スパルタ教育 後編 | ケアマネくんのブログ

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ルールはただ一つ。仕事の話はしない(笑)

スパルタ教育といえば本家スパルタを抜きには語れません。


強い軍人を作り出すことだけに特化した英才教育。これがスパルタ教育だ!

 

 

スパルタ教育。ホームルーム:(概要)


当時、スパルタ市民2万人に対して、奴隷20万人もいたギリシャの小国スパルタ。


スパルタ市民「せんせー(王様)。奴隷たちが一斉に反乱を起こしたらどーするんですか?(。・ω・)ノ」


先生(王様)「簡単な算数だよね。奴隷の数はわれわれの10倍・・・つまり、君たち一人一人が奴隷10人分の力を身につければいいんだよ!(・∀・)」


スパルタ市民「そっかー。さすがは先生!o(^▽^)o」

 

あ、アホなのか!?(°д°;)


しかし、実際こうして始まったのがスパルタ教育(脳筋の脳筋による脳筋のための教育)なのである。

 


スパルタ教育。1時間目:「おぎゃー」からスパルタ教育の始まり


子供が生まれると、すぐに健康な子かどうか調べられる。健康でないと判断された場合は崖から落とされます。


マジかよ・・・ライオンよりひでぇ。(´д`lll)

 


スパルタ教育。2時間目:7歳にして兵役


7歳になった男の子は家族から引き離され、30歳まで男だけの集団にぶち込まれ、訓練の日々を送る。


血気盛んな男の集団は恐ろしい。当然掘ったり掘られたり (アーっ)するわけで・・・


本当に恐ろしい・・・嫌だ!俺は絶対に嫌だ(((( ;°Д°))))

 

こうして男同士の強固な絆で築き上げられた【ファランクス】は鉄壁を誇る。

 

※ファランクスとは、左手に装備した盾で左隣の人を守り、守られた人はまた左隣の人を盾で守る・・・という密集隊形。

こうした強固な守りで敵の突進を食い止め、長槍で突き殺す戦法。

 

『あの・・・俺一番右端なんすけど・・・( ̄ー ̄;』

 

誰も守る人がいない右側が弱点とされています。

 


スパルタ教育。3時間目:祝成人


13歳になった男子は成人の儀式を行います。(やぐらからのバンジージャンプじゃないよ)


ナイフ1本渡されて1年間追放されます。オオカミも徘徊する危険な地域で食料調達も自分で行う完全サバイバル。つっても多くの場合は奴隷の村を襲って食料の強奪をするらしい。

 

野盗じゃねーか( ̄Д ̄;;

 


スパルタ教育。4時間目:そのころ女子は


女性は15歳になったら30歳のおっさんの元へと嫁がされる。


健康な子供を産むために女性もムキムキに鍛えてあります。

 

 

ほんとかよ?(・_・;)

 


スパルタ教育。昼休み:祭り(メイン)とペルシア戦争(ついで)の準備


ペルシアの大軍(200万)がギリシアに迫っていたその時。ギリシアの各国は祭りの準備に追われていた。


当時のお祭りは神事であり何よりも優先される。けど、このままでは国は滅ぶ。困ったスパルタのレオニダス王は神の信託(占い)を仰いだ。


この時の占いでは「国が滅ぶかお前が死ぬかどっちか選べ」という無慈悲な結果。それってどっちでも王様死ぬじゃないですか( ̄□ ̄;)


覚悟を決めたレオニダス王は先遣隊300人でペルシア軍を迎え撃つことを決意する。


死を覚悟したレオニダス王は出発前、妻に「良き夫と結婚し、良き子供を産めよ」と言い残したという。

 

 

 

5時間目:テルモピュライの戦い。『お祭り会場はこちらでーす( ̄▽ ̄)』


ペルシア軍200万vsギリシア連合軍7,000人。内スパルタ兵300人(少ねぇ・・・)

 


決戦の地をテルモピュライに決めたギリシア連合軍は専守防衛。ペルシア軍も布陣し、睨み合いが続いた。


数の上ではお話にならない戦力差。ペルシアの王クセルクスセスもすぐ降伏するだろうと思っていた。


ところがどっこい、既に死を覚悟している脳筋スパルタ兵が引くはずもなく、4日後戦端は開かれた。


テルモピュライは山と海に挟まれた狭い道であり、圧倒的な戦力差を埋めるのには絶好の場所。加えてペルシア軍の強さは機動力を生かした騎馬隊だったため、その騎馬隊を封じ込めることにも成功していた。


しかし、ペルシア軍の歩兵部隊だけでも150万を超えている。いくら地の利を生かそうとも最初から勝てる見込みなどなかった。


『それじゃ、やっぱり負けたの?(´・ω・`)』


いいや、勝っちゃったんだな・・・これが。『ファッ!?∑(゚Д゚)』

 

