こんにちわ!

本日は再び「小池百合子知事の”改革”」についてのポストになります。


先日、国際情勢分析家のジェイ・エピセンター先輩に「これヤバいから見てくれ」ということで送られてきた「国家戦略特区シンポジウム ~小池百合子×竹中平蔵」のビデオ
の話題が中心となります。

こりゃ激ヤバっすよ~。

 

船瀬俊介×ジェイ・エピセンター著

TPP毒素条項で日本は丸ごと奴隷市場 ワンワールド支配者の仕掛け罠はこう覆せ!


そのまえに、去る9月9日に山本太郎議員と三宅洋平元候補の主催で行われた「憲法フェス」にて、久しぶりに三宅くんとお話できましたので、少しその報告を。

 

まず、「不正選挙疑惑問題」に関して、動いてくれるかもしれません。
(まだ未確定ですので、進展あればご報告します)

 

そして「TPPの件はこれからしっかり動こうとしている」との力強いお言葉もいただきました。

これから注目の案件となりますので、ぜひ皆様もご注視いただければと思います。

 


さて、本題「国家戦略特区シンポジウム ~小池百合子×竹中平蔵」の件。


小池都知事は選挙中から、女性の活用、環境問題、ダイバーシティー、保育園の件など耳障りの良いことを提言してきましたが、彼女自身の提唱する「東京大改革」につい
ては、その中身を多くを語りませんでした。

 

その「改革」に関して、以下のビデオから国家戦略特区と両輪の存在であることがうかがえることになるだろうと思います。

 

本記事後半には、私が抜粋した重要箇所と、解説も付け加えさせていただきました。

 

そして、ぜひ皆様には、以下のキーワードに気をつけて見て、そして読んでいただきたいと思います。

「構造改革、規制緩和、既得権の打破、グローバル、自由化、民営化、自己責任、無駄の削減、、、」

先日私が注意喚起させてもらった通りの内容になっております。
http://ameblo.jp/cargoofficial/entry-12197678339.html

 


*ビデオは15:30~の第二部のものを抜粋した形となります。

【小池百合子氏登場】国家戦略特区シンポジウム【セッションⅠ『岩盤規制改革で目指すもの~国家戦略特区×成長戦略~』】モデレーター竹中平蔵
https://www.youtube.com/watch?v=yvqGhmYEgcs
 

**追記:動画消されましたので別リンク張ります(内容は同じ)

**追記(2017.3.5)おかしい、動画が消され続けている。
 削除ペースが速いので、証拠保全のため一応保存した。
 ニコ動から抽出したものになりますが、内容は同じです

 

 


国家戦略特区は、医療・農業・都市再生・雇用など多くの分野において、
いわゆる岩盤規制に突破口を開いてきました。
今後2年間を第2ステージ「集中改革強化期間」として、
残された岩盤規制改革を断行していきます。
シンポジウムでは、指定自治体の首長や有識者・専門家が、
これまでの取組みを報告し、これからの国家戦略特区について意見交換を行います。

 

【公式サイト】
国家戦略特区シンポジウム(平成28年9月12日開催)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiik...

 

【タイムスケジュール】
15:15~15:30【開会挨拶】
山本 幸三 内閣府特命担当大臣(地方創生、規制改革)

15:30~16:30 【セッションⅠ『岩盤規制改革で目指すもの~国家戦略特区×成長戦略~』】
竹中平蔵  国家戦略特区諮問会議有識者議員
小池百合子 東京都知事
広瀬栄   養父市長
八田達夫  国家戦略特区諮問会議有識者議員

16:45~17:00 【プレゼンテーション『改革市長による地方創生の取組み』】
小泉 一成  成田市長
奥山 恵美子 仙台市長
菅  良二  今治市長

17:05~17:50 【セッションⅡ『特区を突破口とした日本の将来像』】
磯山 友幸  経済ジャーナリスト
熊谷 俊人  千葉市長
尾崎 マリサ(スプツニ子!)アーティスト/マサチューセッツ工科大学助教
駒崎 弘樹  認定NPO法人フローレンス代表理事
上山 康博  株式会社百戦錬磨代表取締役社長

