氷は、ちょっとの傷でもそこから割れやすい。
北海道にいたころ。
札幌雪祭りというイベントがあり、計4体雪像を作りました。
あれは、なかなか過酷な作業ですよ。。体を動かすから温かくなるんじゃないかと思っていたのですが、、
寒い!!
死ぬほど寒い!!
その中でも大変なのが、雪像に照りをつけるために、最後に雪を水に浸して、それを完成した雪像の表面に塗っていくんです。
これがまたしんどい。。
いわば氷のまくを表面に付けるような作業で、雪像の場所によっては、氷を持ってきて、氷をその形に合わせて割ったりします。
その氷を割るときに、線を引いて傷つけて、手で「とんとん」とやると、「パキ!」と割れてしまいます。
案外もろいものです。
そして、組織も、案外もろいものです。
些細なほころびから、組織の崩壊が始まることがあります。
些細なほころびでも見逃さない。
そして、対処すべきものには対処し、看過できるものは看過する。
看過しても良いものまで手を出してしまうと、組織の柔軟さがなくなりますね。