$cargo official blog powered by ameba


以下mixiの日記のほうでもたくさんのご意見いただきましたので、そのレス形式の形をとっておりますが、こちらでもアップさせていただきます。


みなさま>

いろいろ貴重なご意見ありがとうございます。

そして、わざわざ「買います!」なんて言っていただけて感謝であります★

もはや「アーティストの選手生命を守るための募金」とも言える状況なのは確かです(笑
(もちろん音楽ビジネスはいろんな業者が既得権益をむさぼる巣窟になってもいますので、そのポイントの改善も必要ですが)


でも、基本的に、ぼくはダウンロードやコピーすることは止めてほしいと言ってるわけではないんです。

別に音楽業界が衰退していくことを悲観し、カタルシスを感じているわけでもありません。
確かにえげつない状況でグチも言いたくなりますが、悲観してる時間などないくらいエグイってことでもあります(笑


ひとつの文化が衰退するってことは、かわりに新しい文化が生まれるってことなので、「淘汰の時期」なのだと思います。


例えば昨日の日記に対してのご意見にあったような、魅力的なパッケージ商品を作るという案、実はすでにやっています。
しかし、CDを買う人間の絶対数自体が少なくなっているのに、お金をかけてパッケージを凝ったりしても赤字が出るだけという状況もあります。

しかし、特にぼくらのようなクラブミュージック系は、このカルチャーの性質上、最先端の時代のイメージを提示していくというビジュアルなども含めた多角的な方法論でコンテンツビジネスを展開していける利点もありますので、

「音楽を売って商売をするのではなく、音楽を使って商売する」、

という方向でサバイブしていく、よりおもしろいコンテンツを作っていくという方法論を見出すことができると思うのです。


あんまり詳しい話は企業秘密になりますので話せませんが、いろいろ試していこうと思っています。



昨日の日記にも書きましたが、銭湯はなくなってもお風呂はなくならないんです。

だから「大江戸温泉物語」のようなお風呂を使った新しいビジネスモデルを確立していく、ということなんでしょうか...(笑



しかし、ぼくらのようなマニアックなミュージシャンは、大々的に宣伝費を使えるメジャーアーティストとは違い、資本力がない。。

かといってカラヤン以前、モーツァルトや宮廷音楽家の時代のシステムのようにパトロン/スポンサーをつけてやっていくとこに戻ることも不可能です。
(ほんとは音楽ファンドとかやりたいんだけど 笑)


そんなわけで、引き続きですが、みなさまの清き一票が必要なわけです(笑

これからもみなさまの気持ちを胸に良い音楽を作っていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします★



GOKU
cargo