どうも。

ぼくはあまりテレビ、特にバラエティー番組を見ないのですが、最近いわゆる「ホルホル番組」が増えたなと感じます。

以前、「YOUは世界の裏側のこんな日本人」みたいな番組が急増したと指摘しましたが、今度は自画自賛モードに入ったようです。

「日本はすごい国だ」とあの手この手で主張する類の番組です。

もちろんオールド左翼のみなさんの自虐史観にのっとった捏造贖罪ストーリー系よりは良いですし、母国に誇りを持つことも大事なことなのでしょう。


こういうトレンドから推察できる文脈は以下の通り。

「日本はすごい!!」
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「(白人に褒められる)日本はすごい!!」
   ↓↓↓
「(白人の支配層に褒められる)日本はすごい!!」
   ↓↓↓
「(グローバリズムを推し進めるグローバリストに褒められる)日本はすごい!!」



この”グローバリズム”というのが実にやっかいです。

もちろん良いグローバリズムもあれば、悪いグローバリズムもあると思います。

世界中の人となかよくしましょう、差別や偏見はダメだよね、世界中で自由な経済を活性化させてWinWinでいきましょう、というようなメッセージは普遍的な価値であるとも思います。


ところが”グローバリズムの負の側面”に関しては、テレビや新聞ではほとんど語られない。


こういうやつ、見たことない人おおいんではないでしょうか?
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■ボリビア コチャバンバ 水戦争から10年


■映画『モンサントの不自然な食べもの』予告編


■スウェ-デンのマスコミが隠すスウェ-デンの真実(グロ注意)



「ホルホル番組」の存在は、直近的には、来るべきオリンピックに向けて、さらには移民時代、TPP、自由貿易に向けての”地ならし的な意味合い”を持つのだと思いますが、

これには、ヘーゲルの弁証法的に”正反合”で考えることが重要なのだろうと思います。
 
そもそもこの宇宙は、ハイゼンベルグやゲーデルが言うように不確定で不完全なものであり、アインシュタインが言うように相対的なものであるのですが、
グローバリストみなさんは、この”不確定な宇宙の姿”を、”二元論的な議論”に持ち込む知略に長けており、「世界中が繋がるって素晴らしいよね」という免罪符を掲げてごまかすパターンが多々ある、ということなのだと思います。


”シュレーディンガーの猫”は、「生きていると同時に死んでいる」わけでして、悪意の入り込む余地を多分にはらんでいるのです。



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最近、MIT名誉教授のチョムスキー先生が、おもしろいことを言っていました。

■「民衆が自由を獲得し、政府が民衆を力づくで制御出来なくなった時、広告産業が登場しました。
  世論を操作するプロパガンダは今は”マーケティング”と名を変えています。」
https://mobile.twitter.com/TsutsumiMika/status/465741631887396864

■「経済的強者だけが言論の自由を行使し、自らの目的に最も適した”世論という商品”を作り上げることができるのです。」
http://enzai.9-11.jp/?p=16225


さらに、ドイツ・コール元首相の顧問を勤めたジャーナリスト、ウド・ウルフコテさんもおもしろいことを言っていました。

■「ドイツだけではなく多くの国に、CIAに買収・洗脳されて、人びとを米露核戦争へと駆り立ようとしてるジャーナリストがいる」:ロシア国営・桜井ジャーナル
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201410070000/



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とにかく、そんなにホルホルしたいのなら、こういう以下のような話をテレビで言えば良いんじゃないの?と思うのですが、これができないんですよね~(棒)

■教育勅語

>> 教育勅語は、「危険思想」どだとしてGHQが禁止しました。


■「日本に感謝しています」~韓国人大学教授が語る日本統治時代の真実【重要証言】

http://thefact.jp/2014/255/
>> 韓国人のミン・ヒシク漢陽大学名誉教授は、日本統治時代を実際に体験し、日本に対し感謝していると言います。


■【重要証言】「日本の兵隊さんは本当に素晴らしかった」

>> 日本統治下の台湾で生まれ育った楊素秋さん(81歳)の証言
「今の人は昔の兵隊は悪かったとか、昔の人は悪かったとか言うけど、そういう人たちの頭の中をもう一度さらってあげたいくらいです」
「第二次世界大戦で日本軍ががんばってくれたからこそ、アジアは西洋の白人から守られてきた」


以上なような例は、いかにも右翼が喜びそうな映像ですが、これもこれで事実のひとつです。
*ちなみにぼくは、”幸福の科学”の信者じゃありません(笑)




きょうは、そんな感じ。

では。