停止して黒歴史を振り返ってまた生産工場 -15ページ目

たくさんいるのに誰も相手にしてくれない
人形が見てる 腐るほど見てる
笑い声はもう聞きたくはない

部屋の中は思った以上に狭い
ただ逃げてる 明るいディスプレイには
私の欲しい何かがある

迷うことはないはず
なのに私はまだ踏み出せない
お前らのような人間になること
それがすごく怖い
普通が怖い

悪口 歯磨き 仲良しこよし

このまま死ぬのが怖い
死んだらきっと私は無くなる
そしたら必ず君は天国はあるといって
私を励ましてくれるのだろう
悲しいことになんの根拠もないんだ

お前らが好きになるのが怖い
私の悪口を聞くのが
いつになるのかわからない

自分が今生きてるのは本当は夢なんじゃないか
壮大な夢だったんじゃないか
今でもたまに心配だ

夜寝るのが怖いのは
私が一瞬消えるから




ちょっと前まで
あんなに素敵な花だったのに
水をあげても水をあげても 
なぜか花は枯れてしまう

何が不満なのだろうか

あんなに幸福なのに
花は笑いもしない

どうしてそんなにうつむくのか
文句があるなら無い口を開けて言ってくれ
花の癖に生意気だ

私が育てた可愛い可愛い花
私の思い描く素敵な花になってくれ

でもやっぱり足りないのか
花は全然笑わない





つめたい つめたくてかたくて二度と動かない
嘘じゃないドッキリじゃない
チャンネル変えても芸人に笑い飛ばしてもらえない
半開きの目がこっちをみない 濁ってる 二度と目が合わない
声が聞こえない やかましい声うっとおしい 愛おしい声
汚れたタオルもシーツもトイレも体もダンボールにおさまってしまう
くらい小さなものだったか
どうしたら戻ってくるのか
どうしても帰ってこない
そこで声が聞こえる気がする いじわるさせてくれ
家に帰らせてあげる
親切してやろう 大事にしてやろう 
あたりまえになってたものはどうしてこうもあっけない
本当に二度と会えないか教えてほしい どういうことだよ
いないのに撫でてももう遅い?
すごくつめたいよ




きっと何かに怯えている
自分でどうこうしようなど考えていない
皆はこっちを見ない
誰にも甘えない
なにかを決心してみる
それがどうとかいうわけじゃない
ここでは何もできない
私はもともと空っぽだった
水草は揺らぐが何も言わない
外に出よう