おとなはこどもを守るために必死です。

だから話が難しくなっていってしまう。


まあ、ぼくのブログを15歳の子が読んでることはほぼないと思うけど。

高校生以上だったら、たまにcargoファンいるんで、ありえるかも。


今日は洗脳とメディアについてです。


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http://www.nippon-shinyaku.co.jp/topics/ns2010/2290


----- (1) -----
洗脳とかマインドコントロールというと、北朝鮮やオセロの中島智子さんのことをまず思い出すとおもいますが、自分からはほど遠いものだと認識しているのだろうと思います。

でも、洗脳やマインドコントロールなんか、ほんとうはそのへんにいくらでも転がってるものです。

じゃなきゃ、毎年毎年「振り込め詐欺(改め、母さん助けて詐欺w)」の被害額が、300億円とかになるわけないですよね??



実は、洗脳の基本的手法は、今も昔もほぼ同じで、ちょっとづつニュアンスが変わってるという程度。


『洗脳の手法』
①「こんな怖いことがあるよ~」「こんなヒドイことがあるね~」「怖いね~、腹立つね~、かわいそうだね~」
→恐怖心や精神的ショックを感じさせる

②「でも〇〇すれば大丈夫!」「これが正しい!」「みんな救われる明るい未来が待っているのです!」
→解決策や新しい概念を提示、刷り込む

③「もうあなたは学びましたね、私の言うことは正しいでしょ?」「だから私についてきてください!!」「協力してみんなで変えましょう!」「お金を払いましょう!」
→新たに形成させた信念やアイデンティティを強化させ、定着させる


こんな感じ。

超かんたん。



簡単なはずなんだけど、これが手を替え品を替えやられると、騙されちゃう。


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http://www.cmb-fund.jp/2007/06/4-4.html


というわけで、すごく良い例を見つけたので、以下の毎日新聞さんの「15歳のニュース」という記事から引用させていただきます。

以下の毎日新聞さんの記事には、巧妙なウソと洗脳術が多く隠されていて、すごく楽しい(^^)/

15歳のあなたたちを洗脳し、扇動しようとするものです。


どの点がどうウソなのか、細かく挙げ連ねますので、10代のみなさんには、ぜひ読んでいただきたいと思います。
(出典やソースに関しては後述します)



----- (2) -----

★<その前に、シリア情勢を理解するための予備知識>

A.「民主化を求めるシリア市民が、独裁者アサド・シリア大統領に弾圧され、虐殺されている」としているマスコミの情報は、ほとんどウソ

B.2011年にシリアで行われた反政府デモに、アメリカ、イギリス、イスラエル、またサウジアラビアやカタールが資金援助し軍事訓練したアルカイダ系テロリストが便乗して、シリア政府を転覆させる戦争を始めた。

C.カタールのアルジャジーラやUAEのアルアラビーヤ、そして欧米の主流メディアが「市民の民主的なデモをアサドが弾圧し虐殺している」と捏造し、世界中に吹聴した。
シリア国民の80%はそのウソのプロパガンダには騙されず、アサド大統領を支持したが、10%ほどのシリア国民が騙されてしまい、現在の混乱につながっている。


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http://www.eastedge.com/middleeast/syria/



■15歳のニュース:「民主化」どこへ シリア内戦泥沼化 2大宗派対立、周辺大国も巻き込み /大阪
毎日新聞 2013年07月06日
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20130706ddlk27100456000c.html

(以下、本文からの抜粋と私のコメント)


〇毎日新聞:
2011年3月の反政府デモに端を発したシリア内戦が泥沼化しています。
周辺諸国の利害対立やイスラム教各宗派の主導権争いなども絡み、当初の「アラブの春」再燃を願った人たちの民主化の夢はどこかに消し飛んでしまったように見えます。
なによりこの2年で死者が9万3000人以上に及び、500万人以上の国民が家を追われ難民化しているという大きな人道の危機に瀕(ひん)しています。
>>
(ぼくのコメント)
 この冒頭部分は完全に洗脳手法①の手口となります。
 まず「混乱してるんです」「こんなに人が死んでかわいそうなんです」と、同情心や恐怖心を煽り、精神的ショックを与える手法となります。
 そして「アラブの春」を「独裁者に対する民主化の夢」としているのですが、これは完全なウソです。
シリアに限っては、欧米やイスラエルが、一部のシリア民衆と外国人テロリストを扇動して、内戦に発展させました。
 「人道の危機に瀕している」のは、マスメディアのあり方そのものといえます。



