ども。

やっぱり面白いですね、オリンピック。

今はフィギュア男子フリー見ながらこれを書いております。


先日友人にロシアのことを尋ねられたので、もうちょっとロシアに関する情報を追加してみます。

オリンピックを開催することがこんなにも大変で、水面下でこんなすさまじい戦いがあったことをはじめて知る方にとっては、とても楽しめると思います。

東京五輪に向かう我々日本人にとっても他人事ではないわけですし。


前回のこれの続きとなりますが、今回はもうちょっと政治よりの話
■ソチオリンピックの楽しみ方(シンボリズムという裏技)
http://ameblo.jp/cargoofficial/entry-11764538930.html


さっそくですが、開会式はやっぱりおもしろかった(^^)

もちろん予想通りイルミメッセージが掲示されることはなかった。
そればかりかアンチ・イルミ・シンボルを見つけることさえできたのでした。


まずセレモニーのしょっぱなに五輪マークの右上の赤丸が開かなかった件。
これは通説ではアメリカ大陸をレプレゼントする輪の部分のことで、単純にミスなのか意図的なのか判断難しいのですが、とにかく開かなかった(^^;

①GTY_sochi_olympic_opening_ceremony b.JPG
http://abcnews.go.com/blogs/headlines/2014/02/opening-ceremony-fail-just-four-rings-light-up-in-iconic-symbol/


開会式の総合プロデューサーは「トラブルで開かなかったわ、ごめん」と釈明してましいが、さっそくネットミームが作られていて笑ってしまった。
②1391804642046.jpg

まあ、アメリカに対する”あてつけ”である可能性もあるということです。



そして、開会セレモニー全編で、あえて▲を極度に排除して、○で攻めてきた。

人間のシステムの上には必ず○(太陽や宇宙)があるのです

③2014_sochi_opening_ceremony.JPG
http://www.ibtimes.com/russian-winter-games-kick-glitch-fairytale-show-1554080

④0207-SOCHI-OPENING-CEREMONY.JPG
http://www.therightplanet.com/2014/02/sochi-opening-ceremonies-its-hammer-time/

⑤red-balloon-opening-ceremonies-sochi.JPG
http://mashable.com/2014/02/07/disney-sochi-olympic-opening-ceremony/

⑥20.JPG
http://rt.com/news/sochi-winter-olympics-open-071/

そしてこれはφ(ファイ)じゃなかろうか。
φは▲を凌駕する理論を含んだ暗号でもある
(気になったら「レオナルド・ホロヴィッツ博士」で検索を)
⑦soc14020808460019-p2.JPG
http://www.sanspo.com/sochi2014/photos/20140208/soc14020808460019-p2.html


ちなみに事前に予言しておくと、、ブラジル・リオ、韓国ピョンチャン、日本東京でのオリンピックではイルミ・メッセージを堪能できるだろうと思います。



    さて、なぜこんなにシンボリズムにこだわるのか?

それはもう直近の事案で言っても、ソチにいたるまでのロシアVS銀行家の国々の戦いがすさまじかったからです。

実際のバトルや代理戦争や破壊工作、シンボリズム戦争もすべてを含めてであります。


全貌を理解するべく、ちょっとだけレトロスペクティブな例を出しますね。
(あくまでアンチグローバリストである人間の視点なので、反論もあるかと思います)


まず、前回のポストでも触れたけど、2013年はシリアの内戦とスノーデン事件で、国際情勢におけるプレゼンスをロシアに徹底的に奪われてしまった

これはもう、米英仏イスラエルサウジなどの銀行家に支配される国々にとっては歯ギシリしてくやしがったことでしょう。


シリア内戦 
>> 【米英仏イスラエルサウジが支援するアルカイダ/シリア自由軍 VS 露イランなどが支援するシリア政府】による内戦だが、ロシアが和平交渉の中心としてイニシアチブを握っている

スノーデン暴露事件 
>> 【米英仏の諜報機関  VS 露中が支援した元CIAスノーデンさん】という図式だったが、結果的に英米仏による世界中の市民に対する諜報が大々的に暴露された

去年に関しては、だいたいこういう図式。



      そして、毎度のことなのだが、銀行家の国の反撃が始まる。



ボルゴグラードでの自爆テロ
  >> 数十人が死亡したロシアでの連続テロ。、欧米の主流メディアは「ロシアと敵対するイスラム原理主義テロリストがソチ五輪を阻止するためにテロを起こした」と報道していたが、そのイスラム原理主義テロリストの背後にいたのはサウジとアメリカであった可能性が大きい。

【参考】■ボルゴグラード自爆テロはサウジアラビアのロシア攻撃の狼煙か?
http://rockway.blog.shinobi.jp/%E6%88%A6%E7%95%A5/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E7%88%86%E5%BC%BE%E3%83%86%E3%83%AD%E3%81%AF%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E6%94%BB%E6%92%83%E3%81%AE


銀行家の国、特にアメリカの破壊工作員たちが、世界中でクーデターや暴動などをアジテートし、国家転覆を謀ってきた歴史については、このへんが参考になります。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
■ 「元NSA工作員ジョン・パーキンス氏が暴露した、アメリカの国際陰謀・工作秘史」
http://www.youtube.com/watch?v=BhfCgO0ItY8




