第1319回 例外やトラブルにどこまで対応するのか。
仕組みを作って、組織を動かすにあたって、通常業務と例外業務が必ず存在しますが、
仕組みづくりのときには、どこまでを通常業務にして、どこからを例外とするのか、
その線引きが難しいですよね。
例外業務を数多く取りこんでしまうと、仕組みが複雑化・肥大化してしまい、コストパフォーマンスが悪くなるばかりか、全体の効率悪化も招きやすくなります。
たとえば、会社資産の安全性をどこまで高めるのか。
鍵をするだけなのか、
セキュリティ会社の警備サービスを導入するのか、
24時間ガードマンに警備をさせるのか、
ガードマンンが入退室のときに必ずボディーチェックをするのか、
入退室の際に、かばんの中をすべて見せ、服も一度全部脱いで調べさせるのか。。。笑
最後はやりすぎだと思いますが(笑)、安全を確保するための仕組みも、ある程度の妥協というか、線引きをしないと、
業務に支障が出てきてしまいます。
どこで線を引くのかは、正解はありません。
逆に、間違いというのもないのではないでしょうか。
(鍵をしないというレベルは置いておいて。。)
何を持って例外として、仕組みとしてどこまでカバーするのか。
正解がない分、定期的にチェックする必要があると思います。