〇毎日新聞:
米国の女優アンジェリーナ・ジョリーさんがヨルダン・ザータリのシリア難民キャンプを訪問しました。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)特使を務めているのです。
キャンプは2万人収容施設に12万人が暮らす劣悪な環境で、若い女性が性的被害を受けることも日常的に起きています。
>>
(ぼくのコメント)
 この部分は、洗脳手法①の延長となります。
 有名人の名前を持ち出し、このトピックに信憑性を持たせる手法です。
実際は、シリア人の大半がシリア・アサド政権を支持していて、サウジやカタール、アメリカやイギリスがシリア反政府軍に対して武器を与えたり、殺し合いをさせるような軍事支援することによって、内戦に発展し、混乱を招いている状況にあります。
 しかもヨルダンは米国の傀儡国であり、反シリア・アサド派です。
シリアから反シリア・アサド政権的な思想を持つ難民が、ヨルダンに逃げてくるのは当然なのです。
それを、あたかも難民の全体が反シリア・アサド政権派であるかのようにウソをついている記事となります。



〇毎日新聞:
国内避難民の数も400万人以上に上るといわれ、シリアの人口2200万人強の4人に1人近くが家を追われたことになります
>>
(ぼくのコメント)
 この部分も洗脳手法①の延長ですが、とにかく「異常事態である」、「かわいそうだ」、と毎日新聞さんはあおりまくっています。
 ほんとうは難民の数が400万人かどうかも疑わしいですし、その難民の大半は、単純に内戦から逃れてきた親シリア・アサド政権派であるにもかかわらず、全ての難民がシリア・アサド軍の弾圧から逃げてきた、と言わんばかりのミスリードをしています。
 難民の総数が400万人いる、としているにもかかわらず、そのうちのわずか12万人が、その全てを代表する人たちであるかのようにミスリードしています。



〇毎日新聞:
「アラブの春」を実現した国に比べて、なぜシリアだけがこんな終わりの見えない事態になったのでしょう。
それは争いを止めに入るべき国際社会が対立し動けていないのと、シーア派とスンニ派というイスラム教の2大宗派の「代理戦争」の様相を帯びてきているからです。
>>
(ぼくのコメント)
 洗脳手法①の延長です。
 なかなかのウソをつきまくり、15歳のみなさんに対して本格的な洗脳を試みてる可能性があります。
 まず「アラブの春」というものを、マスコミは「独裁者に対して民主化を求める市民の運動」だと報道していますが、これは真っ赤なウソです。
本当はチュニジア、エジプト、リビア、シリア、バーレーンそれぞれに異なった理由があり、その根底にある市民の蜂起理由は、反アメリカ/反イスラエルという思想が主な原因になっています。
 そして「宗教対立」という点も、真実ではありません
過去にアメリカやイスラエルが、宗教対立をさせるように、アラブ諸国を背後で扇動したためなのです。
 「国際社会が対立し動けない」という点は、事実に近いのですが、アメリカやイギリス、フランスみずからが、国際社会を対立させるようにアラブ情勢をめちゃくちゃにしたんだから当たり前なのです。
そして、自国の治安は自国で維持するのが主権国家として当然の権利なのですから、外国の介入などそもそももってのほかです。



