原コレが終わった後、おもしろいことが起こった。
予定より早めに帰れることになったので、時間が間に合いそうになくて一度断っていた8時からのフットサルに行くことにした。
そういえば友人から、この週末に新宿のあるサッカーショップがグランドオープンでセール中らしいと聞いていたので、フットサル用のシューズを買いに行こう。
時間はまだ5時半。
まだまだ時間があるので、二つの選択肢が頭に浮かんだ。
プランA:
山手線→新宿(シューズ買う)→帰宅して準備→新宿経由→千駄ヶ谷(フットサル)
プランB:
山手線→新宿経由→帰宅して準備→新宿(シューズ買う)→千駄ヶ谷(フットサル)
プランAもBも順序が多少変わるだけで、時間的にはほぼ同じだろう。
どっちでもいいんだけど、気分的にプランAを選んだ。
新宿に着いて携帯のバッテリーがほぼないことに気づいたが、そのサッカーショップのサイトで地図などすぐ見つかるだろう。
ところがショップのサイトはPCサイトしかなく、携帯に変換されたものでは地図が小さすぎてだいたいの位置しかわからない。
PCサイトビューワーで見てもいいんだけどバッテリーの消費が激しい。
結果、道に迷う。
さらにショップのサイトには、どんなに探してもなぜか店の住所も電話番号も載ってない。
(今日びオープニング日にサイトから導線引けてない店ってあるか??笑)
まあ、だいたいのとこまで来て、本店の電話番号だけはわかったので、電話して新宿店の電話番号を教えてもらう。
が、新宿店に電話して場所を尋ねるが、店員も新しい店なので、いまいち場所をうまく説明できない。
ぬー。
しょうがないからPCサイトビューワーでサイトを見る。
そうこうしてるうちにバッテリーが切れる。
緊急用のバッテリーを買おうとコンビニを探すが、周りに見つからないし、探して時間を消費しても間に合わなくなるんで、シューズをあきらめて家に帰ろう。
(トホホ...)
最初からプランBを選択していれば...。
そして途中で「悪い流れ」を断ち切る選択をしていれば...。
っていう話。
これは有名な「マーフィーの法則」に近い。
悪いことは連続して起こったりする。
っていうアレだ。
きっと、みなさんも「なんでこんな時に限って悪いことが立て続けに起こったりする!!??」と思ったことおありでしょう。
でもそういうことが起こる仕組みってなんでだろう??
で、この前読んだ本のある逸話を思い出した。
「偶然のチカラ」という本に書かれていた「モンティ・ホール問題」のくだり。
(これは「ベイズの定理」というやつで解法を求めるらしいのですが)
あるクイズ番組で、プレイヤーの前にABC3つのドアがあって、1つのドアの後ろには景品の新車が、2つのドアの後ろにはヤギ(ハズレを意味する)がいる。
プレイヤーは新車のドアを当てるとその新車がもらえる。
プレイヤーがAのドアを選択した後、モンティが残りのBとCドアのうちヤギがいるCのドアを開けてヤギを見せる。
ここでプレイヤーは最初に選んだAのドアを、開けられていないBのドアに変更しても良いと言われる。
プレイヤーはドアを変更すべきだろうか?
普通に考えたらAのドアもBのドアも、新車のある確立は50%/50%。
しかし1990年、番組にかかわっていたコラムニストでIQ230もある天才マリリン・ボス・サバントが
「正解は『ドアを変更する』」である。なぜなら、ドアを変更した場合には景品を当てる確率が2倍になるからだ」と答え、数学界の著名な数学者たちもまきこみ騒然となった。
後にこの問題の答えは、確率論的にまさしくマリリンが答えたそのものだったと明らかになるのだけど、
ぼくも「いやいや、そんなわけないじゃん」と思って、まったく理解できなかった。
で、「サッカーショップの事件」の後に友達やgoogle先生に聞いて、やっと理解できた。
「Bのドアに新車のある確立は1/3ではなく2/3」なのだ。
![$cargo official blog powered by ameba-モンティホール](https://stat.ameba.jp/user_images/20100916/19/cargoofficial/e7/cd/j/t02200199_0500045210750931286.jpg?caw=800)
この問題の答えの説明はこちらを見るとわかりやすい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%95%8F%E9%A1%8C
モンティホール問題のように「サッカーショップの事例」を単純に考えたとしたら、
途中で「悪いことが起こった後には続けて悪いことが起こる確率のほうが高い」ということに置き換えられる。
ちなみに、もちろん同じように「良いことも立て続けに起こりうる」とも言える。
確立論やモンティホール問題をちゃんと理解できていれば、途中で気づいて違う選択肢を選ぶことができただろうに(笑)
そんな感じ。
では。
g
コメントのレスです>>>
REMZさん>
数学は苦手なんです。。
でも作曲作業の5割は数学的考察だったりして。。
ほんとは文系人間なので、この日記の事例に関してもそういうアタマで考えてました。
