プログラマーの妄想 - すごいプログラマーの作るプログラムはなんでもすごい。
私は、技術者です。
間違いなく。笑
大学では、ずっと情報系に携わってきて、周りは研究者や企業の技術者として活躍している人ばかりです。
僕も、社会人になりたてのころは、キーボードをせっせと打って、プログラムを書いていました。
現在では、プログラムを作る機会はめっきりと少なくなりましたが、私の体の仕組み、考え方は、まだまだ技術者だと思います。
そんな状況にいて思ったこと、、
技術肌の人はみんな、「いいものを作る技術者、プロフェッショナルになりたい」という思いを持っていることです。
根は純粋なやつらばっかりです。正直なところ、マッドサイエンティストの気持ちも、わからないでもありません。
純粋に技術がすき!という人もいますから。
そうした中で起こりがちな勘違いが、「すごい技術者になれば、作ったものに失敗はない!」みたいなイメージを持ってしまう人が、少なからずいることです。
googleであったり、microsoft、oracleなんかの成功例を見て、「すごい技術者が作るものは、やっぱりすごいんだ!」という、ちょっと短絡的になってしまう面があることです。
断言出来るのは、「すごい技術者」が作るものが、全部すごいわけはありません。
成功の裏に、必ず失敗作があります。
度重なる失敗を重ねて、たまたま成功する確率が高く、たくさんの成功例を出したり、、または成功したものの評価があまりにも突出しているだけなのです。
成功の裏で、必ず失敗があるんです。
ちょっと失敗したくらいで弱気になる暇があるなら、次のチャレンジをしたほうが良いと思います。
しいて言うならば、すごい技術者の作るものがすごいというよりも、その発想がすごいと思います。
技術を磨くよりも、その発想方法を磨いたほうが良いと思っています。