ウクライナ暴動  
 >> ロイターを情報統制ピラミッドの頂点とする銀行家の国々(日本も含む)の報道では、「ロシアの影響下に戻ることを嫌う市民が、EUに入ることを目的としてデモを起こした」とされていますが、それは真実ではありません。
簡単に言うと、、、ウクライナ内の【親ロシア派 VS 親欧米(銀行家の国)派】の戦いであり、いわゆる代理闘争(今後内戦に発展するかも)なのですが、ウクライナ市民が暴動を起こした真の理由は、「ウクライナの現政権とオリガルヒ(欧米ユダヤ財閥)との癒着などに怒った反政府運動」であった。
そして、その背後で暴動を支援し国家転覆をもくろんでいた疑惑が濃厚なのが、やっぱり欧米。

【参考】■ヌーランド国務長官補とパイエト大使の会話 ウクライナの綱引き EUから米国へ (ビデオ) :ロシアの声
http://japanese.ruvr.ru/2014_02_07/128416921/
>>
「Fuck EU」と発言したヌーランドさんの電話会談の盗聴テープをリーク
ウクライナをロシアに渡したくない米国の秘密交渉の決定的な証拠であり、アメリカによるクーデター煽動を止めるため露が暴露という形で反撃した。
アメリカ国務次官補ヌーランドさんは遅々として進まないウクライナ懐柔作戦について、EUに対し不満をあらわにした格好であったが、
おそらく、ロシアとしては"ボルゴグラード自爆テロ"と"ウクライナ暴動"という欧米側の攻撃に対して、「ソチ五輪開催中にテロとか起こしたら、もっとやばいネタ暴露するからな」と釘を刺した形だったと予測できる。




     さらに、IT業界やシンボリズム世界でも、欧米VS露の応酬が。



カスペルスキーがGoogle Chromeを実質的にスパイウェア認定
  >>ロシアのウイルス対策ソフト会社「カスペルスキー」が、Googleのブラウザ「Chrome」を「情報漏えいのツールになっている」と実質的にスパイウェア認定した。

【参考】■コンピューターを盗聴器に変えるGoogle Chromeのぜい弱性
2014年2月5日 カスペルスキー公式
http://blog.kaspersky.co.jp/listen-chrome/



ソチ五輪開催直前にGoogleのホームページでロシアを皮肉る
Google's pro-gay doodle sends message of support (グーグルがゲイ差別をするロシアにメッセージ)
CNN February 7, 2014
http://edition.cnn.com/2014/02/07/world/europe/google-olympic-charter/
⑧98b28e04.JPG
>>
「オリンピックの精神では、差別をすることなくすべての人々にスポーツをする権利が与えられる(要約)」とする文言を加えて、オリンピックの五色のカラーを、ゲイカルチャーの象徴とされるレインボーカラーに変えて、ロシアのゲイカルチャーに対する非寛容を皮肉り批判した。
だが、正確にはロシアは「同性愛を過度に宣伝する行為を禁止する法律を制定」しただけであり、必要以上に同性愛に対する差別を助長するものではなかった。
*Googleが自由経済主義体制のなかで、国家から独立した存在である、と勘違いしている人は目を覚ましたほうがいい。コーポラティズムこそ絶対権力だ。


他人の揚げ足を取ったり、しょうもないことばかりしてれば、そりゃこういうのも作られて揶揄されるわけだ
⑩_olympic_ring_not_opening b.JPG
http://www.dailynewsen.com/sports/the-best-of-the-internetx27s-response-to-the-fifth-olympic-ring-not-opening-h2420859.html
>>
欧米のメディアは「米英仏などの首脳がソチ五輪の開会式をボイコットした理由は、ロシアによるゲイ差別のため」とアホみたいな報道をしていたが、完全にくだらない"とってつけの理由"で笑ってしまう。(池上彰さんもあんまりバカを自ら吐露しないほうがいい)
シリアとスノーデンの件で、世界支配の計画を阻止されたことが、くやしくてくやしくてたまらなかったことが、理由上げられるのではないでしょうか。



     欧米の銀行家の国々による執拗な攻撃に、辟易としながらも毅然とかわしてきたロシアだったが、とうとう看過できない事件が起こってしまった。




■■ トルコ機でハイジャック未遂、ソチ行きを要求 犯人は拘束
CNN 2014/2/8
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGR0700T_X00C14A2000000/

>>
2/7の午後、ウクライナからトルコに向かっていた航空機がハイジャックされ、「ソチに向かうことを要求」されたが、ウクライナ人とされる犯人は拘束された。

ひょっとしたら「ソチ五輪開会式の会場に突っ込むための自爆テロ未遂」であった可能性もあるのだが、適当な理由をつけて事件を収束させたようにも見える。

だとしたら、同開会式に英米仏独の首脳が参加しなかった理由も、、、(以下略ww)????



ところが、事件から6日ほどたっているのにもかかわらず、続報がほぼない。

■「turkey hijack russia」で英語検索
https://www.google.co.jp/search?q=turky+hijack+russia&rls=com.microsoft:ja-JP:IE-SearchBox&ie=UTF-8&oe=UTF-8&sourceid=ie7&rlz=1I7WQIB_jaJP561&gfe_rd=cr&ei=KYP-UqaiEoyT8Qf30IGoBw#q=turkey+hijack+russia&rls=com.microsoft:ja-JP:IE-SearchBox&tbs=qdr:d

まあ、こういうときのセオリーはだいたい決まっている。
「銀行家の国とロシアとの間で、なんらかの”手打ち”が行われた」ということかもしれません。



こんなすさまじい事件があったにもかかわらず、開会式でポーカーフェイスを貫くプーチンさん
⑨putin.JPG
http://everything-pr.com/a-funny-thing-happened-on-the-way-to-sochis-fisht-olympic-stadium/248284/



とにかく、ソチ五輪最後までテロとか起きないことを願います。




書いてる途中で、羽生くんがゴールド取った。

おめでとー。

ショートのGary Moore - Parisienne Walkways よかった。



では。