 

2016/09/12(月) 15:15


以下、私が選別した「注意喚起ポイント」となります。

改革派の危険思想を抜粋/要約し、ヤバいポイントにツッコミを入れる形をとらせていただきました。

 

小池 : これこそ構造改革。 

     東京都としても規制改革、国家戦略特区の枠組みをフルに活用させてい

     ただく。
     東京のポテンシャルを引き出し、より輝かせていく。

     海外の金融企業をJPビル(郵政ビル)に誘致したりして、東京を再び金融

     センターとして取り戻していきたい。
     これは東京大改革の重要なファクターのひとつだ。

     外国企業の誘致をどんどん促進したい。
     日本への直接投資の比率はジンバブエレベルなので、もっと上げていく必要が 

     ある。
     フィンテック(FinTech = Finance+Technology = ITを活用した金融業、決済業)を

     推進する。


つまり小池氏の提唱した「東京大改革」の構想は、国家戦略特区が不可欠だということです。
都知事選の選挙中に言わなかったことを、急に言い出した形ですが、正直、我々アンチ・グローバリストとしては「ほれ見たことか」という感じです。
彼女の言うスマート・シティとは、「世界に開かれた、環境・金融先進都市・東京」ということです。
グローバル金融資本の本邦参入をどんどん促していくそうですが、これこそが売国奴の皆さんの本丸というわけです。
そんなに国際金融家に優しくしなくても、すでに日本は世界のタックスヘイブン・ランキングで8位ですよ。
これ以上「オモテナシ」してどうしたいのでしょうか。

 

【参考】 The 10 Biggest Tax Havens in the World
http://www.therichest.com/expensive-lifestyle/location/the-10-biggest-tax-havens-in-the-world/

 

 

小池 : 外国からの高度人材をどんどん受け入れていく。
      外国人家政婦なども受け入れていく。


「高度人材」とはよく言ったもんです。
これは実質的に「移民促進」となります。
実際には、皆さんの知らない間に「外国人単純労働者」の受け入れまで「規制緩和」されていますよ。
「割れ窓」は一個許すとどんどん拡がります。

 

【参考】外国人「単純労働者」の解禁 不足する労働力の精査が先だ 論説委員・河合雅司 : 産経 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00000505-san-bus_all

 

 

小池 : インターナショナルスクールや病院、居住地区など外国人のために用意した 

      い。       

     外国企業を誘致することによって成長戦略を促進し、アベノミクスに貢献し

     たい。


おそらく多くの日本国民は、都知事選において「一匹狼の小池 VS 旧態依然の自民/都議会」の構造だと認識しておられたでしょう。
残念ながら、マッチポンプってこういうことです。
グローバリストは常に「見せかけの対立軸」を用意し、どちらに転んでも勝つように謀略をめぐらせています。
自民と反目しているように見える小池都知事も、大きな流れの中では、淀みなく、一蓮托生です。

 

【参考】 政府、東京都で外国人家事サービス解禁  国家戦略特区27計画を決定 :産経
http://www.sankei.com/politics/news/160831/plt1608310035-n1.html
【参考】 外国人の働く環境整備  介護士資格を持つ外国人に在留資格認めるなど高度人材の規定枠を緩和 病院の英語化に数十億円 :日経
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS10H3O_Q6A810C1MM8000/

 

 

竹中平蔵 : 国家戦略特区というのは、国全体で規制改革が難しいときに、特区を

     もって先行して規制改革を進めようというものです。
     ところがこの特区を進めるためには地方行政の首長の支援が大事になるが、

     なかなか進まないでじれったいときもある。
     そんななか小池都知事が知事に就任して、いち早く外国人労働の受け入れの

     支援を決めていただいた。

 

