「万能量子論」による「天国と地獄」の「構図」 「太陽系」の「生理学」
by 東晃史

って本を読みました。


cargo official blog powered by ameba-東①


ほんとに頭おかしいやろ?としか思えない、理解しきれない理論展開が次々出てくる本です(笑


でも、読み続けるうちに何回も
「すげー! スゲー!!」
って言ってしまい、

何回も
「うひゃひゃ、どないなっとんねん、オッサン??」
と笑ってしまい、

何回も
「ほえぇ~。...そうだよな」
ってうなずきながら、感動のあまり目頭が熱くなってしまう。。



そういう作品でした。



(ちなみにに、毎度ですが、今回のこのブログにおけるぼくのエッセイはかなり危険なんで、少しでも危険性を感じた方はすぐに離脱してください!!)




大体の物理学者や分子生物学者は、それまでのえらい人達が築き上げた、現行の、こうであるとされてる学説の影響で、その固定観念から一方向からの見方しかできず、

また、だいたいのスピリチュアリストが、自身が取り扱っている、その不思議な現象を科学的に説明するすべを持たない。




しかし、この東晃史先生はホントに多角的な角度からモノを見て、それら相反するジャンルでしかなかった2方向の考え方を、統合し、理論的に説明してくれる。




自分の脳みそをスライスされて、そのスライスした脳みそ一枚づつを面にして作った立方体を頭の上からかぶせられて、そのかぶせられた脳の断面のシワの間からモノを見させられる、みたいなやり口で(意味不明ですが)、ブットビ理論を展開してくれる。



cargo official blog powered by ameba-東②


cargo official blog powered by ameba-東③

こんなわけわかんない図面が随所にちりばめられています。




この本の概要は、スピリチュアルや不思議なことを、物理学や生物学うんぬんで説明しちゃうよ!ってものだと思うんですが、

とにかく、これほどマッド・サイエンティストという名のふさわしい人物の本は読んだことないです。



絶対フラスコでお湯沸かして、ビーカーでお茶飲んでるタイプにちがいない。
しかもその熱い緑茶に砂糖を入れて、なぜかストローで飲んでたりするはず。(笑




東晃史センセイは、東大で生理学、発生学のPHDを取得後、同大学で助手も経験。
今は民間の研究室に勤めてらっしゃるようなんだけど(ネットで調べる限り、ここ10年くらい執筆活動をされてないみたいだし、既にこの世にいないのかもしれません)、東大の助手まで進んだキャリアを、あえてそれ以上進めなかった理由って、なんかあるんだろな、って思えてしまう。
ちょいちょい現行の各学会の本筋の研究に勤しんでらっしゃる大学の学者先生方を非難されますし(笑)


でも僕は、TV等のメディアで話題のナントカ大学のナントカ学のナントカ教授みたいな人達より、この人こそスポットを当てられるべき人だ、と思うんだよな…。




例えば、ぼくの尊敬する宗教学者の「中沢新一先生」が、歴史や自身の体現からスピリチュアリズムを解説してくれるタイプだとすると、この「東晃史センセイ」は物理学/数学的な視点からスピリチュアリズムに立ち向かうタイプです。






前置きが異様に長くなってしまたけど、本題。




『歴史的な著名宗教の共通項を抜き出して、哲学的に体系化した学問に神智學(Theosophia)がある。

神智學には、物理学では聞いたこともないような数多くの構図が登場している。
神智學の構図が、一般に理解不可能である理由は、それが「不確定性原理」を超
えた宇宙像のためだろう。
一方、「東理論」は不確定性原理を超えた世界、つまり「精神世界」を「記述・
計算・画像化する」ことを目的に、ファインマン理論に基づき、その構図を描い
たものである。』   ~序文より



もう、ぼくは、この本のタイトルの

「万能量子論」による「天国と地獄」の「構図」 ~「太陽系」の「生理学」

っていうのと、この序文を目にしただけで、「キュン死に寸前! コレ間違いねー!」って思ってしまって、購入するに至ったのですが...、



なんか長くなってきたので、


本文の、萌え死に寸前激ヤバ理論については、

次号以降でお話させていただけたらと思います。



オタクですいません。。