こんにちは、塾長です。

 

前回は、MARCH第一志望の生徒が共通テストを受ける場合の負担についてお伝えしました。

 

今回は日東駒専です。

 

日東駒専を第一志望にしている場合も、

 

「私大の英語を勉強しているのだから、共通テストも同じようなもの」

 

と考えてしまうと注意が必要です。

 

共通テストと日東駒専の一般入試では、求められる力に違いがあるからです。

日東駒専では「知識」が直接点数になる

日東駒専の一般入試では、長文読解のほかに、

「文法・語法・熟語」などの知識を直接問う問題が出題されます。

 

たとえば、

 

My teacher advised me (  ) harder for the exam.

 

という問題で、

 

study / studying / to study / studied

 

から正しいものを選ぶような問題です。

 

「advise 人 to do」という文法・語法を知っていれば、すぐに答えられます。

 

つまり日東駒専の一般入試では、


「文法・語法を身につける」

 

といった勉強が得点につながります。

共通テストには、独立した文法問題がない

一方、共通テストには、文法・語法だけを直接尋ねる独立問題はありません。

 

代わりに重要になるのが、

 

大量の英文や資料から、必要な情報を速く見つける力

 

です。

 

広告、メール、案内、複数の文章などを読みながら、

 

読む → 探す → 比べる → 判断する

 

という作業を時間内に繰り返します。

 

そのため、苦戦する理由が、

 

「単語を知らないから」

 

とは限らず、

 

むしろ、

 

「読むのに時間がかかる」

「必要な情報を探すのに時間がかかる」

 

といった読むスピードや情報処理の速さが問題になります。

 

つまり、「時間が足りなくて最後まで解き終わらない」

 

ということが起こるのです。

さらにリスニング対策も必要

共通テストにはリスニングもあります。

 

ですから、リスニング対策も必要になります。

 

共通テストを受験する場合は、

 

一般入試に加えて、対策しなければならない内容が増える

 

ということです。

日東駒専第一志望なら「時間の使い方」を考えたい

受験直前の12月~1月は、日東駒専の過去問を繰り返し、志望大学の問題に慣れていきたい大切な時期です。

 

ところが共通テストを受ける場合、

 

共通テストの形式に慣れる練習、時間配分、リスニングにも時間を使う必要があります。

 

つまり、

 

「共通テストも受ければ、受験チャンスが増える」

 

というメリットだけではなく、

 

「第一志望とは少し違う対策に時間を使う」

 

という負担もあります。

「共通テストも一応受ける」で本当にいい?

もちろん、共通テスト利用で併願校を確保するなど、共通テストを受けるメリットはあります。

 

大切なのは、

 

「とりあえず受けておこう」

 

ではなく、

 

「共通テストを何のために受けるのか」

 

を考えることです。

 

日東駒専一般入試では、単語・熟語・文法・語法+読解。

 

共通テストでは、大量の情報を速く処理する力+リスニング。

 

同じ「英語」でも、対策の重点が違います。

 

だからこそ、日東駒専を第一志望にする場合も、共通テストを受けることで増える勉強時間まで考えて、受験戦略を立てることが大切です。

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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