〇毎日新聞:
当初の「民主化を求める反体制派VS強権的なアサド政権の対立」という単純な構図が見えにくくなっています。
まず周辺諸国が対立し、けん制しあっています。
政権側に付いているのがロシア、イラン、中国、イラクなどで、反体制派を支援しているのはサウジアラビア、カタール、トルコ、米国、英、仏などです。
>>
(ぼくのコメント)
 洗脳手法①の延長です。思考をストップさせるために複雑な図式を再度提示し、混乱させる手法です。
 半年ほど前まで、マスメディアは「シリア内戦は、独裁者に対して民主化を求める市民の運動だ」と平然とウソをついていましたが、最近はそのウソがバレだしたので、「単純な構図が見えにくくなっている」とごまかすようになりました。
本当は、「外国が支援するテロリスト VS アサドとシリア国民」という状況が見えやすくなってきただけなのですが...。
ただ、「政権側に付いているのがロシア、イラン、中国、イラクなどで、反体制派を支援しているのはサウジアラビア、カタール、トルコ、米国、英、仏など」という部分は事実です。

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〇毎日新聞:
先月開かれた主要8カ国首脳会議(G8サミット)では、シリア情勢への対応で「アサド政権退陣」を求める米欧日と、「アサド大統領支持」のロシアの溝が埋まらず、「アサド政権と反体制派の対話の即時開始▽化学兵器使用への懸念と国連の調査の早期実施」など実効性の薄い声明をまとめるのがやっとでした。
>>
(ぼくのコメント)
 この辺から洗脳手法②が始まります。彼らにとって都合の良い「真実」を提供します(ほんとはウソなのに)
 まず、国連が「化学兵器サリンを使用したのは、反政府軍の可能性が高い」と公式声明を出したことを完全に無視し、
さらにロシア・プーチン大統領がG8で「米英仏は反政府軍を軍事的・金銭的に支援すると言うが、その反政府軍はテロリスト・アルカイダなんだけど、おかしいよね?」と発言したことも完全に無視し、あたかもアメリカ、イギリス、フランス、そしてシリア反政府軍が正義であり、ロシアが悪であるかのようにミスリードしています。
 「実効性の薄い声明をまとめるのがやっとでした」とのことですが、毎日新聞さんはそんなに米英仏に軍事介入させて、戦争をしてもらうという「実効性」を支持するのでしょうか?



〇毎日新聞:
ロシアはシリアの古くからの友好国です。シリアのタルトス港に海軍基地を持ち、原子力発電所建設構想も提案しています。なにより中国と同じようにイスラム民族を含めた多民族を抱えるロシアは、アサド政権が倒れることで民主化の波が自国に及ぶことを恐れています。
>>
(ぼくのコメント)
 洗脳手法②です。自分達に都合の良い信念や情報を植えつけようとしています。
 まず、ロシアはシリアの友好国で、軍事的にも同盟関係にあることは事実です。
しかしおなじように、アメリカやイギリスは湾岸周辺国であるサウジ、ヨルダン、カタール、UAE、トルコなどに軍事基地を展開し、シリアの反政府軍(≒アルカイダ系外国人テロリスト)に武器を提供しているのです。
毎日新聞さんは、なぜかこの点には決して触れません。
 そして、ロシアは民主的な国であるにもかかわらず、なぜか「民主化していない」というような視点で語りつつ、「シリアもロシアも民主化しなければならない」と事実ではないことを、暗に示唆するミスリードをおこなっています。



