停止して黒歴史を振り返ってまた生産工場 -7ページ目

数えるくらいしか星がなかったとしたら

彼らは空を見上げるのをやめるのだろうか



昼は囁く

「日が落ちたら会いましょう」

夜はうなされる

大切な人が消える夢を毎日のように見ていたから



人々は夢を描いた

君も描いただろう?

小さな手に握り締めたクレヨンで



素っ気ない言葉を並べまた明日

君が手を引いてくれない事が寂しいなんて

我が儘だろう

許してほしいなんて

我が儘だろう



いつも手渡されるのは塗りつぶされた白い紙だった

なぞるように鉛筆を滑らせる

それが間違ってるとは誰も言わない



星はたくさん見えるよ

手放した夢を空へ送る

涙を流せないのは

いつしかこれがあたりまえになってしまったから



僕には魚が見えない

これはたいしたことじゃない

僕には星が見えない

これはたいしたことじゃない

僕には先が見えない

これもたいしたことじゃない

僕には君が見える

僕はこのことに感謝したい

過去も未来もなく

一つの決められた道を進む

その間中人間は過去を思い未来を恐れた

君もそのひとりだろう

僕もそのひとりだから

今日ひとりの女性がひとりの男に殺害されました

なんて

朝食を食べながら見るものではないんでしょ

牛乳飲みながら君は言う

かわいそうだね

それしかできないならそれでいいんだ

同情できる僕たちはふたりの人間

それでいいんだ

おはよう

自分を嫌いになっても意味はありません

自分を叱っても意味はありません

ふと気が付くと自分は星の事ばかり考えていました

私は星と空という言葉が好きでした

夜も好きでした 色も赤も水色も

人間は嫌いでした 私は人間だからです

神様 花にもしてください 小川にもしてください

私はカーテンを閉めました

疲れてしまいました

私は何をしているのでしょうか

体が思うように動きません

心ばかりが動いて 他に何か考える暇さえありませんでした

私は何をしているのでしょうか

私は嫌いになることはありません

私は意味がありません

星のようにはなれません

それを知って産まれて初めて泣きました

産声をあげました

私は人間でした


私は本当で笑いたいです

私は本当で笑いたいです

あなた方も本当で笑ってくれますか

あなた方は笑ってくれますか

ずるい私を見ててくれますか

私の果てに生きててくれますか

知ってました 私は最後

私はずるい 私は臆病 私は弱虫

全てエゴ 全て今 全て私

自分は何をしているのでしょうか





見えない見れない

真昼の星空

太陽を沈めて

項垂れる地球に

優しい優しい月の影を落とす

こんな優しい夜なのに

溜息と涙で溢れかえってるなんて

明日が来ようと来まいと

「星が綺麗だ」

知ってる?

人間は死ぬ

敵は神様?

だけど神様はまだ顔を出さない

今世の神様はシャイなんだね

誰も責める必要はないよ

眠ったら起きる必要もない

死んだらそれからじっくり考えるといい

自分はまだ死んでない

来世に期待はしてない

最近怖いんだ

夜は怖い

いつかは死ぬ

大切な人でも他人でもあの人もこの人も

いつかは死ぬ

もがいて隠れて喚いてすがっても

運命は殺しに来た