予定より早めに帰れることになったので、時間が間に合いそうになくて一度断っていた8時からのフットサルに行くことにした。
そういえば友人から、この週末に新宿のあるサッカーショップがグランドオープンでセール中らしいと聞いていたので、フットサル用のシューズを買いに行こう。
時間はまだ5時半。
まだまだ時間があるので、二つの選択肢が頭に浮かんだ。
プランA:
山手線→新宿(シューズ買う)→帰宅して準備→新宿経由→千駄ヶ谷(フットサル)
プランB:
山手線→新宿経由→帰宅して準備→新宿(シューズ買う)→千駄ヶ谷(フットサル)
プランAもBも順序が多少変わるだけで、時間的にはほぼ同じだろう。
どっちでもいいんだけど、気分的にプランAを選んだ。
新宿に着いて携帯のバッテリーがほぼないことに気づいたが、そのサッカーショップのサイトで地図などすぐ見つかるだろう。
ところがショップのサイトはPCサイトしかなく、携帯に変換されたものでは地図が小さすぎてだいたいの位置しかわからない。
PCサイトビューワーで見てもいいんだけどバッテリーの消費が激しい。
結果、道に迷う。
さらにショップのサイトには、どんなに探してもなぜか店の住所も電話番号も載ってない。
(今日びオープニング日にサイトから導線引けてない店ってあるか??笑)
まあ、だいたいのとこまで来て、本店の電話番号だけはわかったので、電話して新宿店の電話番号を教えてもらう。
が、新宿店に電話して場所を尋ねるが、店員も新しい店なので、いまいち場所をうまく説明できない。
ぬー。
しょうがないからPCサイトビューワーでサイトを見る。
そうこうしてるうちにバッテリーが切れる。
緊急用のバッテリーを買おうとコンビニを探すが、周りに見つからないし、探して時間を消費しても間に合わなくなるんで、シューズをあきらめて家に帰ろう。
(トホホ...)
最初からプランBを選択していれば...。
そして途中で「悪い流れ」を断ち切る選択をしていれば...。
っていう話。
これは有名な「マーフィーの法則」に近い。
悪いことは連続して起こったりする。
っていうアレだ。
きっと、みなさんも「なんでこんな時に限って悪いことが立て続けに起こったりする!!??」と思ったことおありでしょう。
でもそういうことが起こる仕組みってなんでだろう??
で、この前読んだ本のある逸話を思い出した。
「偶然のチカラ」という本に書かれていた「モンティ・ホール問題」のくだり。
(これは「ベイズの定理」というやつで解法を求めるらしいのですが)
あるクイズ番組で、プレイヤーの前にABC3つのドアがあって、1つのドアの後ろには景品の新車が、2つのドアの後ろにはヤギ(ハズレを意味する)がいる。
プレイヤーは新車のドアを当てるとその新車がもらえる。
プレイヤーがAのドアを選択した後、モンティが残りのBとCドアのうちヤギがいるCのドアを開けてヤギを見せる。
ここでプレイヤーは最初に選んだAのドアを、開けられていないBのドアに変更しても良いと言われる。
プレイヤーはドアを変更すべきだろうか?
普通に考えたらAのドアもBのドアも、新車のある確立は50%/50%。
しかし1990年、番組にかかわっていたコラムニストでIQ230もある天才マリリン・ボス・サバントが
「正解は『ドアを変更する』」である。なぜなら、ドアを変更した場合には景品を当てる確率が2倍になるからだ」と答え、数学界の著名な数学者たちもまきこみ騒然となった。
後にこの問題の答えは、確率論的にまさしくマリリンが答えたそのものだったと明らかになるのだけど、
ぼくも「いやいや、そんなわけないじゃん」と思って、まったく理解できなかった。
で、「サッカーショップの事件」の後に友達やgoogle先生に聞いて、やっと理解できた。
「Bのドアに新車のある確立は1/3ではなく2/3」なのだ。
![$cargo official blog powered by ameba-モンティホール](https://stat.ameba.jp/user_images/20100916/19/cargoofficial/e7/cd/j/t02200199_0500045210750931286.jpg?caw=800)
この問題の答えの説明はこちらを見るとわかりやすい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%95%8F%E9%A1%8C
モンティホール問題のように「サッカーショップの事例」を単純に考えたとしたら、
途中で「悪いことが起こった後には続けて悪いことが起こる確率のほうが高い」ということに置き換えられる。
ちなみに、もちろん同じように「良いことも立て続けに起こりうる」とも言える。
確立論やモンティホール問題をちゃんと理解できていれば、途中で気づいて違う選択肢を選ぶことができただろうに(笑)
そんな感じ。
では。
g
コメントのレスです>>>
REMZさん>
数学は苦手なんです。。
でも作曲作業の5割は数学的考察だったりして。。
ほんとは文系人間なので、この日記の事例に関してもそういうアタマで考えてました。