こんにちは、講師のこやすです!

 

先日、大学の課題で本を購入する必要があり、本屋に行きました。ビジネス書コーナーなどを横切ると、「教養」にまつわる本を見かけることが多くなった気がします。タイパ / コスパよく、手軽に教養を身につけられる —— 「ファスト教養」というらしい。

 

 

教養ブームが来ているらしい。ということで、ブームに乗っかってみました。

1日1ページ、読むだけで身に付く世界の教養365』 著者 デイヴィッド・S・キダー、ノア・D・オッペンハイム 訳 小林朋則  文響社

↑たまたま家の本棚にあったので。

 

本の帯によると、NYタイムズベストセラーだそうな。毎日5分で1年後、世界基準の知性が身につくとのこと。1週間で7分野(歴史、文学、芸術、科学、音楽、哲学、宗教)、盛り沢山ですね。笑

(毎日コツコツ読むのが苦手なので!)1日10ページくらいで数日置きのペースで読み進めている途中なのですが、結構面白いです。←薄っぺらい感想ですね( ; m ; )

「ラスコー洞窟の壁画」「東方正教会」「善いサマリア人」(本当にごく一部ですが)など、いろいろなことについて書かれており、感想としては”高校生の時に読んでいたらよかった、面白かった!”と思いました。というのも、私は大学受験で世界史を選択しており、例えば、クロマニョン人はフランス南西部のラスコーで〜などと問題に出てくるのです。体感としては、世界史の文化史3〜4割程度はこの本でカバーできるのでは?と考えます。もちろん、勉強の息抜きや知識定着としても使えますし、純粋に面白いので受験勉強関係なくおすすめの本です!ただ暗記するよりも、エピソードの方が残りやすいですし、海外旅行へ行った際に「あ、世界史で習ったやつだ」なんてこともあると思います。点と点が繋がるような感覚でした。

 

 

エピソードや写真は印象に残りやすい、ということで、授業で分からない言葉などがあった際には生徒さんと一緒になって調べることが多いです。南天、コムラサキ、シュロの枝… この単語からみなさんは何を想像しますか?これは、中学生の教科書で出てくる単語なのですが、パッとはイメージが出てこないと思います。ただ、分からないままですと、本文の全体像や作者の意図も掴みにくいですし、作品を存分に味わうことができません。分からない言葉は、すっ飛ばさずに1つ1つ丁寧に調べてもらえればな、と思います。今は、スマートフォンで画像などもすぐに出てくるので便利ですよね。調べた後に、「これってこういうことか」「あ、これ○○で見たことある」など、生徒さんからも学ぶことが多い最近です。

 

 

おまけ🐻

高校生の頃、国語の時間に『舞姫』という作品を読んでいる時、ウンテルデンリンデンという言葉を文中で見つけました。その時は、気にもとめなかったのですが、ドイツに行った時にようやく「そういうことか~」と答え合わせをした気分になりました。ドイツ語での綴りは Under den Linden で、”菩提樹の下”という意味だそうな。ドイツ語は英語と同じゲルマン語派なので Under (基本的にローマ字読みでウンター)は ~の下 とすぐ意味が取れますね!8月に訪れたのですが、暑すぎず、爽やかな陽気でした◎

 

↑奥にちょこっと見えるのはブランデンブルグ門です

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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