こんにちは!
本日のブログ担当の谷口です

下瀬火薬や伊集院信管ってご存知ですか?

もし知っている方がいれば、歴史マニアか、
あるいは技術系マニアかもしれません。

日本海海戦は、多くの方が歴史の授業で一度は耳にしたことがあるでしょう。
この戦いは明治時代、近代化して間もない日本と、当時世界でも有数の戦力を誇るロシアのバルチック艦隊が日本海で激突した大海戦です。

【勝因は作戦だけじゃない】

教科書では、日本海海戦の勝因として「丁字戦法」や「乙字戦法」
といった作戦面が強調されます。

実は、この戦い
日本の技術力の高さが大きく寄与してるのをご存じですか?

そのカギとなったのが、“下瀬火薬”と“伊集院信管”です。



【高温で爆発し広がる - 下瀬火薬】

下瀬火薬は、下瀬雅允によって開発され、同火薬は敵艦に命中し爆発すると鉄の融点(1500度)よりも高い温度で燃え広がり、艦上の鉄製の装備品が曲がるほどの威力を持ちますです発揮します。
これは単なる着弾ダメージにとどまらず、敵の反撃能力そのものを奪う効果があり、日本海海戦で大きな役割を果たしました。

しかし、いくら威力のある火薬を持っていても、
爆発させないとただの鉄球です。


【鋭敏に作動する - 伊集院信管】

そこで活躍したのが伊集院五郎が開発した伊集院信管です。

従来の信管よりも非常に感度が高く、船のマストや海面に着水しても作動するほどでした。
この鋭敏さにはもう一つのメリットを生みます。
不発が減ることで、日本艦艇から着弾地点を遠方から確認でき、それを元に次の射撃を修正できます。
つまり、命中率が向上するわけです!

鋭敏に爆発する信管と、遠くからでも確認できる爆発を起こす下瀬火薬。
この二つの技術により、日本は戦いを優位に進めました。


【歴史はストーリーで覚えると面白い】

中高の歴史では1〜2行で済んでしまう事象も、掘り下げてみれば日本の技術力や、それを国のために命がけで研究した人々の物語が浮かび上がります。

歴史を単なる年号暗記として覚えるのではなく、人間ドラマとして捉えることで、より興味が湧きますし、偉人の成功や失敗から多くのことを学べるとおもいます。

年号と出来事を丸暗記するのではなく、ストーリーとして歴史を多角的に眺めてみるのはいかがでしょうか。
暗記ではAIには勝てませんので、無味無臭の文字としての記録はAIに任せかせていいんじゃないでしょうか。そして物語としてなら自然に記憶に残る場合もありますので、意外と試験で役に立つかもしれません。

今回はこのあたりで、
 



学習塾キャリアパス 
https://www.careerpath.tokyo
無料体験受付中、リアルでも、Zoomでも!

 

こんにちは、学習塾キャリアパスの石崎です。

今回は、学歴別の「率」とその効果「収入」について見ていきます。データが多いため前半、後半に分けてまずは汎用的な情報を掲載します。
それから、あくまでも平均データであることをご了承ください。その道を進めば、こうなりますという話ではありません。学歴で人生が変わるものではなく、個人の努力で平均より上回ることも、下回ることもあります。

中学までは義務教育ですが、高校までの進学率は98.8%です。そのため、多くの人が高校まで進学します。
(下記のグラフは文部科学省の学校基本調査です)

 



さらに大学進学率は50%を超えています。

 



学歴別の生涯収入についての推計は厚生労働省の労働統計がおこなっています。
「学校卒業後フルタイムの正社員を続けた場合の60歳までの生涯賃金(退職金を含めない)」想定です。なお、中学卒は高校進学率98.8%の状況で、数が少ないため除外します。



上記の男性生涯収入を年収換算しますと、大学・大学院卒は平均23歳で卒業したとして、60歳-23歳=37年間、高専・短大卒は、60歳-20歳=40年間、高校卒は60歳-18歳=42年間の就業期間で計算します。

