第1036回 人に任せる責任の度合い
自分の出来ないことを、人に任せる。
ビジネスの基本といえば、基本だと思います。
アウトソーシング(外注)という業態がもちろんあるわけですし、派遣スタッフさんがいなければやっていけない会社もたくさんあると思います。
結局は、費用対効果の問題に帰着してきますが、
・技術やスキルが必要なことで、自社で習得するまでに時間が掛かるようなものは、
他の力を借りる。
・自社でも十分出来ることだけど、自社の社員には他の業務に集中させるほうが効率が良い為、
派遣スタッフさんに、そういった作業をお願いする。
というのは、経営判断として、とても妥当なものです。
とても妥当なものなのですが、逆に、問題が起きてきます。
それは、
任せたんだから、やってくれよ。
という慢心ですね。
任されたのであれば、正当な理由がない限り、やるべきことはやるのは当然です。
でも、任せるほうにも、責任があります。
むしろ、任せるほうの責任が多いといえるでしょう。
自社でやらない分、それはリスクを伴います。
リスクを管理をしなければ、大きくなるのは当然の話。
人に任せて、はいお願い!
という姿勢は、リスクを放棄しているものであり、ビジネスとしては通用しません。