映画『モンスター・ホテル』感想 | ケアマネくんのブログ

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ルールはただ一つ。仕事の話はしない(笑)

何となく見た映画の感想です。
モンスターホテルは3DCGアニメ映画。米国。

 



(あらすじ)
ドラキュラは愛する愛娘の安全のため、森に引きこもるためにホテルを建てた。
城ではなくホテルにしたのは、娘が寂しがらないように他のモンスターが遊びに来れるようにすること、人間の侵入を拒むことで他のモンスターにも安全をプレゼントするためだ。一挙両得ですね。
ホテルの周辺100haはゾンビやスケルトンの跋扈する迷いの森で覆われている。
セキュリティは完璧で100年間人間の侵入を許すことはなかった。

愛娘メイヴィスの118才の誕生日が近づき、お祝いに世界中からモンスターが集まってきた。
そんな中、バックパッカーの人間の若者ジョニーがホテルに迷い込んでしまう。

ホテルの安全神話に傷がつくことを恐れたドラキュラはジョニーを帰そうとするが他のモンスターに見つかってしまう。

既にフランケンのコスプレをさせていたため混乱は起こらなかったものの、咄嗟についた嘘でメイヴィスの誕生パーティの演出を任せることになってしまう。

 



年頃のメイヴィスは人間の文化に興味津々。

近くの村に行く許可をドラキュラからもらい、交流するべく村へ行く。
その村はドラキュラの仕込みでメイヴィスは人間に対する恐怖を植え付けられてしまう。
やっぱり人間は怖い生き物だと改めて認識するも、人間文化への憧れもあるメイヴィスはひどく落ち込む。

 


メイヴィス嬢。いい娘なんだが可愛さは微妙・・・

責任者となったジョニーだが、ドラキュラがそんなことを許すはずもなく、誕生パーティの出し物は退屈そのもの。あまりのつまらなさにジョニーが耐えきれなくなり、次々と娯楽を思いついては実行に移す。

ジョニーの提供する遊びは真新しく、刺激的でメイヴィスも気に入った様子。
面白くないドラキュラは強引にジョニーを追い出すが、追いかけてきたメイヴィスとジョニーは恋に落ちる。

 

後半の展開は見て確かめてどうぞ。

 

 

ディズニーをはじめ、3DCGアニメは子供向けだったり、ファミリー向けだったりで、この作品もそういう層に向けた作りです。

登場するモンスターは無害そのもの。ドラキュラですら人間の血を吸わない。

毒がなさすぎて物足りない作品でした。感情もドラさんの方に移入してしまうので父親の悲哀を感じて胸が苦しい。

ドラさんが人間を毛嫌いする理由は後半語られますが、彼は良い父親です。過保護ではありますが、境遇を考えれば致し方ないですし、よくジョニーを生かしていたなと。
ジョニーくんは軽薄だが決して悪い人間ではないですし、去り際は潔い。彼の株の上がった瞬間でした。(上がったのはここだけですけど・・・)

ジョニーくんの吹き替えはオリラジの藤森。久々にその名を呼んだわ。吉本辞めちったしどうすんだろね。相方はシンガポールに移住するし・・・あっちゃん嫌いになったわ。

藤森の声はジョニーのキャラとよく合ってる。「キミ可愛うぃいねー!」ってあの調子で言っても違和感あんまねー。
普通のセリフも当然あるのだけど結構上手い。

普通にいい話でほっこりしたい人はどうぞ。ストーリーは3日後には忘れるくらい薄味ですが。
エンディングの山ちゃんのガチラップとエンドロールの凝りっぷりは好きです。
視聴する時は吹き替えで観ましょう。

5点中2.5点。普通です。