こんにちは!
講師日記を担当する谷口です。
今回は日本の偉人ではなく、読んだ漫画から「本当かな?」という思いで見つけた魅力お化け曹操を紹介してみたいと思います。ブログを書き終わってみたら長くなってしまいました、、、ごめんなさい。

日本では、正史『三国志』よりも横山光輝の漫画『三国志』や、歴史小説『三国志演義』を基にした作品が広く親しまれています。そこで描かれる曹操のイメージは・・・。
悪役として描かれ、野心家で冷酷、手段を選ばない人物としてのイメージが強いですね。
自分も初めて読んだとき、同じ印象を持ちました。
しかし、"実際は魏・呉・蜀の中で、魏の勢力が強大、、、"
ふと考えたのは、もし曹操が演義に描かれるような冷酷非道な人物だったとして、果たして数百万の人民が黙って従っただろうか? もちろん、現代であれば、インターネットや監視技術を駆使して、国民を統制することは可能かもしれません。しかし、後漢から三国時代にかけて、そんな統制が本当にできたのか? そう思うと、曹操には実は非常に魅力的な何かがあったのではないか、と興味が沸きました。
そこで、まずは『三国志』正史を読んでみました。しかし、これが想像以上に読み物としては地味で、面白くない!戦いのシーンは「誰それがどこで戦い、勝った」といった簡潔な記述が多く、感情やドラマがあまり描かれていないのです。もちろん、少し細かい記述もありますが、普段楽しんでいる作品に比べると極めてあっさりしています。
それでも、曹操という人物像が少しずつ見えてきました。正史は時の権力者に配慮して書かれている部分もあるかもしれませんが、他の文献も合わせて読むと、曹操がいかに多才/万能であったかが浮かび上がります。
歴史上の曹操は、武芸や兵法に秀でていただけでなく、漢詩や音楽、さらには医学や料理など、多岐にわたる才能を発揮しています。特に漢詩においては、儒教的な堅苦しい形式から感情を乗せた新しいスタイルを切り開きました。彼の詩を読むと、意外と人間味あふれる一面が見えてきます。
曹操から学ぶ点はいくつもありますがまず、「改良」や「柔よく剛を制す」といった点が挙げられます。現在の問題に対して、ただ外国や他人を真似するのではなく、良い部分を取り入れる。更に過去の踏襲ではなく独自に現状を見極めて改良する。その姿勢は、まさに日本が得意とするモノづくりにも通じるものがあります。
もう一つ彼の成功から学べる点は、何かを達成するには必ずリスクが伴うということです。リスクを完全にゼロにしようと時間をかけすぎると、チャンスを逃します。大切なのは、リスクをゼロに近づけることではなく、信念と度胸を持ち、状況が変わったときに柔軟に対応できるスキルをもつことです。これが、失敗を最小限に抑え、成功へと導く鍵になります。
今回は具体的なエピソードを紹介しませんでしたが、ぜひ自分でも曹操について調べてみてください。彼は確かに酷いこともしてきましたが、それ以上に魅力的な人物であることは間違いありません。
歴史を学ぶ際には、「本当かな?」と思いながら読むと、裏に隠された面白い事実が見えてくることもあります。皆さんも楽しんで歴史に触れてみてください!
長くなってごめんなさい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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