おはようございます!!
このブログを読んでいただいてる方達は、ぼくにとっては一番familiarなので、早々とアルバムのコンセプトなんかをお伝えさせていただければうれしいな、という思いで本日のエッセイを書いております。
まず、今回のアルバムのタイトルですが、
「MARS」でいきます!!
そして、こちらのタイトルが今回のコンセプトを物語る一言になるので、ちょっと説明させてください(また長いけど 笑)
今回のアルバムはほんとにコンセプチュアルなものにしようと思って。。
・
・
・
・
確か、5年ほど前なんだけど、NHKのドキュメンタリーかなんかでミヒャエル・エンデのインタビューを見る機会があったんです。
ミヒャエル・エンデというお方はドイツの児童文学作家で、「ネバーエンディング・ストーリー」や「モモ」といった、ほんとに夢のある物語を書いてる人です。
(どっちも映画化されてますので、「それ、子供の頃ワクワクしながら見たよ!」って方も多いかと思います)
![cargo official blog powered by ameba-neverending story](https://stat.ameba.jp/user_images/20090703/10/cargoofficial/8d/62/j/t02200300_0469064010206904611.jpg?caw=800)
「The Neverending Story」
で、その彼のインタビューで、
「地球の未来についてどう思いますか?」
との質問を受け、彼はこう答えていました。
「人間が今の経済活動を続けているかぎりは、地球と人間の未来は二つに一つの結末しかない」
「それは、地球が終わるか、人間か絶滅するかのどっちかだよ」
って。
(ちなみに彼の言う「人間の経済活動」っていうのは、ただ「生きて、食べて、排泄して、金稼いで、繁殖して」みたいなサイクルのことを言うみたいで...、
つまり、人間がただ生きているだけで、地球が終わる、とか言っているのです)
えー、ミヒャエル!?
ちょっと待ってよ!
アンタ、だって、「ネバーエンディング・ストーリー」では「人間の想像力こそが全てを創造するんだよ」とか「人間こそが最後には世界を救うKEYなんだよ」って言ってたじゃん!!?
あんなに、Kids達に対して夢のある作品を作ってるような人が、なんでそんな絶望的なエゲツナイこと言うの??
って、その時はほんとにマキシマム・ショックを受けました。
確かに、「人間=ガン細胞論」みたいなのはあるし、人間が絶滅すれば、地球が助かる、という論もわかるよ!(それは間違いなく疑いようのない正論ですし)
でもそれじゃあさ、オウム真理教とかが言ってたのと同じじゃん!
・
・
・
・
で、ぼくはその後いろいろ考えていました。
ここ十数年、環境破壊がどうだとか、地球温暖化がどうだとか、言われ続けてきて、みんな、「どう対処しよか?」などといろいろ考えてやっていますが...、
ほんとによくよく考えてみると、そんなことはただの対処療法でしかなく、結局、全ての問題の元凶/病巣は、「人間の数が増えすぎている」という結論に行き着くんだと思いました。
しかも、現行の人間社会の法律や道徳では、「人が人を殺してはいけない」ということになっている。。
でも、これでは、間違いなく、地球上に住む人間の数は増える一方なんです。
例えば、この件を、「コップの水」に例えるとしましょう。
![cargo official blog powered by ameba-glass](https://stat.ameba.jp/user_images/20090703/10/cargoofficial/a8/c7/j/t02200293_0400053310206904696.jpg?caw=800)
地球っていう器がコップで、人間の数が水の量です。
コップに水を注ぎ続けると、当たり前ですが、どんどん、どんどん増えていきます。
で、コップの許容量に達したら、あふれてしまうだけなんです。
地球は今、そういう状況にあって、もう後がない。
でも、ですよ、
例えば、コップがもう一個あったとしたら??
それが「MARS」なんです。
このブログをけっこう読んでいただいてる方は、ぼくがちょいちょいこういう発言をしてるのを聞いていただけてると思いますが、
自分が思うに、人類にとって、今一番ポジティブな議題が「火星」だということです。
実は去年、2008年はNASAが発足して50周年ということで、NASAのマイケル・グリフィン長官が面白い声明を出しています。
「...月面や宇宙ステーションは、今後数十年以内に火星に最初の宇宙飛行士を送るための土台を築くものと言えます。
21世紀には、私達がはぐくんできた文明や価値が、太陽系に広がっていくことになります。...(以下省略)」
そして、実際のNASAの長期計画でも、2020年に月面基地の建設が始まり、2030年には火星への有人探査が始まる、とされています。
(去年は火星に水があるって発見された大ニュースがありました!)
![cargo official blog powered by ameba-google mars](https://stat.ameba.jp/user_images/20090703/10/cargoofficial/e1/57/j/t02200165_0800060010206904776.jpg?caw=800)
google earthに続き、google marsなるものがあって、火星の表面を観察できます!
(過去に水の流れた痕跡なんかも見れるんです!)
ちなみに、cargoとしては、昨年発表した「Morning Star」というアルバムでは、日本のNASA的立ち居地であるJAXAの「月探査衛星かぐや応援キャンペーン」にオフィシャルで参加させてもらっています(Yeah!!)
ということで、「火星」なんです。
今の地球の危機的状況から現実逃避するわけではないですよ。
その件に対しての対処もしつつ、ぼく的にメッセージとして伝えさせていただきたいのが、「MARS」ってことです。
またまた、長くなっちゃったけど、
cargoの次のアルバムは、コンセプト的に深めのこと言うと、
「火星に持っていきたいカルチャー(音楽)」
「未来に持っていきたいカルチャー(音楽)」
を創造していますって感じです★
なーんて、そんな感じ。
では!
g
このブログを読んでいただいてる方達は、ぼくにとっては一番familiarなので、早々とアルバムのコンセプトなんかをお伝えさせていただければうれしいな、という思いで本日のエッセイを書いております。
まず、今回のアルバムのタイトルですが、
「MARS」でいきます!!
