私と一緒にエグゼクティブプログラムのコメンテーターをされている上野恭子さんの著作。私が学んでいることと符合する点も多いと思い、買ってみました。
題名に「教室」という単語があるので、学校内のみで機能を発揮する内容かと思いきや、家庭内でもできるようなものもたくさん盛り込まれています。敢えて「教室」という言葉を盛り込んだのは、学校の先生方に広く読んで頂きたいとの思いが強かったのかも知れません。
内容としては、コーチングの分野なので、すでに私が知っているものもありましたが、子どもに接する時のコミュニケーションのとり方、いじめや不登校を防ぐ方法の説明が、極めて明快に簡潔に書かれているので、読み進めやすい一冊です。
第2章で、34項目に亘るコーチングスキルが書かれていますが、お子さんをお持ちの方はあまり欲張らずに1つだけでも実践してみることから始めてみると良いでしょう。そのうち、効果が出てくるはずです。いや、きっと出ます。こういうものは、理論だけではなく、失敗を恐れずに実践することに意義があります。著者の上野さんも、共著の神谷さんも、実践経験豊富だからこそ、述べているのだと確信します。
皆がこの本を読み、寂しい思いや悲しい思い、つらい思いをする子どもをなくすことが今必要です。各ご家庭や各学校の先生方で、是非回覧して欲しい。
それと、イラストがかわいくって、イメージ図もわかりやすいので、教育のことを学んでいく学生さんにもおススメです。
