#拡散希望 超絶わかりやすいTPP解説 秋の国会で批准??
http://ameblo.jp/cargoofficial/entry-12189242257.html


こんにちわ!

今回もTPPについてです。

前回同様、おさらいとなりますが、月刊誌『KOKKO』編集者の井上伸さんのブログから、TPPに関する記述を転載させてもらいます。

先のTPP審議国会で行われたやりとりに関するポストですが、これを見れば、いかに安倍政権が不誠実で嘘つきなのか理解できます。


「農産物重要5項目(コメ、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖)を聖域としない限りTPP参加しない」等、自民党の公約はウソっぱちでした。

【参考】TPP 重要5項目「無傷」ゼロ 野党批判「国会決議違反」 2016.04.20
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201604/CK2016042002000120.html


しかし「自民党は嘘つきだ!」と非難しているだけでは何も変わりません。

特に両院で野党に2/3議席をおさえられている今、秋の臨時国会では、TPPの批准に突き進もうとしております。

【参考】安倍首相 秋の臨時国会「TPP承認へ全力」  2016/08/13
http://mainichi.jp/articles/20160814/k00/00m/010/054000c


僕が毎回オススメしているのは「自民党議員への語りかけ作戦」です。

自民党が超党派で組織する「TPP交渉における国益を守り抜く会」に議員リストがあるので、各議員のHPに飛び、メアドや問い合わせフォームを見つけてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/TPP%E4%BA%A4%E6%B8%89%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%9B%BD%E7%9B%8A%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8A%E6%8A%9C%E3%81%8F%E4%BC%9A


彼らも悪魔ではありません。
かつてはTPPに反対し、地域と国、国民を愛していた人たちですので、その彼らの残っているかもしれない良心に期待して応援メッセージを送るのがいいと思います。


というわけで、再度、自民党の公約違反に関して、下記をご確認ください。



----------------転載ここから--------------------

#TPP反対と言ったの私だ =安倍首相と自民党衆院議員の84.3%がTPP反対(2012年総選挙時、共同通信調べ)=安倍首相ひきいる自民党はウソつき集団


http://editor.fem.jp/blog/?p=2004
  • 2016/4/9

  • 1 2016040901_01_1b b.jpg

    TPPをめぐる内田聖子さんの一連のツイートです。
















    まさに異常な事態ですが、これに加えて、「自民党はTPP反対と公約したけど、自分の口からは直接は言ってないもんねえ、と言い出すお子ちゃま総理。」という問題も発生。これについては、今朝の「しんぶん赤旗」の一面がすかさず以下のように事実を突きつけて批判しています。



    首相は「TPP断固反対と言ったことは1回もない」と国会答弁したが

    この選挙公報は何なのか

    しんぶん赤旗 4月9日付


    安倍晋三首相が7日の衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会で「TPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございません」と答弁したことに対し、「ひどすぎる。選挙で断固反対といってたよね」「自民党は毎日がエープリルフールか」「民主主義だけでなく選挙も全否定か」との批判がわき起こっています。


    安倍首相はこれまでTPPについて「聖域なき関税撤廃を前提とするTPPには反対する」と繰り返し表明。自民党は2012年の総選挙で「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない」とのポスターを全国に張り出し、北海道比例ブロックの選挙公報で、安倍首相の顔写真入りで「私たちの暮らしを脅かす『TPP』を断固阻止する!」との公約を掲げていました。


    今国会に出されているTPP承認案・関連法案をめぐっては、この公約が守られたのかどうかが厳しく問われています。安倍首相の答弁は、こうした自らの言明も選挙公約もかなぐり捨てて、TPPを国民に押し付けようとするものです。


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    安倍首相が自分の口で「TPP反対」と言っている事実も、いくらでも出て来ますが、ひとつだけ報道記事を紹介しておきます。



    TPPは公約堅持 安倍氏JA会長に

    2012年12月21日付 北海道新聞朝刊全道


    自民党の安倍晋三総裁は20日、全国農業協同組合中央会(JA全中)の万歳章会長と党本部で会談し、環太平洋連携協定(TPP)に関し「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加には反対」との衆院選公約を首相就任後も貫く考えを強調した。


    万歳氏が「これまでの方針を堅持してほしい」と要望したのに対し、安倍氏は「そういう方向で考えている」と応じた。


    安倍氏は来年1月で調整している日米首脳会談で、TPPに関して米側の要求を聞く意向を示しているが、万歳氏は会談後、記者団に「そういう話は一切しなかった」と述べた。


    それから、この共同通信のアンケートが強烈です。



    衆院選2012

    当選者 TPP反対「66%」 自民党では反対が84・3% 賛成は9・6%

    共同通信社アンケート 衆議院議員選挙

    2012年12月18日


    共同通信社が17日、衆院選当選者のうち立候補者アンケートで回答を寄せていた454人を分析すると、環太平洋連携協定(TPP)参加反対は66・5%だった。TPP参加賛成は24・9%。自民党では反対が84・3%に上り、賛成は9・6%だった。


     


    それから、2013年に「環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉参加に関する国会決議」で、農産物の重要5項目(コメ、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖)は段階的な関税撤廃も含め認めないことや、「交渉により収集した情報については、国会に速やかに報告するとともに、国民への十分な情報提供を行い、幅広い国民的議論を行うよう措置すること」なども決められているのに、これについても安倍首相自身も「聖域」とした農産物の重要5項目のうち3割の品目で関税が撤廃され、コメでも関税ゼロの「特別輸入枠」まで新設され、わずかに残った関税も、発効7年後には撤廃に向けた協議を約束しています。「国会に速やかに報告し、国民への十分な情報提供」をするという国会決議についても、安倍政権によるTPP交渉は、入り口から出口まで徹底した秘密交渉が貫かれ、日本の参加条件とされた日米2国間の並行協議でも、何が話し合われ、日本が何をどう受け入れたかも分かりません。安倍首相は、自らの公約違反のみならず、国会決議にも違反していることは明らかでしょう。


    そして、以下は、自民党のホームページに今でも掲載されている2012年の定例記者会見での安倍総裁の発言です。(2012年11月16日11月15日の記者会見



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    安倍総裁みずからの口で、「TPP交渉参加に反対である」と明言していますし、「総理(※当時の野田総理)は今年の年初にTPPについての情報を公開すると、そして国民的な議論を深めていくとおっしゃった。しかし今に至るまで情報公開はほとんどなされていません。マスコミの皆さんもおそらくこの情報を得ておられないだろうと。野党である私たち(※当時野党の自民党)にも情報提供はなされておりません。そして、国民的な議論を深めていく努力をそもそも野田さん自体がしていないじゃないですか。」と言って、「TPP交渉参加に反対である」と安倍首相は明言しているわけです。この指摘は、今の安倍政権にそっくりそのままお返ししたいと思います。








    井上 伸月刊誌『KOKKO』編集者


    投稿者プロフィール

    月刊誌『経済』編集部、東京大学職員組合執行委員などをへて、現在、日本国家公務員労働組合連合会(略称=国公労連)本部書記、国家公務員一般労働組合(国公一般)執行委員、労働運動総合研究所(労働総研)労働者状態分析部会部員、月刊誌『KOKKO』(堀之内出版)編集者、国公一般ブログ「すくらむ」管理者。著書に、山家悠紀夫さんとの共著『消費税増税の大ウソ――「財政破綻」論の真実』(大月書店)がある。ここでは、行財政のあり方の問題や、労働組合運動についての発信とともに、雑誌編集者としてインタビューしている、さまざまな分野の研究者等の言説なども紹介します。