こんにちは!講師の橋本です!
お風呂に入って温まると、鏡が真っ白に曇ってしまって顔が見えない!なんて経験、誰にでもありますよね。一体、あの「曇り」の正体は何なのでしょうか?そして、どうして水滴になって流れていくのでしょうか?今回は、身近なこの現象に隠された理科のフシギを、結露(けつろ)と表面張力(ひょうめんちょうりょく)という2つのキーワードで解き明かしていきます。
お風呂の鏡が曇る一番の理由は、「結露」です。
お風呂の中は、シャワーや湯船から出る水蒸気でいっぱいです。この水蒸気は、目には見えない小さな水の粒(気体)として空気中に漂っています。
一方、鏡は冷たいですよね。温かい水蒸気が冷たい鏡に触れると、水蒸気は急に冷やされて、元の水(液体)に戻ろうとします。このとき、空気中の水分が冷たいものに触れて水滴になる現象を「結露」と呼びます。例えば、冷たい飲み物を入れたグラスの周りに水滴がつくのも、同じ結露の現象です。空気中の水蒸気がグラスで冷やされて水滴になっているんです。鏡が真っ白に見えるのは、この非常に小さな水滴がたくさんくっついているため。光が水滴に当たって乱反射することで、鏡の向こうが見えなくなる、というわけです。
水滴がまとまって流れる「表面張力」のチカラ
しばらくすると、鏡の曇りがスーッと流れ落ちていくのを見たことはありませんか?これは、「表面張力」という水の性質が大きく関係しています。表面張力とは、水がなるべく小さい表面積になろうとする力のことで、水分子同士が引きつけ合うことで生まれます。水滴が丸い形をしているのも、この表面張力によるものです。水が水滴のままでいようとする力が働くため、鏡の表面に広がるのではなく、水滴としてまとまろうとするんです。
鏡にできた小さな水滴たちは、この表面張力によって少しずつ集まり、やがて大きくなります。そして、ある程度の大きさになると、表面張力だけでは支えきれなくなり、重力に負けて下に流れ落ちていく、という仕組みです。
つまり、鏡が曇るのは結露という現象で水滴ができ、その水滴が表面張力によってまとまり、重力で流れていく、という一連の理科の法則が働いているんですね。
たったこれだけの現象にも、理科の面白い仕組みが隠されているなんて、なんだかワクワクしませんか?
日常生活には、まだまだたくさんの「なぜ?」が隠されています。これからも色々な「なぜ?」を一緒に楽しく探求していきましょう!
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