昨夜8時ごろ国道191号線。安芸太田町砂ヶ瀬(ごみがせ)の崖が崩れた。走行中の車が巻き込まれて太田川に転落。200m下流で見つかり死亡が確認された。亡くなったのは加計高校の教師で三入の自宅へ帰る途中だったものと思われます。
お悔やみ申し上げます。
現場は当施設から車で5分のところです。
この道を通る職員は多くて、昨夜会議をしてなかったら危ないタイミングだった。と二人の職員から話を聞きました。亡くなった先生には悪いけど、巻き込まれなくて本当に良かった。
国道191号線。可部-加計を結ぶこの道は『加計街道』と呼ばれています。
広島市内へ行くにはこの道を使うことが多く、交通量もそこそこあります。
山と川に挟まれた道なので美しい自然を眺めながらドライブできます。
川に沿って適度にカーブがあるのでオートバイやロードバイクのツーリング客もよく来ます。
夜間走行時には稀に野生の動物も出没します。タヌキやキツネテンといった小型の動物から鹿のような大型の動物までいます。俺も一度熊を目撃したことがあります。
山の斜面が緩やかなところに集落が点在する田舎ならではののんびりとした道です。
が、切り立ったところはまんま崖。
山肌をよくよく見てみると、山側の法面には土砂崩れの跡がそこかしこに見られます。
毎年台風が来るたびにどこかが崩れて1年くらい片側交互通行になります。
ぶっちゃけ今回のがけ崩れにはちょっと驚きました。
だって雨量はそんなでもなかったから・・・。ゲリラ豪雨のように瞬間的に降ったんだろうか?よくわかんね。
とにかく全くと言っていいほど無警戒だったんですよ。
『落石注意って落ちてくる石に注意ってことじゃなく、落ちている石に注意しろってことだったんだ。』というセリフをGS美神の第1巻で読んだのを思い出した。
落ちてくる石に当たる確率ってどのくらいなんだろう・・・運がなかったんやなって。
崩れる前
崩れた後
大した雨量でもないのに、コンクリ塗ってる所から落石して金網ぶち破ってんだからこれもうわっかんねぇな。
この道こんな感じのとこばっかりやぞ。怖くて通れねぇよ。
もういっそ長いトンネルでも掘ってくれ。