そして、こちらのタイトルが今回のコンセプトを物語る一言になるので、ちょっと説明させてください(また長いけど 笑)
今回のアルバムはほんとにコンセプチュアルなものにしようと思って。。
・
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・
確か、5年ほど前なんだけど、NHKのドキュメンタリーかなんかでミヒャエル・エンデのインタビューを見る機会があったんです。
ミヒャエル・エンデというお方はドイツの児童文学作家で、「ネバーエンディング・ストーリー」や「モモ」といった、ほんとに夢のある物語を書いてる人です。
(どっちも映画化されてますので、「それ、子供の頃ワクワクしながら見たよ!」って方も多いかと思います)
![cargo official blog powered by ameba-neverending story](https://stat.ameba.jp/user_images/20090703/10/cargoofficial/8d/62/j/t02200300_0469064010206904611.jpg?caw=800)
「The Neverending Story」
で、その彼のインタビューで、
「地球の未来についてどう思いますか?」
との質問を受け、彼はこう答えていました。
「人間が今の経済活動を続けているかぎりは、地球と人間の未来は二つに一つの結末しかない」
「それは、地球が終わるか、人間か絶滅するかのどっちかだよ」
って。
(ちなみに彼の言う「人間の経済活動」っていうのは、ただ「生きて、食べて、排泄して、金稼いで、繁殖して」みたいなサイクルのことを言うみたいで...、
つまり、人間がただ生きているだけで、地球が終わる、とか言っているのです)
えー、ミヒャエル!?
ちょっと待ってよ!
アンタ、だって、「ネバーエンディング・ストーリー」では「人間の想像力こそが全てを創造するんだよ」とか「人間こそが最後には世界を救うKEYなんだよ」って言ってたじゃん!!?
あんなに、Kids達に対して夢のある作品を作ってるような人が、なんでそんな絶望的なエゲツナイこと言うの??
って、その時はほんとにマキシマム・ショックを受けました。
確かに、「人間=ガン細胞論」みたいなのはあるし、人間が絶滅すれば、地球が助かる、という論もわかるよ!(それは間違いなく疑いようのない正論ですし)
でもそれじゃあさ、オウム真理教とかが言ってたのと同じじゃん!
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で、ぼくはその後いろいろ考えていました。
ここ十数年、環境破壊がどうだとか、地球温暖化がどうだとか、言われ続けてきて、みんな、「どう対処しよか?」などといろいろ考えてやっていますが...、
ほんとによくよく考えてみると、そんなことはただの対処療法でしかなく、結局、全ての問題の元凶/病巣は、「人間の数が増えすぎている」という結論に行き着くんだと思いました。
しかも、現行の人間社会の法律や道徳では、「人が人を殺してはいけない」ということになっている。。
でも、これでは、間違いなく、地球上に住む人間の数は増える一方なんです。
例えば、この件を、「コップの水」に例えるとしましょう。
![cargo official blog powered by ameba-glass](https://stat.ameba.jp/user_images/20090703/10/cargoofficial/a8/c7/j/t02200293_0400053310206904696.jpg?caw=800)
地球っていう器がコップで、人間の数が水の量です。
コップに水を注ぎ続けると、当たり前ですが、どんどん、どんどん増えていきます。
で、コップの許容量に達したら、あふれてしまうだけなんです。
地球は今、そういう状況にあって、もう後がない。
でも、ですよ、
例えば、コップがもう一個あったとしたら??
それが「MARS」なんです。
このブログをけっこう読んでいただいてる方は、ぼくがちょいちょいこういう発言をしてるのを聞いていただけてると思いますが、
自分が思うに、人類にとって、今一番ポジティブな議題が「火星」だということです。
実は去年、2008年はNASAが発足して50周年ということで、NASAのマイケル・グリフィン長官が面白い声明を出しています。
「...月面や宇宙ステーションは、今後数十年以内に火星に最初の宇宙飛行士を送るための土台を築くものと言えます。
21世紀には、私達がはぐくんできた文明や価値が、太陽系に広がっていくことになります。...(以下省略)」
そして、実際のNASAの長期計画でも、2020年に月面基地の建設が始まり、2030年には火星への有人探査が始まる、とされています。
(去年は火星に水があるって発見された大ニュースがありました!)
![cargo official blog powered by ameba-google mars](https://stat.ameba.jp/user_images/20090703/10/cargoofficial/e1/57/j/t02200165_0800060010206904776.jpg?caw=800)
google earthに続き、google marsなるものがあって、火星の表面を観察できます!
(過去に水の流れた痕跡なんかも見れるんです!)
ちなみに、cargoとしては、昨年発表した「Morning Star」というアルバムでは、日本のNASA的立ち居地であるJAXAの「月探査衛星かぐや応援キャンペーン」にオフィシャルで参加させてもらっています(Yeah!!)
ということで、「火星」なんです。
今の地球の危機的状況から現実逃避するわけではないですよ。
その件に対しての対処もしつつ、ぼく的にメッセージとして伝えさせていただきたいのが、「MARS」ってことです。
またまた、長くなっちゃったけど、
cargoの次のアルバムは、コンセプト的に深めのこと言うと、
「火星に持っていきたいカルチャー(音楽)」
「未来に持っていきたいカルチャー(音楽)」
を創造していますって感じです★
なーんて、そんな感じ。
では!
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