〇毎日新聞:
 米国のオバマ政権はG8開幕4日前になって、アサド政権による化学兵器使用を断定、反体制派に軍事支援を行うと発表しました。
G8に向けてロシアをけん制したと言われています。
ただこれまで米国はシリア問題に慎重でした。
まず威信が大いに傷ついた「イラク戦争」の二の舞いを避けたかったのと、反体制派に武器を供与すればそれがアルカイダ系のテロ組織に渡る、と恐れていたのです。
>>
(ぼくのコメント)
 洗脳手法②の続きです。
 アメリカのオバマさんが「シリアのアサド政府軍が化学兵器を使用したので、反政府軍を援助する」と言ったことは事実です。
しかし、さきほども言いましたが、国連は「サリンを使ったのは反政府軍だ」と言っています。
 さらに、毎日新聞さんの言うように「イラク戦争で米国は間違った」としているのも事実です。
アメリカがイラクに攻め込んだ時に「大量破壊兵器(核兵器や化学兵器)を保持しているから侵攻する」としていたのですが、実際はイラクは大量破壊兵器など持っていなくて、それがウソだったことがバレてしまった、というのが事実です。
ところが、毎日新聞さんは、なぜかこのへんの重要な事実には触れられていません。
 最後に、「反体制派に武器を供与すればそれがアルカイダ系のテロ組織に渡る、と恐れていた」ということですが、アメリカがシリア反体制派≒アルカイダを支援していることを、ごまかしながらも、ひっそりと認めてしまっています。(この点は評価しますが、ミスリードする気満々な姿勢に呆れてしまいます)



〇毎日新聞:
さらに厄介なのが宗派対立です。イスラム教徒の大多数はスンニ派ですが、アサド大統領らシリア政権はシーア派のそのまた少数派であるアラウィ派(国民の1割強)です(国民の7割はスンニ派)。
シリアの同盟国のイランは国民の9割がシーア派で、アサド政権側に武器を供与するなど支援してきました。
隣国イラクも国民の過半数はシーア派で現政権もシーア派です。
これに対しスンニ派が多いサウジアラビアやカタール、トルコは軍事、財政面でシリアの反体制派を支えています。

 ただこの対立が先鋭化したのは、それぞれの武装テロ組織の介入によってです。
レバノンのシーア派武装組織ヒズボラは今年4月以降、数千人規模で参戦。
6月上旬にアサド政権側が西部の要衝クサイルを奪還する原動力となりました。
ヒズボラはイランと強いつながりがあります。

 反体制派は寄せ集めの集団ですが、その中核の武装組織のひとつアルヌスラ戦線は4月にアルカイダへの忠誠を表明しています。
リビアやサウジアラビアから支援を受けていると見られています。
>>
(ぼくのコメント)
 洗脳手法②の続きです。
これは、ぼくの好きな「典型的なミスリードの手法」ですww
自分達マスメディアが、知っててウソをついていることに対する「苦悩」を感じ取れます(笑)
 
 米英仏日&イスラエル・カタール・サウジが支援するシリア反政府軍(≒アルカイダ/アルヌスラ)の非道には、ほんのちょっとしか触れず、まるで悪いのはすべて宗教対立であり、シリア、イランやレバノン、また武装組織のヒズボラである、と言わんばかりです。
 アルカイダ系テロリストであるアルヌスラは、確かにリビアからも来ていますが、そのリビアのアルヌスラやアルカイダに資金提供をして、去年リビアのカダフィ政権を転覆させたのは、ほかでもないアメリカ・イギリス・フランスなのですが、その件も一切シカトする有様です。
 ただ、かなりのゴマカシも含まれますが、良心の呵責に耐え切れなかったのでしょうか、一応「反政府軍≒アルカイダ/アルヌスラだ」と受け取れるような一節も書いています(笑)
これは、「これで私たち報道機関は、真実を報道するという職務をまっとうしたでしょ?ね?」と責任逃れをしている構図なのだと思います。




〇毎日新聞:
宗派対立は政治的対立より妥協が困難といわれます。
なにしろシーア派とスンニ派の対立は1400年の歴史があるからです。対立はシリア外にも飛び火しています。
イラクではシーア派主導の政府に対するスンニ派の不満が高まり、4月以降に衝突が激化し、5月だけで1000人以上が死亡しました。
>>
(ぼくのコメント)
 洗脳手法②の続きです。自分達メディアにとって都合の悪いことはひた隠しにし、都合の良い情報だけを刷り込もうと必死です。
 関係ないイラクの話まで持ち出して、再度、シリアの内戦が宗教対立である、というミスリードをがんばっています。
 何度も言いますが、宗教対立は、欧米が裏で演出/操作して、イスラム教徒同士を憎しみ合わせるようにしてるだけです。