ペルシアの歩兵部隊は物量で一昼夜に渡り突進を繰り返す。しかし、ファランクスの強固な守りを崩すことができなかった。


おびただしい損害を出したペルシア軍は次に精鋭部隊である“不死部隊”を投入する。その数1万。

 

 

※不死部隊は誰かが戦死したらすぐさま補充される。壊滅しない部隊=不死部隊。ゾンビやクリーチャー、忍者の部隊ではありません。


さすがに、連戦の疲れと精鋭部隊である不死部隊との戦闘によりギリシア連合軍も多少の損害を出した。


『さすがのスパルタもここまでだったんだね・・・(´□`。)』


いえ。勝ちました。


『なんでさ!?∑ヾ( ̄0 ̄;ノ』


ダテに奴隷10人分の戦闘力を持っていません。スパルタ軍は不死部隊より強かった。


ギリシア連合軍を正面からは攻略できないことを悟ったクセルクセスは、現地人を買収し抜け道の情報を得る。こうしてペルシア軍は背後に歩兵を展開させる作戦に出た。

 

一方困ったのはギリシア連合軍。このままでは挟撃されて全滅は必至だ。


レオニダスは会議を開いたが意見は真っ二つ。この場に留まって徹底抗戦か、各都市に帰って防衛(降伏)するか・・・


結局まとまらずに、徹底抗戦の意思を見せたのは、スパルタ300人、テーバイ400人、テスピアイ兵700人の合計1,400人だけだった。

 

『それ以外の人は?(・Θ・;)』

 

帰ったよ。

 

『戦力半減どころか1/4になってる・・・(=◇=;)』


包囲したクセルクセスは投降を呼びかけたがレオニダスの答えは「来たりて取れ!!(モーロン・ラベ)」であった。

 

 

翌朝クセルクセスは全軍に突撃を命じる。


レオニダスはこれまでの狭い街道から広場まで打って出た。

 

『地の利を捨てちゃったのか・・・スパルタも玉砕覚悟の特攻に出たんだね・・・(´・ω・`)』


いやいや、スパルタ兵をナメてもらっては困る。


広場での戦いもスパルタ軍は強かった。正面からのガチンコ勝負でペルシア軍を撃退してしまった。


『おおお!!!\(゜□゜)/』


けど、この戦いでレオニダスは戦死した。


『レ、レオニダスゥゥゥ!!!!(つД`)ノ』


残ったスパルタ軍は王の遺体奪還作戦決行。


『いやさすがにもう無理でしょ・・・( ;゚─゚)』


見事奪還に成功してしまう。


『なんでよ!?どうなってんだよスパルタ兵!(; ・`д・´) 』


さらに、敵軍を撃退すること4回。


『・・・強えぇ・・・強すぎる・・・( °д°)』


そう。強すぎた。


槍が折れたら剣で、剣が折れたら拳で、拳が潰れたら歯で戦った。鬼神のごとき戦いぶりに恐怖したのは前線のペルシア兵である。


最後には前線で戦うことを拒否し始める。ペルシアの遠距離からの弓矢の攻撃によりスパルタ・テスピアイ兵は全滅した。


1,400人のギリシア軍に対してペルシア軍の損害は2万人であったそうな。


『一人十殺どころじゃなかった(O_O)』

 


6時間目。その後。


レオニダスとスパルタ兵が時間を稼いだおかげでギリシア軍はサラミスの海戦の準備を整えることができた。


海上の決戦ではギリシア軍の大勝利に終わる。


この敗戦でクセルクセスのテンションはダダ下がり。陸軍35万を将軍に預けて先に帰宅。


『帰るんかーい!Σ\( ̄ー ̄;)』

 

 

翌年。プラタイアの戦い。


ギリシア連合軍10万vsペルシア軍35万


この中の1万はレオニダス王の仇討に燃えるスパルタ重歩兵である。


結果から言えば、圧勝!でした。ギリシア連合の戦死者1000人に対してペルシア軍の戦死者20万人。


後方の陣地まで撤退したペルシア軍だったが、その陣地も落とされて敗走した。


かくしてペルシア戦争は終結しました。

 

 

『戦いは数だよ兄貴』こう言っていた中将もいましたが、自分が乗っているのはチート機体でしたしね・・・

 


やはり戦いは質と連携。なのでしょう。

 

 

映画『300』を見ればだいたいのことは分かります。


序盤はくっそタルイですが、いざ、戦闘が始まってしまうともう目が離せません。


そんなに長い映画でもないですしね。


筋骨隆々のイケ面マッチョマン達の活躍を是非一度見てください。

 

 

漫画だと圧倒的すぎる戦闘力の差は逆に萎えるんだけど、1対1じゃないしね。

 

強くなりすぎちまったかな?


現代のスパルタ教育はともすれば“悪”として取り上げられがちですが、本来のスパルタ教育は必要に駆られた英才教育であって、なんの理念もない暴力を前提とした恐怖教育ではない!

まじめ過ぎるのか脳筋すぎるのか分からないけど、やりすぎですけどね。


まあ、最終的に勝ったからよし。