たくさんいるのに誰も相手にしてくれない
人形が見てる 腐るほど見てる
笑い声はもう聞きたくはない
部屋の中は思った以上に狭い
ただ逃げてる 明るいディスプレイには
私の欲しい何かがある
迷うことはないはず
なのに私はまだ踏み出せない
お前らのよう な人間になること
それがすごく怖い
普通が怖い
悪口 歯磨き 仲良しこよし
このまま死ぬのが怖い
死んだらきっと私は無くなる
そしたら必ず君は天国はあるといって
私を励ましてくれるのだろう
悲しいことになんの根拠もないんだ
お前らが好きになるのが怖い
私の悪口を聞くのが
いつになるのかわからない
自分が今生きてるのは本当は夢なんじゃないか
壮大な夢だったんじゃないか
今でもたまに心配だ
夜寝るのが怖いのは
私が一瞬消えるから
ちょっと前まで
あんなに素敵な花だったのに
水をあげても水をあげても
なぜか花は枯れてしまう
何が不満なのだろうか
あんなに幸福なのに
花は笑いもしない
どうしてそんなにうつむくのか
文句があるなら無い口を開けて言ってくれ
花の癖に生意気だ
私が育てた可愛い可愛い花
私の思い描く素敵な花になってくれ
でもやっぱり足りないのか
花は全然笑わない
つめたい つめたくてかたくて二度と動かない
嘘じゃないドッキリじゃない
チャンネル変えても芸人に笑い飛ばしてもらえない
半開きの目がこっちをみない 濁ってる 二度と目が合わない
声が聞こえない やかましい声うっとおしい 愛おしい声
汚れたタオルもシーツもトイレも体もダンボールにおさまってしまう
くらい小さなものだったか
どうしたら戻ってくるのか
どうしても帰ってこない
そこで声が聞こえる気がする いじわるさせてくれ
家に帰らせてあげる
親切してやろう 大事にしてやろう
あたりまえになってたものはどうしてこうもあっけない
本当に二度と会えないか教えてほしい どういうことだよ
いないのに撫でてももう遅い?
すごくつめたいよ
きっと何かに怯えている
自分でどうこうしようなど考えていない
皆はこっちを見ない
誰にも甘えない
なにかを決心してみる
それがどうとかいうわけじゃない
ここでは何もできない
私はもともと空っぽだった
水草は揺らぐが何も言わない
外に出よう