スパルタ教育とは、きわめて厳格な教育(体罰も辞さない)の俗称である。
【日本におけるスパルタ教育の例】
・戸塚ヨットスクール事件:
1983年までに訓練生の死亡・行方不明事件が4件発生していたことがわかりマスコミ各社が大きく取り上げた。
これ以降、学校教育においても、体罰に対する問題が次々と取りざたされ、日本におけるスパルタ教育は急速に減少していく。
そんな中・・・
・時津風部屋力士暴行死事件:
2007年6月に大相撲時津風部屋に新弟子として在籍していた序ノ口力士の少年が宿舎で暴行(私刑)を受け死亡した事件。新弟子リンチ死事件とも呼ばれる。
と、行き過ぎたスパルタ教育は人の生死に関わるのである。
【漫画やアニメでの例】
80年代のスポ根アニメはだいたいスパルタ教育を採用している。
・星一徹の教育:
星一徹とは、巨人の星の主人公、星飛雄馬の実父。スパルタ教育の体現者。
自身も元巨人の選手であり、息子の飛雄馬も巨人へ入団させるために、殴る蹴るは当たり前。
伝家の宝刀『ちゃぶ台返し』(実質2回しかやってない)や大リーガー養成ギブスの開発など、飛雄馬に対する教育の熱意がハンパない。
改めて見るとすごい装置だ。
その甲斐あってか、念願の巨人軍へ入団を果たした飛雄馬は数々の魔球を生み出し活躍する。
しかし、決め球である魔球を打たれるとその都度、号泣したり、勝手にマウンドを降りたり、無断で失踪するというメンタルもやし。あんなにしごかれたのに・・・
男塾:
ジャンプ版戸塚ヨットスクール(嘘)。全国の不良少年達を集めて鍛え上げ、次世代のリーダーを育てていく事を教育目標としている。これが・・・スパルタ教育!?いいや男塾だ。
第1話の1コマ目
(注)この漫画はギャグ漫画です。(たぶん)
男塾では授業や学校行事のことを男塾名物と呼ぶ。
授業風景その1:義呂珍(ギロチン)。
口にくわえた縄を離すと上から刃が降ってくる仕組み。世間一般では拷問と呼ぶ。
処刑じゃねーか!( ̄Д ̄;;
授業風景その2:油風呂(あぶらぶろ)。
油で満たしたタライを火にかけ、浮かべたろうそくの火が消えるまで浸かるという究極の根性試し。迂闊に動くとろうそくが倒れて火だるまになる。
素揚げじゃねーか!(@ ̄Д ̄@;)
授業風景その3:地獄禅(じごくぜん)。
頭に硫酸の注がれたティーカップを載せて行われる座禅。各塾生の首は一本の綱で結ばれており、一人の落ち度次第で全員が硫酸を被る危険に晒される。
他のに比べればまだヌルイな・・・(@_@)(麻痺)
スポーツは危険な香り。
授業風景その4:撲針愚(ぼくしんぐ)。
スパイクのついた金属製グローブをはめて行われるボクシングだが、パンチ以外でも足や頭を使っても構わない。
いやワンパンで死ぬだろ!?( ̄ー ̄;
授業風景その5:羅惧美偉(ラグビー)。
ゲーム形式はラグビーだが、両軍共に毒薬を飲み、トライしたチームが解毒剤を飲むことができるというもの。乱闘・武器使用が認められており、その危険性から、開催するにあたっては塾長の許可が必要となる。
毒薬www
普通の学校行事も男塾ではこんな感じ。
遠足:魍魎サバイバル(もうりょうさばいばる)。
各班五名ずつで夜のサファリパークに侵入し、猛獣共が放し飼いにされる中で一夜を明かすという遠足。合同リクリエーションという名目で二号生によって引率される。
学園祭:愕怨祭(がくえんさい)。
毎年秋に開催される、校庭所狭しと繰り広げられる狂気と根性の祭典。普段孤立閉鎖的である男塾と一般市民との間に、理解と親睦を深める為に校内を公開する年に一度の日。刺激を求める一般市民で賑わう。
タ、タノシソウデスネ・・・( ゚∀゚; )タラー
さすが男塾。ネタの宝庫ですね。
スパルタ教育ってなんだっけ???(ㆁωㆁ*)