毎度のことですが、白々しい男ですなあ。
この虚言癖男は完全にフォースの暗黒面に魅入られてしまってます。
このエージェントの行動原理はすべて「キックバックを受けるため」となります。

 

【参考】外国人家事代行、パ○ナ社など3社認定 フィリピン人受け入れ今秋にも開始 :日経 
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLZO05334080X20C16A7L82000/

 

 

養父市・広瀬市長 : 高齢化の進む過疎地で行政として生き残るためには、国家戦略 

     特区で企業の農業参入を推進したい。

 

竹中 : 国家戦略特区で農業分野の改革をしたい、と言った時、ほとんどの各地方

     自治区が地元の農業関係者の圧力に屈して崩れていった。
     そんななか唯一手を挙げたのが養父市の広瀬市長。
     そのように既得権益を持った人たちが抵抗を続けるなか、まさに改革をし

     ようとしているのが広瀬市長や小池知事。


酷いもんです。
おそらく広瀬市長は、竹中大先生に踊らされているだけですが、竹中大先生らは国家の礎たる農業を破壊し、グローバル資本に献上したいようです。

 

【参考】自民・小泉氏、農政改革「JA全農が今後の本丸」  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE26H06_W6A720C1PP8000/
【参考】ハンガリーで1000エーカー(東京ドーム87個分)の遺伝子組み換え畑の焼却 
  ~一方ですでに日本で流通する大豆やトウモロコシの8割がGMO
http://shindenforest.blog.jp/archives/65425374.html

 

 

八田達夫(国家戦略特区・有識者議員): 広瀬市長は国家戦略特区が生み出したス

     ター。
     高齢者ばかりの町で新規参入者にどうやって農地を持ちやすくするかを考え

     なければならない。
     改革のためには犠牲も払わなければならないが、地域のしがらみを打破

     なければならない。
     東京に関しては上海や香港、シンガポールと競争する上で、例えば容積率の

     問題などでも抵抗勢力がいるなか、日産のカルロスゴーンさんのように既得権

     と戦い、しがらみなく改革していかなければならない。

 

「抵抗勢力」や「既得権」を打破する、、、どっかで聞いたレッテル張りですね~。

 

【参考】 抵抗勢力 : Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%B5%E6%8A%97%E5%8B%A2%E5%8A%9B

 

 

小池 : 私は都知事選を党や組織の応援なく当選しましたが、これは特区や規制改革

     を進めるうえで絶好の環境ではないかと思う。
     しばりなく自由なことを貫けばいいと思っている。
     私はかつて総務省で特区と規制緩和を担当していたが、数々の規制緩和を

     進める上でスピード感が大事。日本は遅い。

竹中 : 規制改革をするときには抵抗勢力からの圧力がある
     既得権益を持った人たちと堂々と戦わなければならない
     今まで企業が農地を持つためには農業生産法人という特別な法人をもたなけ

     ればいけなかった。
     そして企業は一定以上の農業生産法人の株を持てなかった。

     つまり実質支配ができなかった。
     しかし特区である養父市では50%以上株を持てるようになった


竹中大先生がポロリと本音を吐露させてしまいました。
「農業を株式会社化させ、”実質支配”したい」そうです。
この人たちの「割れ窓作成能力」には恐れ入ります。

 

【参考】 農協改革は亡国の思想 崩壊する日本の食料安保  農協改革とTPP  三橋貴明: 農協新聞
http://www.jacom.or.jp/nousei/closeup/2015/151222-28833.php
【参考】 世界化するモンサント法案と人びとの種子の権利、食料の主権を守る闘い
http://blog.rederio.jp/archives/2788
【参考】 貧乏人は水を飲むな。「水道民営化」を推進するIMF、次のターゲットは日本 : Money Voice
http://www.mag2.com/p/money/10990

 

 