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http://easy-psychology.com/353.html


〇毎日新聞:
内戦の残虐性がエスカレートしています。化学兵器サリンやクラスター爆弾も疑われています。
国際人権団体「ヒューマンライツウオッチ」によると、アサド政権軍による市民への無差別空爆が増えています。
パンを買いに集まった人々や、葬儀の列まで狙われています。犠牲者の多くが子どもを含む一般市民です。

 死者や難民が増える一方で終わりが見えない状況です。
ヨルダンの難民キャンプを訪れたアンジェリーナ・ジョリーさんに難民の女性が訴えた言葉をCNNが伝えています。
「世界の人たちはみんな私たちを助けたいと言うのに、何も変わってない。会議ばかりしても何の意味もないわ」
>>
(ぼくのコメント)
 本記事のクライマックスで、やっと洗脳手法③になります。
しかもまた人気女優であるアンジーを利用して、代弁させるかたちで(笑)
 
 そもそも毎日新聞さんが絶大な信頼を寄せておられる国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」とはなんなのでしょうか?
「国際人権団体」などと、さも信用に値する名前を掲げられると、我々はコロっと信用してしまいそうですが、世の中で詐欺を行おうとしてる人たちは、自らわざわざ「悪徳商会」とか「人権侵害団体」などというような団体名をかかげるようなことはしませんよね。
【参考】
△ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒューマン・ライツ・ウォッチ
△戦争屋に貢献するヒューマン・ライツ・ウォッチ
http://chikyuza.net/modules/news1/article.php?storyid=129

↑上の参考資料によると、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、アメリカがお金を出して作られた団体で、アメリカやイギリスにとって都合の良いことしかしない組織のようです。

 そしてまた「アサドが女性子供も虐殺した」とことさらに強調しています。
悲しいことではありますが、戦争の混乱状態で、弱者が巻き込まれることも多々あります。
逆に毎日新聞さんは、反政府軍がシリア国内で、何万人もの一般シリア人を意図的に虐殺していることには決して触れません。

 アンジーに訴えかけたヨルダンの難民による「世界の人たちはみんな私たちを助けたいと言うのに、何も変わってない。会議ばかりしても何の意味もないわ」という言説は、今回の毎日新聞さんの記事のもっとも言いたかったこと、となります。
洗脳手法③の中核です。
要するに、「話合ってもしかたない!なんでもいいからかわいそうな難民を助けよう!!」ということですね。
論点をずらして、悲惨な状況にだけ目を向けさせ、真犯人が誰なのか煙幕を張って騙くらかす手法です。
「アメリカ・イギリス・イスラエルなどが、テロリストであるアルカイダ≒シリア反政府軍を利用して、シリアを軍事的に攻撃しようとしていることなど、無視しようぜ!!!」というわけです。
「とにかく、私たちマスメディアの言うことは正しくて、アサドは悪いやつだし、彼を支持するシリア国民もどうでもいい!!そんなことほっといて、難民を助けよう!!!」という結論です。

*もちろんアンジーを取り巻く発言は、メディアによって都合の良いところだけを切り取られ、捏造/誇張されたものですので、彼女自身は別に悪くないですよ。




このように、社会では平気でウソをつく人たちが沢山いるのですが、そのウソを正確に否定しようとすると、とても複雑で難しい話になってしまいますし、説明も長くなってしまいます。


15歳の少年少女を、ウソのプロパガンダで洗脳しようとする、良い度胸をお持ちの、毎日変態新聞さん。

『毎日 waiwai』でググれば、いろいろおもしろい過去がわかってしまうんだけど、このようなことを今後も続けるおつもりでしょうか?


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http://www.officiallyjd.com/archives/154672/20120716_maedaatsuko_15/


----- (3) -----

新聞やテレビが洗脳してるなんてありえない!!
ナチス・ドイツのゲッペルスや、大日本帝国の大本営発表みたいなのは過去のものだろ!!と思ってませんか??


