介護の仕事って・・・
先月、ケアワークアカデミーの介護者職員初任者研修を受講しました。講師の方たちのご指は、介護という仕事に対する誇りや情熱にあふれていて、新鮮な驚きと刺激に満ちた毎日でした。
とりわけ、介護に対する自分の中のイメージが大きく変わったことは、大きな収穫でした。介護は単なる物理的な「身体介助」や「生活支援」ではなく、利用者さんの人生の終盤をトータルで支えることなんだ!と。利用者さんが今後の人生をいかに充実して生きられるかを共に考え、眠りかけた意欲を引き出し、やりたいことができるように様々な角度からサポートしていくこと。そしてさらには、終末期にあって「生きていて良かった」「自分の人生はまんざらでもなかった」と思いながら人生の幕を閉じることができるように、家族へのケアも含めて最期まで寄り添っていくことも介護職の大切な役割なのだと知り、大きな感銘を受けました。
もちろん、利用者さんにそこまで深く丁寧に関わることは、生半可な覚悟ではできないし、大規模施設のような、一人の介護者が多数の利用者さんを抱えている状況ではまず難しいと思います。ユアハウスのような小規模多機能型だからこそできることかもしれません。それでも、現実にそのような介護を目指して日々奮闘している介護職の方たちのお話を直に聞けて、介護って実はとても奥の深い、すばらしい仕事なんだな、と目を開かれました。
今後介護の現場に身を置くとき、理想と現実のギャップに苦しむことも多いかもしれません。でも、「初心忘るべからず」でがんばりたいと思います。
お世話になった講師やスタッフの皆さま、どうもありがとうございました。
初任者研修をまだ受講されていない方、すばらしい介護職の先輩たちに出会えるこのケアワークアカデミーで受講されてみてはいかがでしょう!