沙棘(サジー)(チェチェルガン)
みなさん、サジーという言葉を聞いた事がありますか?
モンゴルでは、チェチェルガンと呼ばれているそうです。
黄色、オレンジ色、赤色など、とてもキレイな色の果実を実らせます。
昨今の健康ブームで、様々な商品が出ていますが、それはもう、ものすごい栄養素が含まれています。
------------------------------------------------------サジーとは…
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タワラグミ科の落葉潅木の植物です。
中国・モンゴル・チベット・ロシア・東欧などに生育しています。
高山、砂漠、日照り、干ばつ、激しい温度差、乾燥、不毛地帯などの厳しい自然環境の中でも
自生してしまうという強者です。
砂漠地帯の緑化にも一役かっているそうです。
学名はHippophae rhamnoides L.(ヒッポファエ・ラムノイデス)で、「光り輝く馬」という意味だそうです。
かっこいいですね~ しかし、なんで馬なんでしょうか。。
------------------------------------------------------サジーの実
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果実は1センチ弱のとても小さなものですが、秘めたるパワーはずば抜けています。
「生命の実」「砂漠の人参」「ビタミンの宝庫」「中国の国宝」などなど、まーすごいネーミングです。
まずは、必須アミノ酸の9種類はもちろんのこと、全18種類のアミノ酸が含有されています。
そして、ビタミンA・C・Eは、他の野菜や果物を圧倒しています。
その他、カルシウム・鉄・カリウム・亜鉛・フラボノイド・不飽和脂肪酸なども含まれています。
う~ん。 す…すごい。。
実自体の味は、すっぱいです。
------------------------------------------------------サジー効果
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ビタミンの宝庫ですから、美容にはもってこいですね。
化粧品などにも使われています。
皮膚や髪、骨、歯ぐきを健康な状態に保ちます。
ビタミンEは、老化防止ビタミンです。
不飽和脂肪酸は、コレステロールを下げ、心臓、循環器、脳、皮膚などに栄養を与えます。
不飽和脂肪酸を多く含む食品は、イワシ、サバなどの魚やオリーブ油などです。
ざっと下記の様な効能があります。
がん、心筋梗塞、狭心症、脳卒中、動脈硬化、
腎機能向上、かぜ、夜盲症、ストレス、シミ・ソバカス、肩こり、冷え性
免疫力向上、抗アレルギー、抗酸化作用、老化防止、
むむむ サジーすごい
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昆布(こんぶ)
こんぶ食べていますか?
おでんの時には登場すると思いますが、他の人気食材の
影に隠れてしまっているような…
こんぶは、すばらい栄養食材です。
もっと登場機会を増やしてあげて下さい。
日本人にしか分らない味
第五の味覚。「うま味」。
それは、繊細な日本人にしか分らないと言われています。
是非、「こんぶ」や「かつお節」でダシを取って下さい。
料理に使えば、それはもうおいしく仕上がりますし、
味噌汁でも今までの味噌汁がウソみたいに感じます。
え!?面倒くさいですか?
いえいえ、簡単です。
後程ご紹介します。
毎日こんぶが食べたくなる!
海の野菜と言われるだけあって、本当にすごいです。
こんぶに含まれるミネラルは牛乳の約20倍くらいあります。
ざっと栄養素はこんな感じです。
ビタミンB1、ビタミンB2、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、食物繊維、
ヨウ素(ヨード)、ラミニン、アルギン酸、フコイダン、マンニット…
それはもう、すばらしい効能です。
肝臓病、貧血、むくみ、動脈硬化、高血圧、がん、甲状腺、リンパ腺、気管支炎、
疲労回復、頭の回転をよくする、風邪、便秘、消化力、アトピー性皮膚炎、
花粉症、美肌、イライラ、コレステロールを減らす、老化…etc
おいしいダシのとりかた
たくさん種類がありますが、できれば下記のような物をお使い下さい。
多少の出費は止むを得ず。。
・真昆布(まこんぶ)
・羅臼昆布(らうすこんぶ)
・利尻昆布(りしりこんぶ)
旨み成分は昆布の表面に多いので、洗わずに固く絞ったふきんで軽くふくだけでよいです。
1:水とこんぶを、なべに入れ、火にかける。(中火)
2:ふっとう直前でとりだす。
3:火をとめ、かつおぶし投入。
4:再び火をつけ、ふっとうしたら、こす。
それでも、めんどうくさい人へ!!
水にこんぶを入れておくだけ!
これならどうですか??
前日に10センチのこんぶを2枚、水につけておくだけ!
そのまま飲んでもOK!もちろん料理にも。
ここポイント!
ダシをとった後のこんぶは!?
必ず食べて下さい。まだまだ栄養が残っています。
きざんでそのまま、つくだに、揚げても良いです。
味覚オンチ
小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、「必ず」このうま味を
小さい時から舌に覚えさせて下さい。
食育の第一歩です。
そして、「苦味・酸味・辛味・甘み」の中でも特に「苦味」です。
はき出してしまっても良いです。苦い!という事を感じさせるだけでOKです。
「ホヤ」「丸ごとの焼き魚」など…
おいしいものを食べる事は、本当に幸せな気持ちになりますし、
健康にもなります。
お子様の将来を考え是非!
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烏賊(イカ)
「JUST ZOOより」
↑向きはこれでOKです。
昨日イカをさばきましたので、今日はイカについて書いてみます。
最近イカをさばきましたか?
なかなか面白いので、今度挑戦してみて下さい。
からすとんび
「いかとんび」「とんびからす」とも言いますが、イカの口です。
昔しから珍味として食されています。
干しものなどが多いですが、コリコリした食感でおいしいです。
このイカの口には、なんと鳥のくちばしのようなものが付いています。
とてもするどく、このくちばしで食べ物を噛み切ります。
イカって魚!?
イカは軟体動物というカテゴリーに入ります。
貝類などと同じ仲間なのです。
まー頭から足(腕)が生えているちょっと変わった存在ですし、
宇宙人みたいですよね。
安いが、栄養たっぷり!
低脂肪・低カロリー・高タンパクのヘルシー食材で、
ダイエット中のタンパク源として最適です。
肥満、高脂血症、糖尿病などが心配の方にはおすすめです。
また、タウリンが含まれているので、血中のコレステロールを下げ、
脂肪を減し、血圧を正常に保ち、動脈硬化などにも有効です。
ビタミン類も、含有量はそれほど多くありませんが、ビタミンD以外は
まんべんなく含んでいます。
イカ墨は、 がんや胃潰瘍、十二指腸潰瘍などに有効といわれています。
良質なタンパク質
イカはとても優秀です。
タンパク質の栄養価の基準となるアミノ酸スコアがとても高いです。
「必須アミノ酸」という、人の体内で作れないために、
食品から摂取しなければならない9種類のアミノ酸をバランス良く含んでいます。
日本=イカ国
日本は世界の中でも良くイカを食べる国です。
全世界の約30%のイカが日本で消費されているようです。
国内供給量も、マグロ、サケを抑えてトップですからねー
加工品などが多いからでしょうか。
イカの塩辛、イカの沖漬け、干しイカ、イカ飯、イカの粕漬け、
さきイカ、イカ燻製…
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