こんにちは、講師の大瀬です。
もう1月下旬。寒さが本格的になってきましたね。

本日は、
「実はガラスは、固体なのに“流れている”」
という、少し信じがたい科学のお話をしたいと思います。

ガラスは本当に固体なのか?

私たちはガラスを、

「硬い・割れる・形が変わらない」

典型的な「固体」だと思っています。

ところが物理学的に見ると、
ガラスは 結晶でも、完全な固体でもない
とても不思議な物質です。実は、

ガラスの正体は「凍りきれなかった液体」

なんです。どういう事でしょうか。

氷や塩のような結晶は、
原子がきれいに並んでいます。

しかしガラスの内部では、
原子は 液体のようにバラバラな配置のまま
動きを止めています。

例えば、水は、原子がバラバラな配置で激しく動いています。
ところがガラスは、原子がバラバラな配置でほとんど動いていません。

つまりガラスとは、
「液体の構造を保ったまま、動けなくなった物質」
なのです。

この状態を
過冷却液体(かれいきゃくえきたい)
と呼びます。

だから、ガラスは“超ゆっくり流れる”

原子が完全に固定されていないため、
ガラスは理論上、非常に長い時間をかけて流れる可能性を持っています。

はちみつや水飴よりも粘性の高い液体みたいなものです。

流れる速度はあまりにも遅く、
数十年では分かりません。
数百年、数千年という時間が必要です。

それでも、

「重力・温度差・内部応力」

といった条件がそろうと、
ガラスの変化が少し分かりやすくなります。

例えば、古い窓ガラスの垂れがあります。

ヨーロッパの古い教会の窓ガラスが
「下の方だけ厚い」
という話を聞いたことがあるでしょうか?

これについては諸説ありますが、
少なくとも一つ言えるのは、

ガラスが絶対に動かない物質ではない
ということです。

私たちは
「動かない=変わらない」
と思いがちです。

しかし自然界には、
あまりにも遅すぎて、動いていることに気づけない変化
が存在します。

ガラスはその代表例です。

もし今、窓ガラスに触れることがあれば、それは何百年、何千年という時間の中で
ほんのわずかに形を変え続けている途中の姿なのかもしれません。

寒さが厳しい1月。
止まっているように見える世界でも、
実は深い時間の中で着実に動いています。

無理矢理感がありますが、勉強でも同じです。すぐに結果が出なくても、日々の勉強の中で知識や経験は着実に増えて成長しています。

結果が目に見えて出てこなくても、無意味な勉強なんてありません。

じっと耐えて、目標が達成されることを祈っています。

体調に気をつけて、
今月も静かに、そして着実に進んでいきましょう。



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