「社会人基礎力」の普及・促進に取り組む「社基塾」ブログ。 -14ページ目

「社会人基礎力」の普及・促進に取り組む「社基塾」ブログ。

「社会人基礎力」は、経済産業省が提唱している「3つの能力/12の能力要素」から構成されています。「自ら考え、自ら行動し、チームに貢献する自立型人材」への近道です。

自立型人材育成の「社基塾」塾長、古木です。

 今日は、昨日行われた選抜高校野球大会決勝にちなんだお話をさせていただきたいと思います。

 私の数少ない趣味のひとつに、スポーツ観戦があります。
その理由は「勝ち負け」というより、ビジネスにも通じるいろいろな教訓を得ることができるからです。今回の甲子園からも、いろいろな教訓を学ばせていただきました。

 昨日の決勝戦では、福井県の敦賀気比高校が北海道の東海大四高校に接戦の末に勝ち、北陸に初めて深紺の大優勝旗をもたらしました。県外出身者が多いことはさておき、素晴らしい快挙です。

 ここで注目したいのが、福井県の高校と北海道の高校が決勝戦を戦ったということです。しかも、春の大会です。両校とも雪深い地域にあり、冬の間は思うように屋外練習ができない環境なのです。なぜ、そのような環境を乗り越えて、全国優勝・準優勝できたのでしょうか。

 敦賀気比の選手は、雪が積もるグラウンドに立つことができず、小さな室内練習場でバットを振り込みました。平日で1,500回、土日は2,000回も振込みました。まさに基礎トレーニングです。その成果が、昨夏の準決勝で9対15で大逆転負けを喫した大阪桐蔭に、11対0でリベンジを果たすことへとつながったと思います。しかも、背番号17番の松本選手による2打席連続満塁本塁打、桑田(PL)・松井(星稜)による1試合7得点を抜く8得点は、ともに大会新記録という「ラッキーボーイ」も現れました。

 一方、惜しくも準優勝となった東海第四は、昨年秋の明治神宮大会では一昨年の選抜高校野球優勝校である埼玉の浦和学院に6回コールドゲーム負けを喫してしまいましたが、今回の甲子園準々決勝では見事な勝利をおさめました。前回コールド負けした11月16日から甲子園での対戦3月31日まではたった134日間、雪でグラウンドが使えなかった時期も長かったにもかかわらずです。きっと、走り込みウエイトトレーニングなど、目立たない基礎トレーニングを積んだことでしょう。雪国でがんばっている多くの方々にも、力強い勇気を与えられたのではないでしょうか。

 選手宣誓をした敦賀気比の篠原主将、宣言通り「生きていることを実感してもらう」ことができたのではないでしょうか。少なくとも、私は「生きていることを実感」し直しましたよ。また夏に待っています。

 今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
わずかでも、「自立型人材」育成のきっかけになれば幸いです。
自立型人材育成の「社基塾」塾長、古木です。

 いよいよ新年度の始まりです。新社会人のみなさん、おめでとうございます。

 ところで、みなさんの現役社会人生活は、何年くらいになるかご存知ですか?
定年が65歳だとすると(みなさんの頃にはもっと伸びるかも)、だいたい 42.195年 前後ではないでしょうか。ん?これって、どこかで聞いたことがあるような数字! そうです、現役社会人生活は、長距離レース、マラソンのようなものなのです。ですから、そんなに「あせらず」、かといって「気を抜かず」、完走を目指しましょう。私も「新人研修」で応援していきます。

 さて昨日の日本経済新聞1面に、ちょっと気になる言葉を見つけたので取り上げてみたいと思います。それは「限界マンション」です。

 「限界集落」という言葉はよく耳にします。NHKでも「限界集落株式会社」というドラマが放映されていたほどです。これは、過疎化や高齢化が進み、65歳以上の人口が50%以上を占め、社会的な共同生活を続けていくことが危ぶまれている集落を指しています。

 一方「限界マンション」という言葉は、少子高齢化が進む中、新築マンションの建設計画は積極的であり、このままでは都心でもだれも住んでいない「限界マンション」が多数発生しかねないとのことでした。どうでしょうか、私たちの身のまわりの環境が長崎県の軍艦島のようにゴーストタウン化したら、ちょっと怖くありませんか。しかし、私はもっと怖~い言葉を思い浮かべてしまったのです。

 それは、「限界人材」です。
 今年も多くの新社会人が、新しいスタートを切ります。また、定年の引き上げなどの関係から60歳でも現役という方も増えています。そんな多くの人材を「限界人材」にしない取り組みが、今後より強く求めらてくると予想します。多くの方々が末永く「働く喜びを実感」し、「組織から必要とされる人材」であり続けることを願っています。

 そのために必要となるのが「社会人基礎力」ではないでしょうか。この基盤がしっかりしていないと、いつか自分自身に「限界」を感じてしまうかも知れません。そうならないためにも、若いうちに「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の強化に取り組むことをお勧めします。

 今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
わずかでも、「自立型人材」育成のきっかけになれば幸いです。
 自立型人材育成の「社基塾」塾長、古木です。

 いよいよ桜の開花宣言も出され、待ちわびた春到来といってところですね。
みなさんは、どのようにお過ごしになる予定でしょうか。

 さて今回は、「中間取りまとめ」の「Ⅱ.社会人基礎力の内容」についてみていきたいと思います。
この章が当資料の中で、一番のポイントとなります。ご自身の「社会人基礎力」強化のためにも、部下/後輩/チームメンバーの「社会人基礎力」育成のためにも、しっかりとおさえておいてください。

 とかく「これも必要だ」「あれも必要だ」と、いろいろな能力を身につけようと手を出しがちになります。それを「これだけやればいい」と、スッキリと整理したところが当資料のすばらしいところだと思います。必要な能力を、「自分」「課題」「人」の視点からみごとに整理しています。

 第一が「前に踏み出す力」で、「一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力」と定義されています。最近は、「指示さえすればキッチリこなすけど、指示をださないと何をやってよいかわからない」(リーダー談)、「指示してください、指示通りやりますから」(若手談)、などという「指示待ち人間」に求められる能力です。

 第二が「考え抜く力」で、「疑問を持ち、考え抜く力」と定義されています。「マニュアル通りにしっかりこなすけど、なぜそうしているのかについては考えようとしない」という「マニュアル人間」は、あなたのまわりにいませんか。原因は、この能力が不足しているからです。

 第三が「チームで働く力」で、「多様な人とともに、目標に向けて協力する力」と定義されています。「個人としては力があるけど、みんなと協力して取り組むことが苦手」という「一匹オオカミ」的な人です。私も、「力がありながらまわりとうまくやれず、もったいないなあ」という人を多くみてきました。組織がもっとも強く求めているという「コミュニケーション力」も、まさにこの能力です。

 私も1,000回以上研修に登壇してきましたが、基本はまさにこの「3つの能力」だと思います。あれもこれもと手を出さなくても、これさえしっかり習得しておけば絶対OKです。逆に、これが習得できていないと、いくら専門知識を身につけてもいつか伸び悩みます。

 今日のところはここまでとして、次回は「前に踏み出す力」を構成する3つの能力要素「主体性」「働きかけ力」「実行力」について、みていきたいと思います。

 今週から新年度が始まります。ご自身が異動したり、上司が変わったり、新人が入ってきたりと、いろいろな変化に遭遇する時期です。どうぞお体をご自愛ください。

 今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
わずかでも、「自立型人材」育成のきっかけになれば幸いです。