おはようございます、学習塾キャリアパスの石崎です。
「中学受験は小4から始めないと間に合いませんか」。よくある質問ですが、全員に共通の開始学年や勉強時間はありません。目指す学校、4科か2科か、今の理解度、習い事や家庭の生活によって計画は変わります。キャリアパスではこれまで学校授業のフォローで通塾していた生徒が小6から中学受験勉強を開始するケースもあります。必ずしも、小3、小4から始めてないと無理ということはありません。近年、入試の多様化でポテンシャル入試や英検利用入試等もあります。ただし、合格が目的ではなく、入学後の勉強がついていけるかで考えた場合、算国の基礎学習は重要です。ここでは首都圏模試偏差値45~60程度の学校を考える家庭向けに、準備の順番を紹介します。
■ 小3まで:学ぶ土台をつくる
読書の量だけを追うより、読んだ内容を自分の言葉で説明できるかを大切にします。算数では四則計算と文章題の意味を確かめ、間違えた理由を言えるようにしましょう。毎日の短い学習を続け、勉強への苦手意識を強めないことが第一です。
■ 小4:受験内容に触れ、習慣を整える
学校の学習より一歩進んだ文章題、図形、読解に触れる時期です。4科を考えるなら理科・社会にも少しずつ親しみます。塾に通い始める家庭も多いですが、授業時間だけで判断せず、復習を家庭で回せるかを見てください。毎日20~40分程度の家庭学習から始め、理解と生活に合わせて調整する例もあります。この数字を合格条件と考える必要はありません。
■ 小5:苦手の原因を残さない
割合・比・速さなど、算数では前の単元の理解が次に影響します。国語では設問の根拠を本文から探し、記述を短く正確にまとめる練習をします。4科なら理社の復習も計画に入ります。時間を増やす前に、「授業を受けたが自力では解けない問題」を見つけ、解き直すことが大切です。
■ 小6:志望校に合わせて仕上げる
前半は弱点を補い、後半は過去問で出題形式と時間配分に慣れます。過去問の点数だけで一喜一憂せず、失点を「知識不足」「読み違い」「時間不足」に分けましょう。受験校を絞る時期には、学校ごとの科目・配点に合わせて学習の優先順位を変えます。
■ 遅めのスタートでも、順番は同じ
小5後半や小6から始める場合、全単元を一律に進めるより、現状を確認して必要な分野から学ぶ方が現実的です。2科や特色ある入試も選択肢ですが、学校名と方式が決まる前に「遅いから2科」と決めつけないでください。睡眠を削った長時間学習も続きません。
【家庭で確認すること】
・今、国語と算数で一人でできることは何か。
・授業後の復習時間を、週の予定に置けるか。
・志望校の出題と現在の学習内容は合っているか。
学習塾キャリアパスでは、一人ひとりの理解度から学習の順番を考えます。次回は出願から手続までの流れです。
※学習時間は指導上の例であり、合格を保証する数値ではありません。
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