TPPはやめて、RCEPやりませんか?

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グローバリストさんたちの目的は、世界の各地域にブロック経済圏を作ることによって、
自分たちの都合の良い法律や価値基準を植え付け、富を搾取し、世界をフラット化させ、最後には世界統一することです。

その目的のひとつがTPPとなります。

RCEPもグローバリストさんたちの計画である「New World Order」にのっとったブロック経済圏案なのですが、
それでもアメリカのグローバリストさんたちに直接搾取されることが見え見えのTPPよりはるかにマシであり、
RCEPで一旦クッション置いたらほうが、時間稼ぎもできます。

なにより、「TPPの骨子は、アジアの成長を取り込むことだ!!」などと、鼻息荒く言うのなら、断然RCEPのほうが良いのです。

略奪することしか考えていないグローバリストさんたちにはお引き取りお願いして、日本はアジアの人たちと仲良くするべきでしょう。


以下まとめです。


【出典】
TPPよりはるかに重要かもしれないRCEPとは何か - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/m/odai/2134931396188552401


● RCEPとは?
>>
Regional Comprehensive Economic Partnershipの略、アールセップ : 東アジア地域包括的経済連携(RCEP)

日中韓印豪NZと、ASEAN(インドネシア・シンガポール・タイ・フィリピン・マレーシア・ブルネイ・ベトナム・ミャンマー・ラオス・カンボジア)が持つ5つのFTAを束ねる広域的な包括的経済連携構想

主に貿易や投資、サービスなど8分野を対象に2015年末の交渉妥結を目指す。

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ASEANは人口 は5億8100万人(2009年)で、欧州連合 (EU) や北米自由貿易協定 (NAFTA) より多い。
国連の予測では、2030年には7億人を超え、2050年には7億7000万人規模になるとされている

★RCEPが実現すれば、人口約34億人(世界の約半分)、GDP約20兆ドル(世界全体の約3割)、貿易総額10兆ドル(世界全体の約3割)を占める広域経済圏が出現します



TPP推進派は、「貿易立国として築いた現在の豊かさを次世代に引き継ぐには、アジア太平洋地域の成長力を取り入れていかなければならない」と言います。

だったら、TPPよりRCEPのほうが、断然良い。

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日本から見ればTPP市場はアメリカが85%占めているのです。
つまり、TPPに参加してアジアの成長を取り込むことなどまったくできません。

TPPとは、実質的に日米貿易協定であり、アメリカの市場に取り込まれるための不平等条約なのです
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20111027/1319704940


★すでに日本の輸出の半数近くはRCEP諸国向けになっている

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TPPと比べ必然性という観点ではRCEPの方がより重要度が高いといえます。

RCEPが主に貿易条件の自由化にとどまっているのに対し、TPPは労働市場にまで踏み込んだ自由化を目指している点は大きな違いです。

★その点、TPPと比べRCEPは利点はあっても我々の生活を大きく変化させるデメリットが生じる可能性は小さいといえます。


広域FTA締結が日本のGDPに与える押し上げ効果は1.1%。環太平洋経済連携協定(TPP)の0.54%より大きい。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS3002Z_Q2A830C1EE8000/?n_cid=DSPRM501


ちなみに、RCEPには中国や韓国という、あまり日本との関係が良くないタフナゴシエーターも含まれていますが、

RCEPは、日中韓が直接FTA協定を結ぶものではなく、あくまでASEANを介しての間接的FTAという構造になります。

なので、そんなに彼らの反日攻勢に悩まされることもないだろうと予測できます。



【参考】
RCEP vs TPP 富士通総研
http://jp.fujitsu.com/group/fri/column/opinion/201211/2012-11-5.html

TPPによる規制緩和で経済復活は幻想
RCEPや日中韓FTAを優先すべき
――金子勝・慶應義塾大学経済学部教授インタビュー
http://diamond.jp/articles/-/29366?page=4