数えるくらいしか星がなかったとしたら
彼らは空を見上げるのをやめるのだろうか
昼は囁く
「日が落ちたら会いましょう」
夜はうなされる
大切な人が消える夢を毎日のように見ていたから
人々は夢を描いた
君も描いただろう?
小さな手に握り締めたクレヨンで
素っ気ない言葉を並べまた明日
君が手を引いてくれない事が寂しいなんて
我が儘だろう
許してほしいなんて
我が儘だろう
いつも手渡されるのは塗りつぶされた白い紙だった
なぞるように鉛筆を滑らせる
それが間違ってるとは誰も言わない
星はたくさん見えるよ
手放した夢を空へ送る
涙を流せないのは
いつしかこれがあたりまえになってしまったから