僕は犬なのだ人間はなんて言っているのだろうかそんなことはどうでもいいのだ人間なんてイイやつかワルイやつかで決まるでしょ僕は飯が食べたいんだ 人間は餌と呼ぶけれど僕のご飯だからもっと経緯をはらって言って欲しいものだ ご飯様とか僕の散歩道は用水路である 汚いけど今日は一段と寒い 僕の小便から煙が出るくらい やっぱり汚いでも僕らは汚いものはあまり嫌わないペットだと思われているまあそんなの犬によって違うだろうけど しらんしらんだから僕らは決められたとおりそこらに小便を撒き散らすだけついでに踏ん張るだけだ歩道の横に「安全第一」の文字が並ぶここにはほんの少し前 木が敷き詰められるようにはえていた用水路だってもっと綺麗なとこだったんだ今は流れない水もあった 大きな木が木陰をつくる余裕もあった人間は安いもんだ 金で木を切るテレビでボランティアとかほざきながら木を植えてもまたどこかで木が消えるのだ ちょっとわからない でも僕には関係ないペットだしまた来たアイツ ミニチュアダックスフンドのビービーうるさいやつだ僕は睨むだけだった そう 僕は利口お利口さんなのだ(別に怖いわけじゃないしついでにお尻でも嗅いでやればよかった クソったれが僕はお前らみたいにペットショップから来たんじゃないんだ他の犬から聞いた あそこはストレスがたまるから不良が多いらしいたぶんこのダックソ(ス)野郎もペットショップから来たんだ僕は違うんだ 山で拾われた だからもっと天皇陛下とかイエスキリストみたいにすごい存在であってもいいと思わない?…うんまあいいや僕は餌を食って死ぬだけだ 人間みたいなことはできないけど幸せには違いないのだろう 人間は欲が多すぎる だからたぶんちょっとの幸せも幸せと感じないのだろうか…僕には全然理解できない それでもいいんだ僕がペットでも 誰も苦しまないだろ?首輪はちょっと痛いけどねそれに人間にもいい人がいる 僕は飼い主が大好きだ 超大好きだ僕はこの人と会えてよかったと心から思う これは人間と同じだ本当は人間も犬も大差ない 僕はそこでペットになっただけだ ペットはたぶん人間でいう友達というものなのだろう 僕は気にしない このまま死んでしまっても 僕は気にしない 気にしないでも今死んだとして唯一心残りがあるとすれば ビーフジャーキーもっと食べたかった
ネッシーわめくんじゃないよ急かすんじゃないよせっかくここまできたんだゴールまであと何十年か待ってる時間がおしいねさあとっとと歩こうもう次を考えてるのか気が早い奴だな●▼■?そんなこと言っても言わなくてもどうせすぐ食ってねてりゃくたばるさ
朝の夜更し朝の湿気った空気とその下で鈍い音の泥の山靴の跡も飲み込んでしまいそうな朝6時の不穏な光髪の毛の間から少し見えるチラつく日の出と人の足悲しそうなふりをすればこの朝も輝いて見えるだろうか曖昧な体温泣きはらした目元を凍らすような冷たい風が私を惑わすある夜更しのことよく言えば早起き腫れぼったい目で布団に入る
私はあなたがよかった皆様を心から尊敬しておりますとても優しく 広い心をお持ちで私のような冷たい方の方が珍しいようで毎日私は早く消えてしまいたいと考えておりますよ?これ以上皆さんの迷惑にならないよう皆様を傷つけるのは私ですからね時間がもうないようです徒歩で行くにしても少し遠いかもしれませんそこまで送っていただけませんか?話している間にももう時間が歩きましょうかちょっと失礼握手させてもらえませんか?いままで迷惑かけて本当に申し訳ない私がもっといい人であればまた次もあったのでしょうねそうこう言っているうちに着きましたねここでお別れは寂しいですが私が起こしてしまったことだしかたがないのですねではさようなら足元にはお気をつけてお帰りください