八田達夫 : 特区においては農業で外国人人材を受け入れる予定だ。
     東京においても既得権勢力の圧力を乗り越えて医者や弁護士の外国人人材

     を受け入れる。
     そして株式会社の参入を促進していく。
     例えば子育ての面でも話題になった保育園。
     保育師は正規は給料が高いが非正規は低いので、同一労働同一賃金

     目指す。

 

彼らの言う「同一労働同一賃金」は、下層を上層に引き上げることではありません。
下層を”中の下の層”に、中級層もまた”中の下の層”へと「同一労働同一賃金」化させる計画となります。
おそらく、年収800万以上の人は「オレ達は勝ち組だから関係ないね」と思ってるかもしれませんが、ぜひ気付いてほしい。
日本政府は、「限定正社員」という、アメリカ型の正規と非正規の中間のような雇用制度改革を進めています。
彼ら改革派はあなたの給料を下げようとしているのですよ。

 

【参考】 クビにしやすい正社員制度の普及【限定正社員】 : 連合(日本労働組合総連合会)
http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/seido/kiseikanwa/02.html
【参考】 安倍政権3年 正社員23万人減少、非正規172万人増加 = 労働力調査詳細集計 :赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-02-17/2016021701_04_1.html

 

 

竹中 : シェアリングエコノミーに関しては、ビッグデータやAIの推進も含め、例えば

     ウーバーなどの参入が必要だ。

 

マスコミのプロパガンダにより多くの人が誤解しているのですが、基本的に国家財政と家計は別物です。 
普通の家計においては、ムダを削減していくは良いことでしょう。
しかし国家単位では、"支出"することがGDP増大に繋がります。

緊縮財政や、機械化により雇用を奪うことは本末転倒なのです。
ウーバーのようなシステムを無制限に受け入れ、無駄を排除していくと、タクシー運転手や配送業者などの職が失われ、GDPが消失します。

 

 

小池 : 女性が活躍できる社会を目指すため、保育所の規制改革、税制改正を

     進める。

 

よう言うわ。
そもそも小泉竹中の行政改革による規制緩和によって、保育所の非正規公務員が増えて、マクロではGDPや賃金、消費が激減していったのに。
理想的な社会とは「女性が無理やり活躍させられることのない、豊かな社会」のことなのですが...。

 


しょうもないおためごかしはカットしましたが、以上がエコノミックヒットマンたちの計画となります。

 

【参考】エコノミック・ヒットマンが説明する征服方法<買収・暗殺・軍事行動>
(CIA工作員による内部 告発)
https://www.youtube.com/watch?v=17mE5fPQjt0

 


もちろん、私も「良い規制改革はやればいい」と思っています。

 

しかし彼らグローバリストの目的は、環境問題を解決するだとかダイバーシティーを作り上げるということではないということです。

 

グローバリズムというものの正体が、世界中の一般国民をほどほどに貧乏にして力を奪い、グローバル金融資本による世界支配を進めるためのツールであることを認識す
ることが大切だろうと思うのです。


先日、経済評論家の三橋貴明さんも「TPPの”背後にある思想”を理解しよう」と注意喚起されていましたが、「改革」とか「規制緩和」とか「自由化」なんていう耳障りの良い言
葉に騙されちゃダメですね。

 

そして、先日私のポストを転載していただいた不正選挙疑惑問題の専門家であるGhost Riponさんにも「小池氏のパターンは、最初は都民に支持されるように撒き餌をし(築地移転問題など)、その後、本命の大物を釣りに来るシナリオと予想してます」とお答えいただいておりますとおり、グローバリスト達の侵略メソッドに造詣の深い方たちも多くいます。

 

我々にできることは、とにかく知識を共有し、おかしな事にはおかしい!と声を挙げていくことだろうと思います。

 

【関連記事】
改革って何? 小池都知事の改革の場合
http://ameblo.jp/cargoofficial/entry-12197678339.html