議員のHPに飛び、メアドや問い合わせフォームを見つけてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/TPP%E4%BA%A4%E6%B8%89%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%9B%BD%E7%9B%8A%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8A%E6%8A%9C%E3%81%8F%E4%BC%9A
 
かつてはTPPに反対していた自民党です。
彼らだって悪魔じゃありません。

 

良心が残っていることに期待してメールしましょう。
 

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

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