今でも日常的に、メディアは「プロパガンダ洗脳工作」をおこなっています。

そうやって、一般市民を騙し、戦争を容認するように情報操作を行っているのです。

日本は今もアメリカの家来です。

先日、安倍首相は「シリア反政府軍に資金援助する」と発表しました。



騙されないでほしいのです。


悪い人たちはだいたい、スーツを着て、身なりが整っていて、社会的地位があって、

そして笑顔で、あなたに語りかけるんです。









たぶん、頭良い子は気づいたと思うけど、ぼくのこのブログ自体が、じつはエドガー・シャインのマインドコントロールの法則に沿って書いてますwww

最初に提示した洗脳方法①②③の三段論法を、各章(1)(2)(3)に置き換えて再読してね(^0^)



こういうのは、学校の先生に聞いても教えてくれない話。

学校の先生たちは、良い人たちなので、新聞を鵜呑みにしちゃってるので、わけがわかってないのです。



では。



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http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130708-00000314-menjoy




★【注釈と出典】


別に私は自分の感覚のみで適当なことを言ってるわけではない。
洗脳/マインドコントロールの方法論は、学術的な研究がすでに存在し、ある程度の理論が確立されている。
以下、興味あったら。

■洗脳、マインドコントロールの技術
「エドガー・シャインの法則」
① 解凍 → 身体的・精神的苦痛を与えることにより、個人のそれまでの信念を崩壊させる。
② 変革 → 「解凍」され、内面的な曖昧さや虚脱感、方向性のない状態から逃れようとする個人に新たな信念や情報を注入し形成させる。
③ 再凍結 → 周囲の人間の支持により新たに形成させた信念やアイデンティティを強化・発達させ、定着させる。


■上の毎日新聞さんの記事、けっこうコレに当てはまるでしょう?(笑
http://ja.wikipedia.org/wiki/マインドコントロール
〇権威性
著名人との関係を強調されることで、人間は心理的に人や団体を信用しやすくなる。
〇知覚のコントラスト(対比)
心理的に対照的な刺激を受けると、人間の知覚や認識に対比効果が出ることを「知覚のコントラスト」という。「原爆展などの戦争写真展を見た後では、何気ない普段どおりの公園の風景でも光り輝いて見える」という心理のこと。
〇マインドコントロール状態
マインドコントロール状態を維持するためには多くの場合、その対象となる物に疑問を持たないよう厳しく規制されている場合が多い。
〇「統一教会」(統一協会)に対する青春を返せ訴訟
元「統一教会」の信者が、教団のマインドコントロールという不当な手段を用いての勧誘、教化の違法性を問う裁判。教団側は、マインドコントロールというものの存在を否定し、入信は自由意思によるものであると主張してきた。


【参考】
ステイーブ・ハッサン『マインド・コントロールの恐怖』浅見定雄・訳(18) マインド・コントロール達成の三段階
http://perimari.gjpw.net/マインド・コントロールの恐怖/マインド・コントロール達成の三段階

エドガー・シャインによると洗脳プログラムとは
http://blogs.yahoo.co.jp/n_takesita/20118189.html

マインド・コントロールの過程  マインド・コントロール④  ~苫米地秀人・スティーブ・ハッサン
http://blog-officekishii.com/archives/3584194.html

エドガー・シャイン  キャリア、文化、組織的学習
ダイアモンド
http://diamond.jp/articles/-/1826




【本文中のその他のソース】

〇振り込め詐欺被害額78%増 12年、過去最悪の363億円
日本経済新聞 2013/1/31 10:16
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG3006M_R30C13A1CC0000/

〇アサド・シリアの真実 #assad #syria
http://www.youtube.com/watch?v=J6EmN_9pg4M

〇反体制の製造 #シリア 政府転覆の陰謀を暴くドキュメント #syrjp #mid
http://www.youtube.com/watch?v=od0klQ1YqtA

〇アサド・シリアの真実と欧米メディアの嘘 #syria #assad #fake #lies
http://www.youtube.com/watch?v=GcPtpwE8yn0

