こんにちは、塾長の川口です。
中学・高校の保護者の方から、よくこんな相談をいただきます。
「英検はいつ受けさせるべきですか?」
「うちの子、中3でまだ3級なんですが大丈夫でしょうか?」
以前は「取っておいて損はない」程度の資格だった英検ですが、今は状況が大きく変わりました。
英検を持っているかどうかで、大学入試の有利・不利がはっきり分かれる時代です。
英検を持っていないことは、はっきり言うと「超」がつくほど不利です。
だからこそ、受験を意識するご家庭ほど
「早めに計画して、早めに合格する」
ことがとても大切になります。
今回は、
・中1〜高3まで、どの級をいつ取るのが理想か(6年間のロードマップ)
・高1〜2で準1級を取ると、なぜ大学受験が圧倒的に楽になるのか?
について、具体的に解説します。
中1〜高3の「英検ロードマップ」
英検公式サイトにも各級の目安が示されていますが、当塾では公式よりも1〜2年早いペースを勧めています。
英検公式サイト
理由は、英語さえ先に固めておけば、高3で他の科目にしっかり時間を回せるからです。
中1:5級〜4級(英語学習の基礎固め)
英語学習のスタートライン
・5級は基礎の確認として必須
・「中学校の教科書」で基礎を固めることが最優先
中1の終わりまでに4級取得が理想です。
中2:3級(中学英語の総まとめ)
中2の英語が一気に難しくなります。
学習内容には「不定詞・動名詞・比較・関係代名詞」など、重要文法が登場します。
・「教科書」「英検用教材」で単語・文法を固める
3級までが中学英語の土台を完成させるライン。
中2の終わり〜中3の頭で3級合格が理想です。
中3:準2級(高校英語の入口)
高校入試の「伸びる子が分かれる時期」です。
中3の終わり〜高1の春までに準2級が理想です。
・高校入試の英語が安定して高得点に
・高校入学後の英語が圧倒的に楽になる
高1:2級(大学入試の標準ライン)
2級は「高3卒業程度」と言われますが、実際は高1で取れる内容です。
高1で2級をとれると
・高校での英語の成績が安定
・GMARCHの理系志望者に必須
・推薦・総合型・一般入試のどれにも有利
高1後半~高2の頭までに2級取得を目標にします。
高2:準1級(受験の「武器」になる)
最も差がつく資格です。
準1級を取ると…
・GMARCH以上の大学で英語免除や満点換算
・外部資格利用で一般入試の英語がほぼ満点扱い
・高3で英語を「維持」だけにできる
高3は他教科に時間を回せるので、受験全体が有利になります。
高3:最終調整
必要に応じて、2級・準1級の取りこぼしをここで回収します。ただし高3は他科目に負担がかかりますので、英語は高2までが勝負になります。
なぜ「高1〜2で準1級」が最強なのか?
【理由1】入試での優遇が圧倒的に増える
総合型・推薦でも強力なアピール材料になります。
【理由2】一般入試の英語がほぼ「満点扱い」
外部資格利用で満点換算 or 高得点扱いになるので、「英語の不安」が消えます。
【理由3】高3は英語より「他科目」が重い
理系:数学・物理・化学
文系:国語・社会の暗記
高3は時間が足りません。
高2で準1を取るメリットは、高3で「英語以外」に思い切り時間を使えることに尽きます。
まとめ:学年別の理想の受験スケジュール
中1:5級 → 4級中2:3級
中3:準2級
高1:2級
高2:準1級
英検は、思いついた時に受けるものではなく、「戦略的に積み上げることで、入試が圧倒的に有利になる」資格です。
中1〜高3の6年間は長いようで、実際にはあっという間。
早めに準備するほど、大学受験の選択肢は大きく広がります。
お子さまの現状が「今どの位置なのか」「次にどの級を目指すべきか」をぜひ一度確認してみてください。
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