■大学・大学院卒 2億7,000万円÷37年間=730万円
■高専・短大卒 2億2,000万円÷40年間=550万円
■高校卒 2億1,000万円÷42年間=500万円

 

明確な数字はありませんが、それなりの大学に進むための受験勉強時間は2,000~3,000時間が必要と言われています。

 

単純計算をすると、(2億7,000万円-2億1,000万円)÷3,000時間=2万円/時間です。

高校生の一番時給の高い仕事は?と言った際に、「勉強」となるわけです。

 

ここまでは前半で、次回は収入のうちわけを大学別、企業別に掲載していきたいと思います。

 

学習塾キャリアパス 
https://www.careerpath.tokyo
無料体験受付中、リアルでも、Zoomでも!

こんにちは、講師のオオセです。

今回は、大学受験科学においてよく使う「近似」を紹介します。
今回は大学受験で実際に使われた物理の問題を取り上げます。(東京大学入試1999物理)

 

この問題は振り子に関する運動方程式を解く問題ですが、問題文には



を使って良いという表記があります。これについて高校範囲で詳しく見てみましょう。
これを深堀すると何が良いかというと、問題文の読み飛ばしで「あれ?解けないぞ」と詰まった時、近似を用いて解く発想が思い浮かぶから読み飛ばしに気付くことができ、大幅な失点を防げる上、そもそも問題の意図を汲むことができるから、解くスピードが上がります。

では本題に入ります。ここでいう近似とは、多少の誤差を無視して複雑な値を簡単な値に置き換える事を表します。
sinθ,cosθという求めにくい値を、多少妥協してθ,1という単純な値で置き換えています。

ではなぜsinθがθ,cosθが1と求まるのでしょうか?
これにはマクローリンの定理が関わってきます。
マクローリンの定理に基づいて関数を展開するマクローリン展開を用いると,一般の関数f(x) を多項式で近似できます。



ここで、xが十分小さい(0に十分近い)とし、f(x)をsin(x)、cos(x),exp(x)とそれぞれしてみると、sin(x)、cos(x),exp(x)はそれぞれ以下の多項式で表すことができます。



xは十分小さいので、xの1次項よりxの2次項は十分小さい→(x=0.01とすると、x^2=0.0001で、x>>x^2)ので、xの2次以降の項を無視した時、



が成立します。妥協して、xの2次以降の項をバッサリ切り捨てるため、近似(真の値ではないけど、それに極めて近い値を求める)したことになります。
振り子の運動方程式を解こうとすると、大学の範囲で扱う微分方程式を解く作業が必要になり、一般の高校生には解けない内容になってしまいます。ですので、今回は振り子の振れ角が微小であるとして、近似を使って高校生でも解ける内容に落とし込んでいました。大学受験では割と頻出の事項です。

因みに、この問題を解く過程で、振り子の微小振動の周期T=2π√(l/g)が導けます。振り子の振れ角が微小な時にしか使えない公式ですが、高校生の皆さんは忘れないようにしましょう。

余談ですが、東京科学大学旧(東京工業大学)の入試方式が28年度入試から変更される発表がありました。今までは共通テストを足切り以外に使用しない二次試験の点数で合否を決める方式でしたが、28年度から合否判定の為の点数の内1/6を共通テストの得点が占めるようになりました。また、生物系の学院を志望する人は科学の使用科目に生物を選択する事が出来るようになります。変更事項をまとめたリンクを貼っておきますね。

東京科学大学入試変更情報 リンク:
https://www.isct.ac.jp/ja/news/159qoc9o4x73


ここまで読んでいただきありがとうございました!

まずはお気軽にお問い合わせください!
学習塾キャリアパス 
https://www.careerpath.tokyo
無料体験受付中、リアルでも、Zoomでも!