こんにちは!講師のくわはらです。

今年の4月に第266代ローマ教皇フランシスコがお亡くなりになられました。その後にコンクラーベについて報道されたことは記憶に新しいのではないでしょうか。

コンクラーベって何だろう…?と疑問に思われた方必見!!

今回はコンクラーベについて説明します。

 

 

そもそもコンクラーベは、教皇が代替わりする時に開かれる会議の名称です。世界一小さい国であるバチカン市国のシスティーナ礼拝堂がその舞台です。枢機卿、いわゆるカトリック教会における教皇の最高顧問が赤の衣装をまとって出席します。

 

 

ここからはコンクラーベの流れをいくつかのパターンに分けて説明します。大前提として、新教皇の選出には投票数の3分の2以上の賛成が必要です。この条件を満たす候補者が出るまで、ひたすら繰り返し秘密投票を行います。

 

その1 初回投票で新教皇選出

初日午後 枢機卿が新教皇に推薦する枢機卿の名を投票する

その後に結果を確認し、条件を満たした者が結果を受け入れたら新教皇が決定!

これが最短の選出パターンです。

 

その2 2日目に新教皇選出

2日目の午前と午後2回ずつ投票

(この中で条件を満たす者が出た場合は終了)

 

その3 3日目で決まらなかった場合

最大1日、祈りの時間をおいてから投票

(この中で条件を満たす者が出た場合は終了)

 

その4 7回投票しても決まらなかった場合

1日置いて7回投票を行う(この中で条件を満たす者が出た場合は終了)

 

その5 その4でも決まらなかった場合

祈りや対話をさらに1日行ってから、前回の投票の上位2人で決選投票

条件を満たす者が出たら新教皇決定!

 

このようにコンクラーベの進行には厳密なルールがあります。1268年には選出まで3年かかったという記録も残されており、進行の厳密さをうかがうことが出来ます。こうした厳密なルールは、進行だけではありません。枢機卿は新教皇選出まで外部との連絡が一切禁止されます。礼拝堂からの退出はもちろん、新聞やネット等を用いた外部の情報入手も禁じられています。

 

 

ではここからはコンクラーベや教皇にまつわる問題を3選ご紹介します。

 

No.1 コンクラーベで使用される投票箱はどのような形でしょう?

日本の選挙箱は四角い箱で上部に投票用紙を入れる穴が開いています。しかしコンクラーベの投票箱は、壺のような形をしています。その上に蓋がしてあり、蓋に投票用紙を置き、蓋を斜めにして壺の中に入れるという方法が用いられます。

 

No.2 新教皇決定時はどのように外部に伝わるのでしょうか?

外部への第一報はシスティーナ礼拝堂の煙突から伝えられます。投票結果に応じて煙の色が変化しており、新教皇決定時は白い煙、そうでないときは黒い煙がのぼります。今回のコンクラーベでも白い煙で新教皇決定が外部に知らされました。

 

No.3 新教皇レオ14世は○○初の教皇。○○に入るのは?

○○に入るのは「アメリカ出身」です。新教皇レオ14世は、アメリカのシカゴ出身で、南米ペルーで司祭として活動していました。ちなみにお亡くなりになられた第266代ローマ教皇フランシスコは史上初イエスズ会出身、かつ史上初南アメリカ大陸出身、1280年ぶりのヨーロッパ以外を出身とするローマ教皇でした。世界の動きに合わせて教皇も多様化しているのかもしれませんね。

 

 

コンクラーベのことを少しでも多く理解できたでしょうか?私は高校で選択していた世界史の授業で、コンクラーベについて学んでいたため、実際にコンクラーベに関する報道を見て知識と現実が繋がったような感覚になりました。講師として授業をする際に、生徒にそうした感覚を楽しんでもらえるような授業を心がけたいと改めて思いました。

最後になりましたが、第266代ローマ教皇フランシスコのご冥福を心からお祈り申し上げます。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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