〇アラブの春の背後に外交問題評議会・三極委員会・ビルダーバーグ
http://www.youtube.com/watch?v=Px8KO8yDzrk

〇西側メデイアの洗脳【シリア内戦の真実=動画『反体制の製造』】
シリア人達自身の証言と、虚偽報道の証拠映像で描き出す大傑作!
山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル! ---syriangirlFAN 「アラブの春」の偽り19
2012/11/18
http://enzai.9-11.jp/?p=13850

〇NATO、「シリア国民の70%がアサド政権を支持」(IRIB)
イラン国際  2013 年 6 月 06 日
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/245.html

〇Irish Nobel Laureate: Syria Is under Proxy War Led by Foreign Countries -
SANA, Syria  May 31, 2013
http://sana.sy/eng/22/2013/05/31/485090.htm
>>(要約)
アイルランドの平和活動家で、ノーベル平和賞受賞者のマジード・マグワイヤさんは「シリアは西側諸国の代理戦争の巻き添えにより内戦状態にある」
「私はそれでも西側諸国による干渉が止まれば、シリアの平和は回復すると思う」とカナダの”the Canadian Global Research website”に語った。

○内戦下シリア伝えたい 15日取材報告会
(2013年6月13日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20130613-OYT8T00097.htm
>>(要約)
フリージャーナリスト・玉本英子さん(46)が3月下旬~4月上旬、内戦の続くシリアの北東部を取材した。
イスラム志向の強い自由シリア軍の一部戦闘員が市内のキリスト教地区を攻撃する事件も
「シリア内戦では政府軍が『悪』、反体制派が『正義』と見られがちだが、決してそうとは言えない」と玉本さん。
「各勢力がそれぞれの利害だけを考え、そのはざまで多くの一般市民が犠牲になっている現状を知ってほしい」と訴える。

〇「シリア反体制派がサリン使用」国連調査委員会
テレビ朝日 (05/07 05:55)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000004851.html
>>(要約)
 内戦状態が続くシリアで、反体制派が猛毒の「サリン」を使用した可能性があると国連の調査官が指摘しました。

〇日本政府、シリア反体制派への直接人道支援表明
産経 2013.6.11
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130611/plc13061110590007-n1.htm
>>(要約)
岸田文雄外相は11日午前の記者会見で、内戦が続くシリアの反体制派に直接支援を行う方針を表明した。
保健など人道分野での支援が中心となる。
日本政府は反体制派をシリア国民の代表として認めている

〇ロシア政治経済ジャーナルが語る 日本も巻き込まれている第三次世界対戦の代理戦争としてのシリア内戦
天野統康 2013-06-22 08:41
http://ameblo.jp/amanomotoyasu/entry-11557844803.html

〇Putin:If America recognizes Syrian opposition, al-Nusra, as terrorist... how can one deliver arms to them
ロイター  | Fri Jun 21, 2013 6:14pm EDT
http://www.reuters.com/article/2013/06/21/us-syria-crisis-idUSBRE95K17J20130621
>>(要約)
プーチン大統領が、とうとうG8で発言した
「アメリカはシリア反政府軍に武器を供給するというが、彼らはアルヌスラ(アルカイダ系テロリスト)なのをわかってるよね?」

〇シリア政府支持者を処刑する武装組織アルヌスラの映像、人権監視団が公開 
AFP フランス 2013 年 5 月 17 日
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/194.html

〇アルカイダは『アルCIAダ』?(字幕入り) #syrjp #midjp
シリアンガール
http://www.youtube.com/watch?v=S9DfxX8J4ok&list=PL0E4FC60576B5E2F6&index=9

○反体制派との衝突でシーア派住民60人死亡、シリア東部
AFPBB News フランス http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2949915/10891646
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2949915/10891646
>>(要約)
反体制派の戦闘員とイスラム教シーア派(Shiite)の村民らが衝突し、少なくとも60人の村民が死亡した。

○日本人のマスメディア<鵜呑み度>は世界一  青山貞一
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-unomi001..html